<皇居 こうきょ>
内宮の心御柱の真上に当たる場所には、
御神体である八咫鏡(やたのかがみ)
が祀られていると聞きます。
また、埋められている心御柱の寸法は、
今上天皇のご身長と同じだとか。
心御柱の神事に関わる神官は、
限られた人数しかいないそうですし、
心御柱の詳細に関して口外は厳禁。
儀式の内容や祭詞は、秘事中の秘事であり、
心御柱の伐採場所も秘密事項だと聞きます。
出雲大社の巨大な宇豆柱(うづばしら)、
諏訪大社の御柱(おんばしら)など、
柱は神様の依り代としての役目を果たします。
内宮の心御柱は、日本の祭祀者の頂点に立つ、
天皇の形代でもあるのでしょう。