「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

教育論議

2010-10-31 23:40:51 | 国際防災協力
日曜ということもあって、のんびりした朝となる。
いつものように、シャワー、コーヒー、果物の軽食、等々。

昼過ぎ、JICA事務所のMさんが迎えに来てくれる。
年末に任期を終えて帰国するのだが、
車をどうするつもりなのか、その辺りを聞きたくて、
昼食にお誘いした次第。
(もっとも、先方の送迎付きではあるが。)

ヘネラル・エスカロン大通りに面した
ショッピングモールのピザ屋さんへ。
なかなか美味しく、食べ応えのあるものであった。

小学校の教員、JOCV隊員、JICA事務所スタッフ、と、
多くの経験を持ちつつ今に験を持つMさん。
言っていることに、なるほど、説得力がある。
経験と考えの深さのなす技なのだろう。

お互い、教育に携わっている者として、
次の世代への接し方について、議論となる。

夢を語ること。
褒めるべきものがあったら褒めること。
褒めるに値しないなら褒めないこと。
何であれ、挑戦しようとする子供は応援すること。
大人であることを見せること。
大人と子供の間にある決定的な差をどう考えるかということ。
等々。

帰国されたH専門家が、帰国報告会の時、
「住民をその気にさせる秘訣は?」との問いに、
「専門家が本気になること」と答えていた。

本気になって向き合うかどうか。
それは、どこでも一緒なのだろうなぁ……。

モールの中の本屋さんで、
極めて遅まきながらも、サンサルバドルの地図を買い、
同じくモールの中のスーパーで買い物。
そのままMさんに自宅まで送ってもらう。
(コーヒーくらいお誘いすればよかったと反省……)

再び、ノートとパソコン、ヘッドセットの活動に戻る。
なかなか20通のメールは書けないが……。


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