ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

アンドレ・ショパン NSG レ・バ・ドゥ・コンブ 2008 

2011-03-21 | NSG
NUITS-SAINT-GEORGES LES BAS DE COMBE 2008 Andres CHOPIN

家内が今朝スーパーで
いつものように2-3日に1回の、牛乳1本と納豆を2パック買って来ました
で、レジに並んでた時に
店頭にも一人1本とかいてあるのに牛乳を2本買おうとした人がいたそうで
レジで御託を並べてたそうですが、スーパー側からビシッと言われて結局1本になったそうです
あれだけTVでも言われているのに・・・・・
まだ牛乳を飲めるだけでも、納豆を食べられるだけでも良いのだと自覚がない人がいる
こうした行動の起こる人と言うのは一体どういう精神構造なのだろうか

(以下読売新聞抜粋)
 12日午後、高圧になった1号機の格納容器内の蒸気を逃がすための弁が開放された。格納容器に亀裂が入る最悪の事態はまぬがれた。その弁を開ける作業にあたった男性は、100ミリ・シーベルト以上の放射線を浴び、吐き気やだるさを訴えて病院へ搬送された。
 もともと、この作業では、大量の放射線を浴びる危険があった。このため、1号機の構造に詳しいベテラン社員である当直長が作業を担当。「タイベック」と呼ばれる特殊な全身つなぎ服とマスクを身につけ、手早く弁を開けたが、10分超で一般人が1年に浴びてもいい放射線量の100倍にあたる放射線を浴びた。
(後略)

原子炉大爆発という大災害を起こさない為に、その後もずっと炉心冷却の対策は続けられているのでしょう。昨日のTV放送でも、冷却装置のための電源確保や炉の冷却のための放水のために、決死の覚悟で任務を全うされている方々がいて、支えている家族がいる。日本だけでなく世界の注目を浴びながら。

誰かがやらねばならない事でしょう
その心意気と使命感のある”火消し”プロ集団と家族の気持ちに合掌! ・・・です
何も出来ない私たちは、せめて祈ることと、節度ある買い物や、自宅も会社も節電(社内ではエアコンOFFのためコートやダウンを着てます)など
できる行動をとることが、被災者の方たちに対しても、間接的にできる現在最大限のことだと思います


さて、本題のワインです
A・ショパンは好みの造り手です
そして、このワインは本拠地のNSGであって、ショップのリスト見てて目を惹かれました

NSGなのに味わいが妙に明るく
でも香りはカチッとして、NSGの特徴が出ているようです

開栓当初は、アタックから酸が強く余韻まで残ってきます
かと言って嫌味な酸味ではなく
色目は若干濃い目で、若飲みなのにタンニンを感じさせないほどです
まあこのワインの場合はちょっと早開けになったという感は否めません
それと、Vintageの問題?でしょうか、2日目に若干落ち気味になるのが気になります

好みの塩梅から言えば
酸味が押さえられて果実味が出てくるといいですね
来年辺りからバランスが取れてきて美味しくなりそうです