夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

僕ちゃん本物の天才だぁ!  見渭水思秦川  岑參

2006年11月21日 22時04分57秒 |  漢詩を長崎弁で
秋思で「僕ちゃん天才だった?」って疑問符付きで天才の片鱗をお見せして
汾上驚秋で「天才? 天災? ただの馬鹿?」なんておちゃらけを書いていたけど、
その後は絵葉書写真とか、西洋風水炊きとか、糠漬けとか、ばかばかしいもので爪を隠していた。
でもお風呂に入っていて、ふと確信がもてた。僕ちゃんは疑問符なしの天才だと。

渭水東流去
何時到雍州
憑添兩行涙
寄向故園流
  
  (西過渭州)見渭水思秦川
   岑參
    
渭水東流し去る
何れの時か雍州に至らん
憑(たの)むらくは兩行の涙を添え
寄せて故園に向かって流さんことを

以下風車

渭水は東へ向かって流れている
この水はいつかは長安へと着くだろう
どうか、私の流れる二筋の涙を
長安の家族に届けて欲しい

さてこれからが天才の照明じゃなかった、証明

都へ流れる墨田の水に
紅葉落として返を待つ
   (ちょいなちょいな~)


こん川は田舎まで続いとる
水はいつかわ故郷につくじゃろうね
ここで流した涙も水に乗って
家族の下に届くやろうか


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