今頃? と思われるかも知れないけれど、Win7.に入れてあった写真データを今使っているwin10.に移動した。
これが大容量なので数時間かかる作業。
どうやらデジタルカメラを本格的に使い始めたのは2006年のようで、それ以前の画像データはアナログカメラからデータ変換して保存されていた。
亡父も亡母も肌の色艶が良くて、今の私の年よりは若く見える。
そのカメラに向けた笑顔は、とても自然で涙が出るほどに懐かしい。
オネダリしたのか、どうやって手に入れたのかは記憶に無いが、私が初めて手にした一眼レフカメラはペンタックス。
当時はカラーフィルムなんか無くてモノクロオンリー。
今のようにズームレンズが主流では無く、これもどうやって手に入れたのかは記憶に無いが、135mmのレンズを持っていた。
珍しく父が車を運転して家族を連れて行ってくれたのが川湯温泉と屈斜路湖。
その時に立ち寄った硫黄山で、何処かのカメラ倶楽部がモデルを呼んで撮影会をしていたのに図々しくお邪魔。
無断で仲間に加わったのだが、ド田舎に暮らす私はバッチリメイクのモデルさんを初めて見て、その美しさに腰を抜かすほどに驚き、無意識で大接近。
当時、135mmのレンズは人を写すのに最適と云われていたので、モデルさんも私のレンズに気が付いたようで、周りのオッチャンよりも私のカメラに視線をくれ、胸をときめかせて夢中でシャッターを押したのを思い出した。