東大赤門の斜め向かいの路地奥に法真寺があり、
この寺のすぐ隣に一葉が住んでいた桜木の宿があったという。
作品ゆく雲の中の一文『上杉の隣は何宗かの御てらさまにて、
寺内広々と桜桃いろいろ植わたしたれば、こなたの二階より見下ろすに、
雲は棚曳く天上界に似て、腰ごろもの観音さま濡れ仏にておわします。』
あ~、なんと美しい文章なのだ。まるで水が流れるようだ・・・・・・・・・・
この濡れ仏は写真の観音様であり、『こなたの二階』は一葉の家、
桜木の宿であったという。
明日に続く
この寺のすぐ隣に一葉が住んでいた桜木の宿があったという。
作品ゆく雲の中の一文『上杉の隣は何宗かの御てらさまにて、
寺内広々と桜桃いろいろ植わたしたれば、こなたの二階より見下ろすに、
雲は棚曳く天上界に似て、腰ごろもの観音さま濡れ仏にておわします。』
あ~、なんと美しい文章なのだ。まるで水が流れるようだ・・・・・・・・・・
この濡れ仏は写真の観音様であり、『こなたの二階』は一葉の家、
桜木の宿であったという。
明日に続く