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3度の“待った”に行司が激怒 館内騒然も「行司によってOKだったりNGだったり…」ファンの反応は様々
そもそもこの記事のタイトルがおかしい。
制限時間一杯の力士が「3度待ったをした」ことに行司が激怒したように取れる。 だが事実は違う。
両力士が立ち合いの呼吸が合って取り組みが始まってから、対戦中の両力士を途中で「待った」で止めたのは行司の方だ。 これを3度続けて勝負を白けさせたのは行司の方だ。
行司によって判断がまちまちと言う言う不満は以前からあった。
今回は遠藤が右手は最初から着いており、左手が微妙だっというのだ。
これは、基準を明確にしていない審判部の責任。
行司が主役になってはいけない。実際に取り組みを見たが1回目などは綺麗に立ち合いが成立していた。
2回目以降も確かに遠藤の手付きは不十分に見えたが、両者の呼吸は合っており止めて注意する程ではない。取り組みの流れからも、その取り組みの時だけ固執する姿勢には違和感を感じた。
少なくとも2回目以降は遠藤は手をついていたように見え、対戦中の両力士が納得しているのに、行司が恣意的判断で取り組みを途中で止めたように見えた。
別の行司は両手を全く着かずに取り組みは続行した。
物言いの審判の判定にも、「死に体」「かばい手」の判断がまちまちで信用できない。
3度の“待った”に行司が激怒 館内騒然も「行司によってOKだったりNGだったり…」ファンの反応は様々
配信
<大相撲十一月場所>◇十三日目◇26日◇福岡・福岡国際センター
前頭四枚目・遠藤(追手風)と関脇・明生(立浪)の一番で、遠藤の手つき不十分により3度続けて立ち合いが不成立となり、行司が次第に語気を強め、さらに鬼の形相を浮かべて注意する一幕があった。館内が騒然となる事態、行司の際どい判断を受け、視聴者からは「激おこ」「判定が厳しい」「どう見ても不十分」「片手だから止めてた」といった声に加え、「行司によってOKだったりNGだったり…」といった戸惑いの声も寄せられた。
1度目の立ち合いで激しくぶつかりあった両者。だが遠藤の左手がしっかりとついていないと判断され、行司の木村玉治郎は両者を手で制しながら「まだまだ!」と止めに入る。続けて2度目の立ち合いに臨んだものの、またもや遠藤の左手が手つき不十分とされ不成立に。木村玉治郎は厳しい表情を浮かべながら、遠藤に歩み寄って指摘する。2度続けての立ち合い不成立に館内がしばし騒然となる中、手つき不十分を指摘された遠藤は自らの左拳に視線を落とし、土を払うような仕草を見せた。
するとABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「ちょっと遠藤さん、腑に落ちない部分もありますけど…1回、左か右、どちらかをついて、タイミングでポンとつく。本当はしっかり両手をついてというのがあります」と状況を解説した。
そして3度目の立ち合い。ここでも同じように遠藤の手つき不十分が指摘されて不成立になると、館内のざわめきは大きさを増した。再び遠藤のもとへ歩み寄った行司の木村玉治郎は「左手がついていない」と遠藤に近寄りながら注意を与えると、再三の指摘に遠藤も困惑気味。多少、腑に落ちない表情を見せつつも頭を下げて審判員に謝罪すると、客席からは仕切り直しに期待するかのような拍手が沸き起こった。4度目の立ち合いでようやく成立すると、遠藤は激しい攻防戦を制して押し出しで7勝目となる白星を挙げた。敗れた明生は今場所負け越しとなる8敗目を喫した。
行司が立ち合いを厳しく判定していたことについて、旭道山は「立ち合いが一つの命ですし、勝負の7~8割がかかっていますから」と説明。さらに立ち合い次第で先手が取れるかどうかが決まることについても触れ「良い形になって良い動きをしたい。ここに微妙な力を加えるんですよ」と力士にとって立ち合いがいかに重要であるかについて力説した。
3度の“待った”という異例の事態を受け、視聴者からは「判定厳しい」「行司によってOKだったりNGだったりっておかしい」「どう見ても不十分」「片手だから止めてた」といった様々な意見が続出。また行司の厳しい表情を受けて「激おこ」「おこじろう」、繰り返し手つき不十分と指摘された遠藤については「遠藤おこ」「これは遠藤が可哀想」といったやや同情的なコメントも寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
西尾克洋 認証済み | 2時間前
相撲ライター
報告
明生と遠藤の一番もですが、貴景勝と阿炎の取組でも手付きの面で立合い不十分となりました。特に後者は優勝の行方を左右する一番で、あのまま続いていたら‥と思わずにはいられないものでした。
立合いについては行司の裁量に委ねられるため、止めがちな行司も存在します。つまり、同じような立合いでもそのまま取組が始まることもあるために...もっと見る
荒井太郎 認証済み | 2時間前
相撲ジャーナリスト
報告
相撲は立ち合いで8割方、勝負が決まるとも言われています。ゼロコンマ何秒の差で立ち遅れると、それが〝命取り〟になりかねないことから、力士はより有利に立とうとするあまり、手つき不十分となることが少なくありません。一方で、互いに呼吸を合わせて立たなくてはならず、この一見、矛盾した二律背反を成り立たせた絶妙なバランスで成り立っ...もっと見る
ter***** | 5時間前
NHKでは、明生の手つきも甘いって言ってたな。
