夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

アカウミガメの産卵   いすみ市岬町

2008年07月20日 20時31分47秒 |  岬な日々


先ほどの、再会したいもの、、、、という日記に、いすみ市には自然が残っていてっていうコメントをいただきました。

確かに、孔雀や、きょん、アナグマ、アライグマ、狸、狐、ハクビシン、猪などいろんな動物がおります。
その中でも、今回はちょっと変わったものをご紹介しましょう。

アカウミガメ。

いすみ市岬町は実にアカウミガメの産卵の北限なのです。
六月中旬くらいになると、アカウミガメが産卵のために上陸します。
卵は6-70日くらいで孵化し、海に帰っていきます。
いすみ市には海がめを守る会と、いすみの自然を守る会があり、いすみ市と協力して海がめの卵の孵化を見守っています。

今回は、アカウミガメの写真は撮れませんでした。卵を産みつけたところはトップの写真のように柵をして保護されています。
下はその卵を産みつけたところ、海がめが砂をかき集めて卵の上にかけていますのでこんもりとなっているのがお分かりだと思います。



ここはアジサシなども産卵するところ。
アカウミガメは卵を波から守るために、かなり奥に入って卵を産みます。
でも、ここは海水浴場の真っ只中です。
今日も一つの柵のそばでは海水浴客がバーベキューをしておりました。
人の左側の白いのが柵につけられた注意書きです。




でも、いすみ市の太東岬は九十九里の砂浜の終点。
ここから南は館山までかなり山の迫った地形になります。
海もかなり近くを暖流が流れている。
そのせいで、植物なども北限とされるものがあったようです。
ただ、今は温暖化の影響で、それがどの程度確かか、わからなくなってきました。






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そこに卵が... (芝桜)
2008-07-21 21:25:34
テレビで見たことがあります。
ウミガメの産卵シーン。たくさん産むんですね。そして卵が孵化してそれらがいっせいに海に向かって這っていく様子。多分真夜中か明け方ですよね。カメラ片手に張り込みをしますか?

返信する
Unknown (赤い風車)
2008-07-21 21:54:23
たぶん、今でも、ぼつぼつと産卵のために上陸してくる亀がいると思います。
10キロ以上の浜を(車は入れません)見回る体力が欲しいです。

そしてあと一月くらいするとぼつぼつと卵が孵化するのでしょうか。最初のがいつ産卵したのかわかりませんので、いつごろになるのか全く不明です。

返信する

コメントを投稿