夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

花縮砂  ジンジャー 追加と写真を変更しました  ピントを見る

2008年07月29日 22時27分16秒 |  デジカメ練習帖
知人のブログにピントの話があり、私も気になっていることがあったので、テストのために写真を撮り直ししました。一番下の蛇の足にデータを追加しました。


岬には野生(本来は野生はないっていうのですけど、野山に咲いていれば、私的には野生ですね)のショウガが白い花をつけ、あたり一面を梔子のような芳香で包みます。
庭に欲しい一品だけど、一度植えると、庭中を占領してしまうかもしれないと恐れています。
これは園芸種のショウガ。ジンジャーとして花屋さんには出回っています。
残念ながら匂いはありません。





ところでMixiのほうに知人からミョウガと読み間違えたってコメントがありました。回答をこちらにも転載しておきます。


>>
おかしくないですよ。

ミョウガもショウガも同じ仲間。
分類も科も属もショウガの仲間なんです。
字もミとシの違いだけ。なんて。


同じ時代に日本に入ってきて、ショウガが香りが強いので兄香(せのか)、ミョウガを妹香(めのか)っても呼ぶみたいです。

花も、ミョウガには花ミョウガなんて言い方がありますよね。花を見るとミョウガの方が頭に浮かびやすいかな。
学名はZingiber mioga、やはりジンジャーが入ります。英名はmyogaです。

ショウガの英名はジンジャーですけど、タイトルにした花縮砂はほんとうはホワイトジンジャーですね。

ところでもう一つコメントが来ました。ミョウガと物忘れについて、、、
こちらも私のレスを紹介しておきます。


まったくの迷信だと思います。
でも確かその噂の元はあったみたいです。
お釈迦様のお弟子で、名前は「忘れました」けど、忘れっぽい人がいて、自分の名前も忘れてしまう (って言っても、私のことではありませんので念のため)
胸に名前を書いた名札をつけたんですけど、名札をつけたことも忘れてしまう。(だから~、 私のことじゃないってば)
この人が死んだときに、お墓にミョウガの花が咲いたっていうので、これは彼の生まれ変わりだろうということで、ミョウガは物忘れの象徴にされてしまったようです。




久しぶりの蛇の足;
ところで、知人のブログにコメントをつけD300に変更した一つの理由がどうもピントがあまりうまくこないということだと書きました。
そのことがちょっと気になって、このショウガの写真を撮り直しました。



一応、ピンとは来ているのでしょうね~
でも質感がいまいち。これ以上を望むなら、ってそう望んでいるのですけど、D3かD700。おそらくそれでも駄目でしょう。風景やポートレートを撮りたいなら、フィルムカメラ、それも大判に戻るしかないのでしょうか?

今回は
D300
Micro-Nikkor 200 F.4 
ISO 200
WB Auto
三脚使用です。



賞味期限 ピアノの場合  リンクを追加しました

2008年07月29日 17時53分06秒 | 芸術・文化
ちょっと前に熊本マリさんの「人生を幸福にしてくれるピアノの話」という本について日記を書いていたことがあった。この人のことはこっちのほうが面白いかな?
楽器やホールのピッチや音色、響きというようなことは門外漢の私にもいやおうなしに耳に入ってくるけど、ピアノを弾かない私なんかには判らないような湿度の話がでていたりして面白かったんだけど、この本の中にピアノの「賞味期限」の話が出ていた。
たしか25年くらいって書いてあったのかな?
えぇ~って思う。そんなに短いのかな?

確かに楽器の「賞味期限」についてはよく話題になる。
バイオリンなんかは、例えばストラディバリウスは300年経った今でも、「期限切れ」にはなっていないし、ピアノもそんなものかと思っていた。

以前にも、知人がストラスを持っていて、彼の先生もまたストラスを持っているんだけどこの先生の楽器をどうしても聴いてみたいと書いていたことがあったと思います。
彼のは今のピッチに合わせた「普通の」ストラスだけど、彼の先生のはオリジナルのままのもの。おそらく現存するものでは唯一のオリジナルピッチのものなのです。バイオリンもやはり賞味期限があるので、ストラディバリウスも作られた当時の音を聞いておきたい。ストラディバリがどんな音を目指していたのか、その期限内にその音を頭に刻んでおきたいな~って、、、でも、この先生、世界的なバイオリニストだから、ちょっとお宅をお訪ねして聞かせてくださいなんていえないしね~なんてもだえた日記でした。

ピアノの場合は、今のピアノの形態になって200年ちょい(まあ、何を持って今のピアノだというかによって違いますけど)だからまだまだお若いさなかだろうと思っていたのですよ。
だから演奏家が賞味期限が25年なんていうと「へぇ、そんなものかな~」という気がします。
ということは、ベーゼンドルファーのインペリアルでも殆どが賞味期限切れなんでしょうかね。特にタイプ3なんて面白いピアノだったけど。
でも、そうすると今聞いているオリジナルのピアノフォルテやチェンバロは全部期限切れの音? 知人のピアノフォルテなんかずいぶんと艶やかな、色っぽい音を奏でるけど???