立ち合い、立つ一瞬のタイミングが勝負を決めるのだろうが、待ったなしになって相手がもう手をついて待ってるのに、それでもまだそこから時間かけて腰を落とす、やたらと遅いのは何とかならないかと思うね。
声なき声 | 5時間前
協会が立ち合い研修会を開催し、徹底し統一しないと。
栃錦春日野、若乃花二子山の理事長の頃は かなり厳しく立ち合い研修会を開いていた。
その当時 徹底的に指導されていた現役力士達が今の協会幹部。
当時は理事長が審判部を叱責する事もあり、本気度がファンにも伝わった。
いま力士達に注意をしているという事は、指導出来ないという訳ではないのだから研修会を開くなど
本気で取り組むべき。
「伝統を重んじ、先輩親方を範に」
間垣白鵬に署名させたのだから、協会幹部としては若手親方衆にも範を示す 絶好の機会だ。
こんなバラバラな判断では、先人達も嘆いているよ。
hei***** | 4時間前
行司によって、判断がバラバラというのは、いかがなものかと思う。力士だけじゃなく、行司も研修会をして、統一した仕切りをしてほしい。とは言え、野球のストライク・ボールと一緒である。この一番も、逆に明生の手は、ちゃんと付けてなかったように見えるよ。協会として、ちゃんとした見解を出して欲しい。
ybxmy | 4時間前
本当に行司により違いすぎます。
今回のはどうかわかりませんが
呼吸が合っていれば良いと思いますが
規則と言われればなにもいえないです。
それより立ち会いに入る前に
その力士のルーティンかもしれないけど
相手力士がしっかり両手をついて待っているのに
のらりくらの力士が多く見られ
こちらのほうが呼吸が合わせにくいと思う。
今も多くいますが印象的な力士で
引退しましたが栃煌山さんもルーティン長かったですね。
相手はやりにくかったと思います。
微糖コルレオーネ | 5時間前
北の湖さんたち時代の取組見てると、両手付ける所かスクワットみたいな立合いが多々あった。だからこそ元栃錦の春日野元理事長が大号令を発して立合いの両手付き厳格化に取り組んだわけなのですが……
現在は皆が可能な限り両手を付くようなスタイルになって良くなったと思います。ただ昨日みたいに呼吸合ってれば、両手付いてるか正直微妙な場合は流しても良いと思う。
xdp***** | 2時間前
Liveで見ていたが、確かに遠藤の左手は土俵に着いているかどうか微妙
だったが、一方の明生の右手も微妙だったのに、玉治郎は遠藤の方にばかり
目配りしていたため見逃していて、遠藤にばかりキツイ注意をしていた。
三度のマッタに精神的にダメージがあるならば、明生にも目配りする
べきだったと思う。 それが公平と云うものだと考える。
立ち合いの厳しさは行司にによって違うのは理解出来るが、それは両者に
平等に適用するべきだと思う。
ryu***** | 3時間前
ちょっと行司さん意地になったかな。でも、遠藤2回目の待ったで拳の砂を払う姿。だいたいは手つき不十分だった力士が不利になることが多いが、全く動じていなかった。遠藤は結構ふてぶてしさを持っているなと思ったが、勝負師には必要なこと。
それにしても行司さんによっては明らかに手つき不十分でも成立させてる場合もあるしな……
ont***** | 4時間前
春日野理事長時代の昭和59年の立合い改革の際、両拳を付き静止し呼吸を合わせる事が原則、しかし片方の拳を付き静止しもう一方の拳は土俵に擦る様な形で立ち上がってもOKとされたはずです。
その見解でいくと、明生の方の立合いにも問題があります。(静止していない)
いづれにしても協会でルールを統一して、審判・行司・力士に周知させないと混乱するばかりです。
それにしても昨日の玉治郎の裁きはやり過ぎです。
あれが正しいなら全行司に徹底させるべきでしょう。
行司によって判断が違うのはおかしい。
mah***** | 4時間前
「手付き」については異論反論飛び交うところですが、理想は「両者片手を付いて待ち、互いに呼吸を合わせてもう片方を同時についてはっけよい」となります。押し相撲が主流の昨今では速く立つのが攻防において有利ですので、なんとか速く立とうと工夫するわけです。立ちながら手をグーからパーにして土俵に指をつける者、最初から両手付いて待って、相手の手付きだけに集中する者、突かずに構えて呼吸を外すタイミングで両手をちょこんと同時について立つ者、それぞれ考えていますね。
手を付く、というのが第一義になっているからこうした事が起きるわけです。「立合い」というぐらいですから本来は、両者呼吸が合ってれば良いと思うのですがね。むしろ手を付いていたからといってどう見ても合っていない立合いもあるわけで、ああいうのは物議の元となりますし、第一に見ていてつまんないですよね。第一義をどこに置くかを協会でも一度議論して欲しいところ。
br1***** | 5時間前
確かに遠藤の左手はついていなかったですね。
流れでOKにするか仕切り直しをさせるかは、あくまで行司の判断なので審判員もなにも注意をしなかったのでしょう。
勝敗決着後に遠藤の左手甲には土がついていましたので、最後はしっかりと仕切ったようです。勝ててよかったですね。
かつて立ち合いがいい加減になった時期があってその時は審判員が厳しく注意をしていました。
今回はそのとばっちりを受けたのが次の貴景勝でしょう。
同じく右手がついていないと指摘を受けて仕切り直しをした後、阿炎に負けました。
貴景勝は恐らく同じ行司に何度も仕切られており、立ち合いの流れは変わっていないと思うのですが、この日は明らかに遠藤のとばっちりで厳しくされたのでしょう。