正さん日記

世の中思いにつれて

プロ野球MVPにパが大谷、セは新井が選ばれる

2016-11-30 15:20:20 | スポーツ

 プロ野球セパ両リーグの今季の最優秀選手が発表された。パシフィックリーグは日本ハムの大谷翔平投手(22)、セントラルリーグは広島の新井貴浩内野手(39)がいずれも初のMVPに選ばれた。

 大谷は、投打の二刀流で活躍、いずれも規定数には達していないものの、投手としては21試合に登板し、10勝4敗(完封1)、投球回数140、防御率1.86。打撃成績は104試合、打率3割2分2厘、22本塁打、67打点と素晴らしい成績を残し、日ハム優勝の原動力になった。

 また、大谷はベストナインとしても投手、指名打者の両方で選ばれるという、今までなかった異色の存在感を示した。

 一方、新井は昨季阪神から出戻り、今季は打率3割 本塁打19本 打点101と主力として活躍、黒田博樹投手とともに投打のベテランとしで広島を優勝へ導いた。

 また、新人王にはパリーグが日ハムで10勝2敗の成績を上げた2年目の高梨裕稔投手(25)、セリーグは広島で打率2割7分5厘、本塁打8本を打った高山俊外野手(23)が選ばれた。

 MVPと新人王を選ぶのは全国の新聞、通信、放送各社に所属しており5年以上プロ野球を担当している者でMVPは投票用紙に3名を連記し、1位に5点、2位に3点、3位に1点のポイントが振り分けられ、その合計値が最も高い選手が選出される。また、新人王は1人を記入することになっている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TPP離脱は、トランプ氏の主要な選挙公約

2016-11-29 15:37:58 | 世界

 アメリカのトランプ次期大統領については、選挙中に様々な暴言やかなり強引な公約を叫んでいたが、実際に大統領の椅子に座れば、選挙中の言動を相当修正せざるを得なくなるのは当然のことだろう。

 ただ、どこの国もそうだろうが、公約の中にもこれだけは絶対変えられないものがあり、もしこれを変えれば政治的に致命傷になるものはある。

 トランプ氏にとって絶対変えられない公約の1つにTPP協定があるようだ。大統領選挙でトランプ氏の勝利を決定的にしたのがオハイオ、ミシガン、ウィスコンシンの諸州で、本来ここは民主党の支持基盤だが、今回はトランプ氏がものにした。

 これらの州の白人労働者は、主にメキシコ、カナダを含む北米自由貿易協定(NAPTA)によるアメリカ企業の生産拠点の海外移転により職を失った。これに加え、TPPが発効すれば、これらの労働者にはさらに追い打ちとなる。

 トランプ氏は、TPPに反対することによって、これらの白人労働者の票を手にした。ちなみにクリントン氏もTPPに反対の姿勢を見せていたのもこのような事情があったからだろう。

 しかし、TPPはオバマ大統領が推進したものであり、同じ民主党のクリントン氏なので、選挙が終わればいずれ翻意するものと思われたのかも知れない。

 トランプ次期大統領が、TPPについては来年1月20日の大統領就任後直ちに離脱すると述べたのもこのような理由によるもので、言ってしまえばTPP離脱はトランプ氏の公約実行の第1号になる。

 このように考えると、安倍晋三首相もトランプ次期大統領がTPP離脱について翻意するか否かの確信はもてないと述べたが、TPP離脱はほぼ間違いなく、日本はアメリカの離脱を見通して早急に対策を考えなければならない。

 さらに、トランプ次期大統領が、NAPTAについてはどのように対処するのか。もしNAPTAを見直すことにでもなれば、メキシコやカナダに進出している日本の自動車産業にとってその影響は大きくなる。「関連:11月24日

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴竜が7場所ぶり3度目の優勝

2016-11-28 15:43:08 | スポーツ

 大相撲九州場所は14日目、1敗の横綱鶴竜が大関豪栄道を破り、横綱日馬富士が横綱白鵬に負けたため千秋楽を待たず鶴竜が7場所ぶり横綱になって2度目、通算3度目の優勝を果たした。

 鶴竜は、表彰式のインタビューで優勝するまでを「2年前に止まっていた時間がやっと動きだしました」と名言を述べた。

 地味だが上手い相撲で横綱を射止めた鶴竜は頭の良さでも知られ、モンゴル出身力士とは思えぬ流ちょうな日本語で話も上手くインタビューに巧みに対応した。

 今場所は後半に入っても、鶴竜、日馬富士、横綱白鵬、大関稀勢の里の上位陣に新入幕の石浦も絡んで、優勝争いは混とんとすると思ったが、稀勢の里が横綱3人を連破したものの、13日目に平幕栃ノ心にまさかの完敗、一早く脱落し、14日目に日馬富士も負けてあっさし鶴竜の優勝が決まった。

