夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

道の辺の草深百合の花笑に咲まししからに  ヤマユリ

2008年07月20日 23時09分39秒 |  気になる詩、言葉

道の辺の草深百合の花笑に咲まししからに
  妻というべしや
     万葉集
     7-1257

草深い道のほとりの百合が咲いているように笑ったからって言って
  もう私の妻だなんて思えるのは自意識過剰すぎませんこと???




まあ、よくあることですよ。
別に若い男性だけがそうなるのではなくて、歳を取っていてもね、、、
にっこりされると、この子、私に気があるんじゃないだろうかなんて、、、
やっぱり、男って、その辺自意識過剰なんでしょうね~

いつまでたっても幼稚なその辺を手玉に取られたりして、、、
泣いているのは誰?  

 


教えてください  オナガアゲハ?

2008年07月20日 22時32分16秒 |  岬な日々

岬にはアゲハの類が多く飛んでいます。
うちのベランダはクロアゲハの運動場になっています。
今日はそれに混じってアオスジアゲハのようなのが2頭飛び回っていました。
ただ、青が鮮やかな緑に見えるのですね。
写真には撮れませんでしたけど、こんど抑えられましたら、こちらでお聞きします。

今回はそれとは違うもの、これはオナガアゲハなのでしょうか。
それともジャコウアゲハ?
体が見えませんので、赤い線がわかりません。
縁の黒を除いて羽全体が明るい栗色(茶色)に見えていました。


アカウミガメの産卵   いすみ市岬町

2008年07月20日 20時31分47秒 |  岬な日々


先ほどの、再会したいもの、、、、という日記に、いすみ市には自然が残っていてっていうコメントをいただきました。

確かに、孔雀や、きょん、アナグマ、アライグマ、狸、狐、ハクビシン、猪などいろんな動物がおります。
その中でも、今回はちょっと変わったものをご紹介しましょう。

アカウミガメ。

いすみ市岬町は実にアカウミガメの産卵の北限なのです。
六月中旬くらいになると、アカウミガメが産卵のために上陸します。
卵は6-70日くらいで孵化し、海に帰っていきます。
いすみ市には海がめを守る会と、いすみの自然を守る会があり、いすみ市と協力して海がめの卵の孵化を見守っています。

今回は、アカウミガメの写真は撮れませんでした。卵を産みつけたところはトップの写真のように柵をして保護されています。
下はその卵を産みつけたところ、海がめが砂をかき集めて卵の上にかけていますのでこんもりとなっているのがお分かりだと思います。



ここはアジサシなども産卵するところ。
アカウミガメは卵を波から守るために、かなり奥に入って卵を産みます。
でも、ここは海水浴場の真っ只中です。
今日も一つの柵のそばでは海水浴客がバーベキューをしておりました。
人の左側の白いのが柵につけられた注意書きです。




でも、いすみ市の太東岬は九十九里の砂浜の終点。
ここから南は館山までかなり山の迫った地形になります。
海もかなり近くを暖流が流れている。
そのせいで、植物なども北限とされるものがあったようです。
ただ、今は温暖化の影響で、それがどの程度確かか、わからなくなってきました。






再会したもの、再会したいもの、会いたいもの、、、、  いすみ市岬町

2008年07月20日 19時15分06秒 |  岬な日々

Mixiのいすみのコミュで、今、孔雀が道路にいますってコメントがありました。
先日来、孔雀がいるということでトピックが立っていたもの。
最初は写真付でした。今日のは「遠いので写真は無理だけど、今双眼鏡で見ています」って、現場中継でした。

ここは岬に来たときには、鳥の写真を撮影するために必ず回る場所なので、このトピックが立ってからは注意してみているのですけど、何度行っても空振り。
今日はトピックが立ってすぐにうちを飛び出して見に行きましたけど、やっぱりだめでした。
残念、そのうちにお会いできることを期して、、、

ところで同じMixiのコミュでは、私がきょんをみたってことでトピックを立てています。その後、その場所の草が刈られてたりして、見たことはありませんが、そこではアナグマやアライグマ、ハクビシンなどさまざまな動物が生息していることが報告されています。
こちらは、再会を期しております、、、、

そして、コジュケイ。
いすみにはたくさんいます。道路でのんびりと散歩しているのをよく見かけます。
うちのそばにもカップルがおりましたが、2ヶ月ほど前に、巣のすぐ上の土地を売るということで草刈などをやっておりました。その後、見かけなくなって、どうしたのかと心配しておりましたら、なんとうちの近くに引越ししたみたいで、今日はそのカップルとの再会を果たせました。


紋付、、、 一つ、、、 三つ、、、、五つ????

2008年07月20日 12時19分43秒 |  非・常識的茶道
マイミクさんが着物の紋について書かれていて、「人から一つ紋はお手伝いさんに着せたものだから「女中紋」そうでなければ三つ紋以上を着なければ」って聞いた話をレスで紹介されていた。

この方、その前は、着物には羽織ってことを書かれていたんですよね。
女の人にとって帯付の礼装ではない小紋などには羽織を着てちょっと格をあげてあげるってことなのでしょうか。
でも羽織は本来、カーディガンなんかの着物版。普通に思われているほど格の高いものじゃない。
格の上なのは、道行なんかになってくる。
道行は時代劇みていると出てきますよね。

読みながら、そうなんだ~って思いながらも、着物を着ることも少なくなって、着る機会を探すほうが難しくなってくると本来当たり前の常識がなくなってきている今の自分の状況を考えてみると、日本の文化やその中での常識がなくなっていくのも仕方ないのかなってちょっと寂しい。



紋の話も、この方は女性。お茶会に呼ばれたとき、お呼びする側、そして正客であるのか、亭主であるのかでもずいぶんと違うはずなのだけど、それ以上に私の場合には男だから、この方とはちょっと違うものを期待されているかもしれない。

男ならお茶会に五つ紋の紋付羽織袴はないと思うけど、三つ紋の羽織だって、「お茶会に三つ紋の紋付羽織???」 一つ紋だってうちの師匠は絶句するに違いない。「あなたは男だから、そこまでする必要あるのかな~」って悩む日々を与えるのかな。

まあ、お茶会に出るなんて私の日常では絶えてないことだからどうでもいい雑学上の興味でしかないけど、、、、
まして着物を着て電車にでも乗った日には、なんか特殊な職業の人なんて風な奇異な目線が突き刺さってくる。
着物を着る習慣がなくなってきているし、それにつれてそれに関係した風習や、伝統、文化が廃れても仕方がないことなのかもしれない。

日本の常識が、雑学でしかなくなってきていることが寂しいのですよね。