「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

【3月9日】アンティグア⇒グアテマラ・シティ⇒マナグア⇒サリナス・グランデス⇒レオン

2009-03-09 23:34:18 | 国際防災協力
 気合を入れた資料作りが終わった後の高揚感ゆえか、印象的な光景を見た
せいか、あるいは単に深酒したせいか。いずれにしてもなぜか目が冴え、ほと
んど眠らずに朝を迎える。何せホテルの出発は朝5時。ニカラグアのマナグア
に向かう飛行機は6時55分発。寝過ごす訳にはいかなかった。A専門家と
共にグアテマラ・シティーの国際空港へ。

 機中でうとうとしているうちにマナグア着。まずはJICAニカラグア事務所に
向かい、JCCでご一緒したN所長にご挨拶と打ち合わせ。さらにニカラグア
の気象庁に当たるイネテルへ行き、明日からのワークショップに備えて地図
を購入。近くのレストランで昼食の後、ニカラグア西部の古都レオン市へ。

 途中、翌日のワークショップ会場となるサリナス・グランデス地区をざっと
見て回り、写真を撮る。津波リスクはあるが、ありがたいことに絶望的な状況
ではないことがわかり、まずは一安心。

 何と大判コピーの店があった。考えてみれば失礼な思い込みである。古都
レオンはニカラグア最古の大学がある市であり、今でも大学の町なのだそうな。
それゆえ、「ばかにするな」とのお叱りの声が返ってきそう。ともあれ、買った
ばかりの地図をワークショップ用に拡大コピーする。また、透明シートやペン、
ポストイットの緊急調達も。本当は、当地自治体か国の防災機関が、しっかり
準備すべきものだとは思いつつ……。

 夕食は、市の中心部にある広場に面したレストランで。昼間は暑いが夜は
風が心地よい。

                                    (3月14日記す)


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