正さん日記

世の中思いにつれて

たまらない2歳児童2人の死、無謀な右折で保育園児13人が死傷=大津市

2019-05-11 09:45:58 | 社会

 5月8日、滋賀県大津市で2歳の園児2人が歩道に飛び込んできた車にはねられ死亡すると言う悲惨な事故が起こった。もう一人の園児も意識不明の重体になっている。またかとの思いでいっぱいだ

 この事故は、絶対にあってはならない無謀な運転ミスによることは明白だ。52歳の女が逮捕され、62歳の女も一時逮捕されたが、その後、釈放された。

 62歳の軽乗用車が直進中、52歳の乗用車が右折し、軽がそれを避けようとハンドルを左に切ったが、弾みで、歩道で信号待ちをしていた園児の中に突っ込み大事故になったようだ。

 右折車は、前の車が右折したので、その車に続いて右折したところ直進車と接触した。52歳の容疑者は直進車を見ていなかったと供述しているようだが、まったく初歩的なミスを犯してしまった。

 首を傾げるのは、両方の車がブレーキを掛けた気配がないということだ。普通ならば、一瞬の判断で反射的にブレーキに足がいくものだが、それをしなかったことは、パニックになって心身停止状態に陥ったとしか考えられない。

 直進車は、車同士の事故のみに収まっていれば、完全な被害者だが、児童の中に突っ込んでしまい、死傷者が出たこと自体は加害者の立場だ。

 何とか、歩道にいた児童たちを避けるため、とっさのハンドルさばきができなかったのかと悔やまれる。

 被害にあった2歳の男女児童の家族の悲しみはいかばかりか。今回の事故についても、父親の心情が伝えられたが、真に身につまされる。

 一方、事故を起こした2人の運転者も、その家族を含め、事故の責任を一生かけて償わなければならない。人生が一変しよう。

 この大事故の衝撃が冷めやらない内に、10日、愛知県西尾市で、30歳の母親と2歳の男の子が歩道で、ルールを犯した29歳男の車にひかれ、母親が意識不明の重体になるという事故が発生した。

 この車は、右折する際、早くから反対車線に入りそのまま右折し、歩道の親子をひいたとのことだ。

 先日は、東京池袋で、高齢者の車が暴走、12人が死傷した。この事件で、高齢者の運転問題がクローズアップされた。

 それはそれとして大いに問題意識を持たなければならないが、大津の事故は中年、初老の女性、愛知の事故は青年と、不注意による自動車事故は、年令、性別に関わらず発生する。自身も心しなければならない。「関連:4月28日

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