たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

桜と神様

2015-04-12 14:42:44 | 歴史・神話・旅・風景

<氏神 うじがみ>

 

普段見慣れている景色のあちこちに、

桜の彩りが添えらえるこの時期になると、

「日本人は本当に桜が好きなのだな」と改めて気づきます。

すでに関東より西の地方では、

満開の時期は過ぎ、葉桜となってしまいましたが、

荒天の合間をぬって、神社と桜の風景を巡ってまいりました。

 

ちなみに桜という名前の語源には、

いくつか説がありまして、 代表的なのは、

古事記に登場する「木花開耶姫(このはなさくやひめ)」

の「さくや」が転化したという説。

そして桜の「さ」が穀物の霊を、

「くら」が神霊が鎮座する場所を表すという説などなど…。

 

いずれにせよ、「神様」を呼び寄せる花として、

日本人の生活と密接に結びついているのが桜でして、

春になったから桜が咲くのではなく、

「桜が咲いたから春が来る」という話も、

あながち間違ってはいないのでしょう。