ベーゼンドルファー
この日記にはずいぶんとこのピアノのことが出てきます。
やはりExtendされた低音部が格別なのですね。別にこれを弾かなくっても、この追加された低音部のために全体がデザインされたということが中音から下の響きが全く違うものになっている。別格のピアノなんです。
もちろんベヒシュタインの音の切れというのも別格ではありますけど。

気になるものには積極的にアプローチして、何が何でも聞いておくべきなのでしょうね。知り合いの刀剣の専門家だったら、インペリアルの1,2,3をあちこちののホールで聞き比べしたいなんて言いだすかもしれませんけど、私はそこまで贅沢は言わないから。

賞味期限が過ぎる前に、、、、、



お茶碗だってね~
利休のころのものは、もう使えないって話を先日の茶壷のときに悪口を書いていた著者に言われたことがある。
彼女は美術館の人だから、陳列していればいいのでしょうけど、お茶碗でも刀剣でも本来は道具、林家先生がおっしゃっているように「使って何ぼ」なんです。
その辺の微妙な差が茶壷の本にもお茶人が解説を書いて欲しかったな~ってことだけど、この日記とは関係がないか。




賞味期限が過ぎる前に、、、、、
うん。


友人がニーナ・アナニアシヴィリの公演に行ってきて、さかんにいつまで踊れるか気にしていた。
踊るだけならねぇ、彼女より十年以上あとまで踊っている人もいないでもないよね~
艶やかかな色気とかなんとか、かんとか言い出したら、それがバレエであるのかちょっと判らなくなるけど、、、、

賞味期限ねぇ
うん。



なんかおかしい、    無駄遣い

2008年07月29日 10時34分52秒 |  これがまあつひのすみかか我が日本


岬の町を軽自動車で走り回っていろんな風景を撮りまくっているのは読者の方はよくご存知ですよね。
先日もとんぼの沼のほうへ行って、ちょっと田んぼの中を回り道しました。
そしたら、片側1車線の立派な舗装をした道にぶつかりました。
でもね、この道、何にもないところから、何にもないところまで走っている道。
何百メートルかのところには大多喜から御宿への国道が走っているし、反対側にも大原への通り抜け道がある。その間に何故このような道が必要なのか理解に苦しむ。
どこかへの通り抜け道になるような場所でもないし。

なんて考えていたけど、そう思ったら、じゃ田んぼのあぜ道はどうなるんだろうって思えてきた。一日せいぜい何台かの農作業車しか通らないような道が狭いながらもきちんと舗装されて田んぼの中を縦横に走っている。
岬のあぜ道の殆どは舗装されているんですよね。

おまけに、国道とつかず離れずの広域農道は何本も通っている。
確かに、国道が混雑しているときには重宝するのだけど、本来は、国道をキチンと整備することがもっと大切なことなんだろうと思う。

岬の町でちょっと歩き回っただけでも、こんな調子だから、日本中を見回せばこのような無駄遣いは膨大なものになると思うのだけど。

日本ってそんなに贅沢が許されるような状況なのでしょうか?
漁師さんが燃費の高騰で生活が成り立たないから補填しなければならない。
農家も燃料代や、肥料、輸送代が高騰してやっていけなくなっている。
電気やガスの穀物などの高騰を受けて、生活必需品の全てが値上がりしている。
年金生活者や身体に障害を持つ人たちの生活補助だってままならない。
生き死の問題だって声がそこここに聞こえてくる。
医療も荒廃している。
子育てを支援するインフラも荒廃してきている。
親たちは子供を作ることを躊躇している。
普通に生活している人たちもいつなんどき弱者になるか判らない。
日本の現状ってそんなんじゃなかったのかな?
日本って

漁業支援に745億  政治家の役割って?

2008年07月29日 08時52分07秒 |  これがまあつひのすみかか我が日本

政府は漁業支援に745億を補填することに決めたとのニュースが流れていた。
たぶんそんなことになるだろうなとの思いがあったので驚きはしないけど、政治家の牽引力のなさを残念に思えてならない。

日本の官僚は世界的に見ても優れたスタッフの集まりだと思うけど、彼らの一番の弱点は、問題があるときに、助成する。そのために税金を使うという構図から離れられないこと。もちろんそれで自分たちの予算が増えるということは自分たちの権力が増えることだとの気持が心にあるからなのだろうとおもうけど。

確かに、燃費が3倍にもなっているのに売値がそれについていかないという漁業関係者の苦しみはわかる。でも、周りを見てください。穀物の高騰、原油の高騰などで全ての物価が跳ね上がってきている。
この処置で漁業は一段落したとしても、次々と同じような問題が発生するのはわかりきったこと。その都度国費を使って補填したり、助成したりしていたら税金はいくらあっても足りないはず。

官僚の思考構造がこのようなものであれば、それにもっと大所高所的な観点からブレーキをかけていくのが政治家の役割だと思うのだけど、今の政治は官僚の言うがままになっているとしか思えない。

例えばガソリンの暫定税率を大幅に下げる。これによって、温室や、輸送、そして値上げが決定している電気やガスなどの値段を下げさせる。あるいはもっと別な税金を暫定的でもいいから下げて国民の生活を安定させ、購買欲を上げていくというような発想は官僚には難しい。むしろ政治家のリーダーシップの下でないとできないものだと思うのですけど、それをやれる政治家がいない。

漁業はこれで少しは楽になるかもしれません。でも農家はどうなるのでしょう。電力や石油を使う製造業は? そして輸送業者は? そしてそれらの最終的なつけを回される一般大衆、とくに弱い立場の人たちの生活はどうなるのでしょうか?
個々に助成金や補填をしていたのでは何倍もの税金があってもどうにもならなくなる。だいたいその税金を払える国民がいなくなるのではないでしょうか。


トップの写真はずいぶん昔のもの。
記事とは関係がありません。
カテゴリーの岬の風物、多摩川散歩、写真、、、、以外のものは写真の使い回しをしますので、再掲のものもあります。




漁業支援に745億円 政府・与党、燃料高騰を補填(朝日新聞) - goo ニュース