 稀勢の里は、前半平幕遠藤、小結玉鷲に敗れた2敗が最後まで響いた。結局12勝3敗となり、優勝なしの力士で初めて年間69勝の最多勝力士となった。

 今場所、一応準優勝とはなったが、鶴竜と星2つ離れたのがどのように評価されるか。ただ、3横綱を破ったので来場所の成績によっては横綱昇進もないとはいえない。

 先場所全勝優勝した豪栄道は、相撲内容としては悪くなかったが、結果的には9勝6敗に終わり横綱取りはまた一からの出直しになった。「関連:11月25日

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キューバのフィデル・カストロ元国家評議会議長が90歳で死去

2016-11-27 15:33:14 | 世界

 キューバ革命の父フィデル・カストロ元国家評議会議長が90歳で亡くなった。

 カストロ氏は裕福な家に生まれ弁護士出身、大国アメリカのフロリダ半島まで約150キロと目と鼻の先の小さな島国キューバで社会主義革命を成し遂げた。

 果敢にアメリカと対峙したカストロ氏に対する暗殺未遂事件は600回を超えるという。3年前に実弟のラウル・カストロ現国家評議会議長に実験を譲ったが、1959年の革命以来革命政権を維持しつつ、天寿を全うしたこと自体奇跡的だ。

 カストロ氏は反米の旗手として、中南米を中心に世界各地の左翼勢力の精神的な支えだった。盟友の故チャベス・ベネズエラ大統領ら強硬な反米左派だけでなく、ブラジルなど穏健左派政権にも多大な影響を与えた。

 カストロ氏とともにキューバ革命に寄与したのは、アルゼンチン生まれの医師で革命家チェ・ゲバラだが、ゲバラはキューバ革命を成功させた後、南米各地で革命運動を指導。1967年にボリビアでゲリラ戦を展開中に殺害された。

 また、1962年ソ連がキューバにミサイル基地を建設したことを知ったアメリカのケネデー大統領はキューバを海上封鎖し、10月の「キューバ危機」となった。これは米ソによる第三次世界大戦の危機であったが、妥協が成立、ソ連はミサイルを撤去した。

 こうして社会主義キューバは存続することができたものの、その後もアメリカによる経済封鎖が継続され、アメリカとの国交回復や、市場原理を部分的に導入する経済の段階的自由化を余儀なくされた。

 2015年7月にアメリカのオバマ大統領とラウル・カストロ国家評議会議長とによって54年振りに国交を回復し、ワシントンとハバナで両国の大使館が再開された。しかし、カストロ氏は、この動きに対し最後まで反対の姿勢を貫いたとのことだ。

  カストロ氏は、2度ほど来日し特に原爆については批判を続けてきた。また、野球については詳しく第1回世界ベースボ-ルクラシック(WBC)でキューバと対戦し勝利した日本チームを称賛、自国チームの不甲斐なさを嘆いたそうだ。WBCで日本の主力イチロー選手については世界一の選手だと賛辞を惜しまなかった。

 カストロ氏の住まいには日本庭園が施されるほど日本を身近に感じていたとのことだ。

 カストロ氏は政界引退後も、国営メディアを通じて国際情勢を精力的に論じ、「帝国主義」に対抗する姿勢が色あせることはなかった。「革命か死か。勝利の日まで」のスローガンに象徴される強烈な革命思想。その精神は、欧米の影響下に入るのを嫌う人々の心を最後まで鼓舞し続けてきた。「関連:2014年12月20日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍政権また強行採決=年金制度改革案

2016-11-26 14:23:12 | 政治

 昨日、衆議院厚生労働委員会で年金制度改革法案が、民進党など野党が体を張って反対する中採決され、自民・公明・日本維新の会の賛成多数で可決された。

 同法案は衆議院本会議で可決した後、参議院で審議されるが、安倍晋三内閣は、11月30日に終える会期を延長しても環太平洋経済連携協定(TPP)承認案等とともにこの法案を成立させる方針だ。

 年金制度改革法案は、支給額の上昇を抑えるため物価が上がっても、賃金が下がれば年金額の削減を可能にする法律で、従来の物価の上がり下がりによって年金に影響させてきたものから、今後は平均賃金の下落があれば必ず年金を減少させることになり、これにより年金の水準は徐々に低下していく。

