「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

U君からのメール

2011-03-26 09:16:22 | 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
日本時間 2011年3月26日(土) 09:15
中米時間 2011年3月25日(金) 18:15

卒業生のU君からメールが届く。南相馬市の現場に入ることになった、と。
ゼミ生ではなかったが、中学生向け出前講座などのいろいろな活動に、
大変熱心に取り組んでいた学生。
念願かなって消防士となり、今に至る。

緊急消防援助隊の一員としての派遣とのこと。
教え子が、緊消隊の一員として現場に行くようになるとは、
時の経つのは速いもの。

すでに、昨春に本学を卒業したゼミ生K君が、
東京消防庁からの派遣で現地入りしている。
U君にはK君と連絡を取るようにすすめ、
その後のメールによれば、すでに連絡はとれたとのこと。

消防の世界は、決して楽ではないが、
生涯をかけるに値する仕事であると心から思うし、
また、そのような思いで必死にがんばっている仲間達がいる。

機会があれば、大学に来て話をしてくれると言う。
消防や防災に進む後輩たちの道を照らすことができれば、と。
嬉しいことを言ってくれるではないか。

辛かったら辛いと言っていい。消防人だって人の子。
「旅の坊主」が帰国したら、一緒に飲もうね、U君、K君。


                      (リアルタイムにてアップ)


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