ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

半年で生まれ変わった! ジャン・リケール ムルソー レ・ヴィルイル VV 2005

2010-04-02 | ムルソー
ジャン・リケール ムルソー レ・ヴィルイル VV 2005
MEURSAULT "Les Vireuils" VIEILLES-VIGNES J.RIJCKAERT




このワインはハーフボトルで4本買った3本目

半年前に飲んだ時は余りの固さと酸味に閉口してしまった
それでも4~5日おくと艶めかしく美味しいワインに変化した面白ワインだった

そして今はどうかと言えば
カラフェの助けもありますが
さすがはリケールの2005のムルソー!
村名ではあるが普段飲みには贅沢なくらい美味しい

ほんの少し酸味が勝ってはいるが
 ・・・・・ムルソーにしては熟成期間が短いからだろう
  ・・・・・・が、酸味が厳しかった半年前とは全く別物のように変わった



ハーフだから熟成スピードは速いだろうと踏んで開栓

それでも1時間半前にはカラフェにワインシャワーで十分にアエレーションさせておいた
注ぎ入れているときからフワーっと蜂蜜香を醸すようなアロマが仄かに香っている

”6ヶ月で読みは正解だったか?!”
などとほくそ笑みながら、頃合いを待つ時間も楽しいものだ



蜂蜜香やミネラル的な香り
 ・・・・Chablisのキンメリジャンのような硬質ではなくフワーと柔らか味のある香と味わい

若い分だけ僅かにツンくるALC臭があるが、気にはならない
と同時にバランスが良いと言える下限にギリギリ入ってきた

酸味が気持強めだからだろうか・・・
味わいにはミネラル感を伴いつつ、完熟したパイナップルやリンゴ蜜が心地よい

しっかりした造り手で良い畑であれば
Vintage05は誰が飲んでも美味しく飲めるワインだろう


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