 このように高齢者にとっては年々厳しくなる年金制度改定について、民進党の蓮舫代表は「とにかく安倍内閣は、強行、強行、また強行。(審議は)わずか19時間です。19時間で国民の年金が3割カットされるリスクを誰が納得するのかと思います」と猛烈に非難した。

 安倍首相は、今迄自民党は強行採決などしたことはないとうそぶいているが、11月4日にもTPP承認案と関連法案を衆議院特別委員会で自民、公明、日本維新の会の3党だけで強行採決した。

 最近の例だけでなく、長く政権を担ってきた自民党は、過去、数えきれないほどの強行採決をしてきたのに、安倍首相は一度もしたことないとは何という言い方だ。

 安倍首相は、「野党がなかなか説明を聞いてくれないので採決するだけで、これは強行採決ではない」と言い切るが、この発言は、自分たちだけが正しいと思い込み、他は間違っているという独善的な思考からきているものだ。

 萩生田光一官房副長官の、野党の発言は「いなかのプロレス」と言った発言もそうだが、数におごる安倍政権の横暴ぶりはとみに凄まじくなっている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稀勢の里、横綱を3連破して優勝戦線には出たが=大相撲12日目

2016-11-25 14:44:17 | スポーツ

 大相撲九州場所は今日が13日目、大関稀勢の里が12日目に初日敗れたがその後10連勝と横綱鶴竜とともの優勝戦線のトップに立つ横綱日馬富士を圧倒、これで3横綱を連破して2敗を守り優勝争いに名乗りを上げた。

 12日目まで、1敗は鶴竜、2敗で日馬富士、稀勢の里、新入幕の石浦の3力士、3敗に横綱白鵬、今場所綱取りの大関豪栄道らが追う展開だ。

 果たして、今年最後の場所で誰が賜杯を抱くか。当然、1敗の鶴竜が有利だが、今日13日目は白鵬、明日は多分豪栄道、千秋楽は日馬富士と突破しなければならない。

 日馬富士も今日は豪栄道、明日白鵬、千秋楽鶴竜と対戦する。この対戦で鶴竜が1つでも星を落とすと2敗が優勝の限度となり、場合によっては優勝決定戦もあり得る。

 そこに果たしてプレッシャーに弱い稀勢の里が生き残れるか。稀勢の里は、今日は平幕栃ノ心、14日目照ノ富士、千秋楽琴奨菊になる。対戦する顔ぶれをみると稀勢の里が一番有利なのだが。

 優勝決定はどうやら千秋楽に持ち越されそうだが、その場合、優勝決定戦は三つ巴になる可能性もある。

 豪栄道の綱取りは厳しいが、綱取りの常連稀勢の里が何とか混戦を脱出して初優勝し、来場所また綱取りにでもなれば万々歳だが、いつもファンを落胆させてきた稀勢の里なので、今場所もまた同じ轍を踏むことにならないことを祈りたい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TPP瓦解か、トランプ次期米大統領が離脱を明言。成果ない安倍外交

2016-11-24 11:08:42 | 政治

 アメリカの次期大統領トランプ氏は、環太平洋パートナーシップ(TPP)について来年1月20日の大統領就任後直ちに離脱すると述べた。

 トランプ氏は、この他アメリカとメキシコ国境に壁を作ることについても実行することを示唆しているが、大統領選挙中に公言したその他諸々の方策については口をつぐんでいる。

 それだけTPPについては、本気で反対していることが明らかになり、もし、アメリカがTPPから抜けた場合は定めによりTPPは瓦解することになる。

 それなのに、今日も参議院特別委員会でTPPの議論をしているようだが、何なのかと疑問に思う。安倍晋三首相は、今までのTPP質疑の中で、先ず日本がTPP加入を決めてアメリカに決断を迫るようなことを言っている。

 そのためもあってだろう、11月18日(日本時間)に世界主要国ではイの一番にトランプ氏と1時間半に亘って面談し、その際の感想としてトランプ氏を「信頼できる人物」と評価したがTPPについて早速期待を裏切られた。

 安倍氏は、ロシアのプーチン大統領とも15回も会談したが、日本の唯一の要求とも言えるロシアからの北方領土返還についても、先ず帰ってこないことが予想されている。

 世界を俯瞰する外交などと言って、歴代首相の中でも際立って外国訪問の多い安倍首相だが、今迄目に見える成果を上げていない。「関連:11月18日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱり帰らないか北方領土 いいとこ取りされそうな首脳同士の日ロ交渉

