たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

奉幣

2015-04-05 12:45:45 | 伊雑宮・風宮式年遷宮

<外宮 げぐう>

 

大御饌に続いて行われたのは、

天皇陛下から奉られる

幣帛 ( へいはく ) を奉納する 

奉幣(ほうへい)という儀式です。

古くは「 一社奉幣 ( いっしゃほうへい ) 」と称され、

遷御とともにひときわ重んじられてきた祭儀だとか。

遷御の儀の後、天皇陛下から派遣された勅使(ちょくし)を、

初めてお迎えする祭典でもあります。

 

この風宮の奉幣をもって、

8年にもおよぶ遷宮行事がすべて終わりました。

長く続く奉幣の参進の列が、

外宮の杜の中に消えていくのを見届けながら、

20年後の遷御の儀も、

相変わらずこの場にあることを、

心の中で強く祈念した次第です。