ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・デ・ギュイヨン ソミュール ラルディル 2008

2013-02-24 | ロワール
L'ARDILE SAUMUR 2008  Domaine des Guyons

前回は1年前の2月でした。
ヴィンテージ2008は、まだまだ酸味が強めに出てきますが、ヤンチャさが治まってきました。昨年と比べてみると、色調の金色が濃くなったのが見た目も、昨年との比較でも分かります。

香りは
乾いた革をベースに石灰、下草や牧草、カボスやグリーンレモン、軽く蜂蜜など
味わいは
強めの酸に、というかリンゴ酸のような、余韻に柑橘とその甘みが出てきています。

こうして特長を記載してみると、シャルドネとの違いがハッキリでますね。前回から1年で随分こなれてきましたが、言うなれば飲み始めなのでしょう。こういうタイプのシュナン・ブランは初めてですが、糖度の高かったVT09と逆に糖度が低く酸味が強かったVT08が好対照すぎて、その振幅幅に戸惑ってしまいます。VT08を2本飲んでみて思うことは、酸味が甘味に変わりつつあってかなり良くなりましたが、それでも来年か再来年が良かったのではと思います。

<モトックス情報>
AOC : ソミュール
セパージュ: シュナン・ブラン(CB) 100%
醸造・熟成・醗酵:オーク樽
年間生産本数:9,000本(VT10データ)
平均収量:50hl/ha(VT10データ)
熟成:オーク樽熟成 9ヶ月(225L、新樽比率20%)

モトックスのWEB情報では、VT10は熟成:オーク樽熟成8熟ヶ月、220L、新樽比率100%に変わっていました。インポーター情報を記載しておきますが、・・・廉価なワインなのに新樽100%って、若いときは飲むなと言われているような ^^;



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