2016-11-22 18:05:41 | 政治

 やっぱり北方領土返還は難しいか。

 安倍晋三首がロシアのプーチン大統領とファストネームで呼び合う仲だと自認し、これまで異例ともいえる15回の首脳会談を行い、12月12日には安倍氏の地元山口にプーチン大統領を招き16回目となる会談を行うことになっているが、その際のお土産に当てにしていた北方領土の返還は、2島なりとも難しい状況になっている。

 プーチン氏は、北方領土の返還ではなく、北方領土において日本とロシアで共同事業を行うことで、日本からの経済支援と日ロ平和条約締結に結び付けたいようだ。

 北方領土については、ロシアが太平洋戦争後ずっと実効支配を続け、そこには1万人を超すロシア人が住んでいて、既に定着しており、これらの住民はもとよりロシア国民の多くが今更、日本へ返還する気など毛頭ないのが実情だ。

 いかに、強力な指導力を誇るプーチン大統領でも、国内の返還反対の声を牛耳ることはできないのが実情だろう。いや、強力な指導力を維持するためにも、国内世論を味方につけなければならないのが、どこの指導者も変わらない心理だろう。

 そこを、いかにも四島返還も可能性があるものと推察したかどうかは分からないが、プーチン大統領を自身の地元まで招いてご機嫌を取ろうとした思惑はみごとに外れそうで、これができなければ明らかに判断ミスだ。

 ウラジミールとファストネームで呼んだのが滑稽に見えると言えば、言い過ぎだろうか。「関連:11月20日」 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

繰り返す日ロ首脳会談、安倍首相に4島返還の確信があるのか

2016-11-20 13:30:28 | 政治

 安倍晋三首相は、アメリカのトランプ次期大統領と会談後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためペルーを訪れているが、19日夕(日本時間20日朝)、首都リマでロシアのプーチン大統領と会談した。

 12月15、16日、プーチン氏の来日に向け、北方領土問題を含む平和条約交渉の進展状況を確認した模様だ。

 日本側として。平和条約締結の条件は北方領土返還だが、安倍首相は国会で北方領土は4島一括が条件だと答えている。

 これに対し、ロシア側からは北方領土は1島なりとも返還しないという情報があるが、日本側から、先ずは歯舞、色丹の2島返還を実現し、国後、択捉は次の段階でもよいという譲歩論が飛び交う。

 歯舞、色丹の2島返還については、1956年の日ソ共同声明に盛られた内容であり、森喜朗元首相時代にもそんな話があった。

 どうも、今回も例のロシア通を自認する鈴木宗男氏が口を挟んでいるようだが、2島返還ならとっくに可能性があった話で、これまで日本側としては4島一括返還を固持していたからここまで来たわけで、もし安倍首相が2島返還で手を打つとしたら背信行為そのものだ。

 もっとも2島返還さえも難しいという話もあり、それならば何のために何回も日ロ首脳会談を行ったことにもなる。

 経済交流だけでも良いということももっともだが、その場合は日本がロシアを一方的に支援をするような愚は犯さないようにするべきだ「関連:10月10日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ駆けつけ警護が現実に、自衛隊130人が南スーダンに赴任

2016-11-19 14:58:06 | 政治

 国民の多くが反対したのにもかかわらず、昨年9月に強引に成立させた安産保障法制に基づきPKO活動で駆けつけ警護の任務に、自衛隊約130人が南スーダンへ出発した。

 駆けつけ警護は、国連司令部などの要請を受け、離れた場所にいるPKOやNGOのスタッフらを保護する任務だ。安保法により、妨害者には小銃などで威嚇や警告射撃ができる。しかし、場合によっては相手との銃撃戦になりかねず隊員の危険は当然高まる。

 駆けつけ警護はPKO5原則に基づき行い、具体的には、(1)停戦合意が成立(2)紛争当事国によるPKO実施と日本の参加への合意(3)中立的立場の厳守(4)基本方針が満たされない場合は撤収できる(5)武器の使用は命の防護のための必要最小限に限る、となっているが、現在の南スーダンは必ずしもこれに当てはまる情勢になっていないとの指摘もある。

 PKO活動に参加した自衛隊は、今日まで表向き戦争現場に直接関わらず、戦死者は1人も出していないが、いよいよ安保法は実際の運用段階に入り、自衛隊員の命が現場における不慮の事態により失われかねない状況になった。「関連:9月20日


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする