goo blog サービス終了のお知らせ 

夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

昨日

2011年06月26日 14時03分58秒 | 日記

昨日、知人が召されたという連絡が入りました。
最初にお会いしたときにはカメラ(それも鳥用の長いレンズを付けたもの)とデジスコを担いでおられました。
でも、その背にはリュックの中に酸素ボンベ、口にはチューブ、そんな恰好で、100メートルも歩くと、立ち止まっては苦しそうに深呼吸。
そんな状態で、今日は富士山、明日は渡良瀬と、鬼気迫るような、見ている方が苦しくなるような活動を続けておられました。

自分も病気をして、いろんな活動ができなくなっていますが、彼女のように積極的に何かをしていこうという気持ちを保つことがどれほど、大変なことか、今さらながら思い知らされている毎日です。

鳥が好きな彼女のこと、あちらへも鳥の背中に乗って行かれたのでしょうか。
あちらでもデジスコを構えて、もうこちらの世界にはいなくなってしまった鳥たちを追いかけておられるのかな。

ドクターストップが出ていますので、お別れにいくこともままならない。
遠く離れた岬の地から、ご冥福をお祈りするしかありません。




最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご冥福を (さち)
2011-06-26 21:07:06
幽霊トンネルなどを撮られに来てらした方ですか。


かげろうの様にはかなく逝ってしまったのですね。心よりご冥福をお祈りいたします。

返信する
はい (赤い風車)
2011-06-26 22:15:41
あの方です。
なにか憑かれたように、あちこち走り回って、写真を撮られておりました。
あの頃から、自分の命をご存知なのかなって思いで、その姿を見ておりました。

今や、私が彼女の代わりになったような状況ですけど、私にはあれほどのエネルギーはないな、、、

凄い生き方でした。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。