ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

サン・ジョセフ ルージュ 2007 クルビ

2011-03-24 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
COURBIS SAINT-JOSEPH 2007

サンジョセフのシラーが100%のクルビのワイン
シラーには焦げパンのイメージあって
熟成してないとちょっと飲みにくいのかなと思ったのですが・・・

開栓当初からフルーティで、セパージュの特徴は控えめ
アタックの優しい飲みやすさがあります

造り手の情報として、クラスマンの2003で調べてみると、★なしで掲載
まあ、それでも十分認知された造り手なんだとわかりました
クラスマンの記載情報では
赤はシラーのみ21ヘクタール、白はマルサンヌ95%、ルサンヌ5%で5ヘクタールを栽培しています
こうして栽培面積を見ていると、流石に栽培の難しいルサンヌは少ないですね

ローヌのVintage2007は優良年ではありますが、南ローヌと北ローヌで
ヴィンテージ評価では98点と89点ですから評価上はエライ差です
で、このワインは北部のサン・ジョセフですから当初あまり期待していませんでした

でも、味わいは
初日のアタックの軽さに”あれ?”という拍子抜けの味わいで
北部の評価に差があるといっても、89点もあるのですが・・・
全体的にちょっと薄めな味わいに飲みやすく造ったのかなあという印象でした
それでも2日目はシラーの強さが少し戻ったような味わいと焦げパンのグリエ香に納得

これで青札2枚でおつりが来るのは有難いですねえ