ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・ロジェ・サボン シャペル・ド・マイヤック リラック 2010 ③

2013-02-19 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Domaine ROGER SABON Chapelle de Maillac LIRAC 2010

このワインの開栓は、実はシャトー・ぺスキエ キュベ・テラッセ 2010(2本目も1本目と変わらず)を開栓して余りにも酷い、飲めなくはないがPP94には驚くぐらい酷いワインだったので、ワザと同じ南ローヌのロジェ・サボンのリラックを開けました。位置的にはペスキエのAOCヴァントゥーとロジェのAOCリラックはシャトーヌフはを挟んで反対側ですが・・・。
ペスキエとロジェの比較は予想通りで、比較しようがないレベルで月とスッポンでした。こうなることが分かってて、ちょっと厭らしかったか。
ワイン愛好家としては、”PP94”のペスキエの点数に誤魔化されず、商業主義で評価主義のパーカー・ポイントに振り回されず、某試飲会主催の造詣深いK氏の言われる通り、ちゃんとしたワインをちゃんと飲んで欲しいと思いますので敢えて記載しました。


さて、本題のLIRACのシャペル・ド・マイヤックは3本目ですが、このワインは実に良くできていて美味いです。2つのショップから買いましたのでワインの買値は、2つ。2,000円と2,500円でした。どちらの価格であっても、香味からみれば全く信じらないレベルのワインです。できれば、10年以上寝かせたいのですが、毎年開けて変化を楽しんでしまいそうです。 

<先般のマルテ余談>
”Château Marter Reserve de Famille 2009”の開栓して4日目の2/12の追加寸評。
濃いワインは苦手で、元気良すぎて疲れるような強さがあります。でも、樽っぽさを強く感じさせず、タンニンもガッシリあってそれでいて今飲めるのはなかなかいいですね。メルロー100%らしくサンテミリオン的な味わいをちゃんと連想させます。
ボルドー超優良ヴィンテージ2009だからこそ濃いのか、それは分かりませんが、4日間の落ち着きようからすれば、10~15年程度熟成してからじっくり味わいたいワインです。・・・セラー空かないのでStockが持てないのが辛いとこですけどねぇ。 ^^ゞ



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