木が揺れている｡強い風が吹いているようだ｡
でも図書館から借りていた本を読み終えたので返却して違う本を借りたい私は､外出準備｡
それを見たルンバは､｢私も行く｣と云う｡どうやら外の空気を吸いたいようだ｡
風が強いのに･････
その証拠に､車に乗って走っていたらハゲ頭丸出しで風に飛ばされたキャップを追いかけているオッちゃんを見た｡
私が図書館へ入っている間､近くの公園をウォークすると云うが､帽子には風に飛ばされないように100均で買った紐が付けられていて自信満々｡
彼女も車のキーを持っているので､耐えられなくなったら車に戻るだろう｡
帰途､刺身を買うためにスーパーへ寄った｡
パンパンに膨らんでいる小銭入れと車のキーをズボンの右ポケットに入れてしまった為､片側だけが下がって歩きにくいけれど､ポケットから取り出すのも面倒くさい｡
そのまま店内を歩いていたら､何処かの奥様の視線が私の股間をチラ見した｡
私の膨らんだ部分を大きなアレと勘違いしたようだ｡
その視線を感じた私は､グイッと胸を張った｡
