正さん日記

世の中思いにつれて

田中防衛相、初登板で迷走答弁=参議院予算委員会

2012-01-31 14:56:34 | 政治

 今日、衆参両院予算委員会の集中審議があった。特に外交・防衛問題とTPP参加問題に対し、野田佳彦内閣と与野党委員の一対一の論戦が展開された。

 注目は、一川保夫氏に代わって防衛相に就任した田中直己氏に集まった。その田中防衛相は、午前中の衆議院予算委員会では、自民党のベテラン町村信孝氏の質問や、午後の参議院予算委員会の民主党広田一氏のやさしい質問に無難に答え、この分では悪評を覆すのかと思った。

 

 ところが、その見方は直ぐに崩れた。広田氏の後、質問に立ったのは防衛の専門家・自民党の佐藤正久氏だからたまらない。佐藤氏は自衛隊上がりの経験と知識で遠慮容赦なく田中防衛相に強烈な質問を浴びせると、案の定、田中氏はたちまち、ちぐはぐな答弁を連発、自信なさそうに野田首相など閣僚席を振り返ったり、石井一予算委員長に答弁を促されたり、たまりかねた渡辺周副大臣が代わりに答弁に立ったり、後ろに控えていた官僚から援助を求めたり、猛烈な野党からの罵声に、大きな体を小さくしていた。

 

 この状態を間の当たりにして、野田首相など他閣僚は居ても立ってもいられなかったに違いない。また、与党席の議員もさぞかし気をもんだことだろう。

 それにしても、田中氏は2009年から2010年の1年間、参議院外交防衛委員長を務めている。また、慶応大学出身で能力的になんら問題なさそうに思う。

 早くも任命責任を問われた野田首相は、初めての予算委員会質疑で緊張しているのだろう。とかばったが、今後も、今日のような大臣答弁を続けるようでは、野党が厳しく指摘したように、沖縄問題を解決する責任者として、適格性を欠くと言わてもしょうがない。

 

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大阪維新の会や減税日本は全国で通用するか

2012-01-30 15:15:25 | 政治

 橋下徹大阪市長の率いる大阪維新の会は、来るべき衆議院選挙に全国で300人の立候補者を擁立、国政に打って出るとのことだ。これに合わせて、河村たかし名古屋市長率いる減税日本、大村秀章愛知県知事も交え立候補者を擁立するとのことだ。

 

 橋下市長など国政進出の理由は、大阪、名古屋の都構想に対し、民主党など既成政党では目的が達成できないので、自らが国会に足場を作って、都構想の実現を図ろうと言う考え方によるものだ。

 この動きに対し、今のところ、民主、自民の2大政党などは様子見の状態だが、みんなの党は、この流れに乗ろうと渡辺喜美代表がさかんに接近している。また、3月に新党結成に踏み切った石原慎太郎東京都知事の周辺でも、橋下氏とのタイアップを狙っているようだ。

 

 橋下氏や河村氏の人気の源は、いわゆるポピュリズムにあると言われ、特に類似しているのは、公務員や教職員を徹底的に叩くことによって、市民の不満のはけ口の受け皿になり大量得票を図っている。

 また、減税もその一方法で、市民の誰しもが減税を望んでいることは当たり前だ。しかし、単に減税すればそれで良いわけではない。減税によって、いろいろなリアクッションが発生することについては、同時並行的に論じられないのがポピュリズムの特徴だ。

 

 橋下氏などは、国政に進出する場合には、都構想を旗印にするのは良いが、財政再建、社会保障制度、外交・防衛政策など国政の基本政策を明確に示さなければならない。また、橋下氏自身は、国政転身はしないようだし、維新の会の主要メンバーは、大阪府や大阪市議会に残るだろうから、大阪から国政選挙に出るのは、いわば2軍クラスであり、果たして、俄かに全国から優秀な人材を集めることが出きるのか、常識的に考えて相当な無理がある。

 

 名古屋市議会には、減税日本から多くの新人議員を出したが、実力不足の議員が多く、本人たちの苦労は大変なようだ。ましてや、その何十倍の能力が必要で、責任重大な国会議員に、新党で、ちょっと出の新人議員が務まるのか。甚だ疑問がある。

 今までの歴史が証明しているように、ポピュリズムの政治は落ち込む時はあっという間だ。いくら大阪でブームを起こしたとは言え、全国的な組織を持たない中の国政選挙で、大阪、名古屋のような結果を出すことは至難の業だ。また国民はそんなに甘くはない。関連:1月28日

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重友(天満屋)が初優勝、五輪当確か、福士失速9位に=大阪女子マラソン

2012-01-29 16:27:27 | スポーツ

 今日、ロンドン五輪の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンが、大阪・長居陸上競技場を発着点に行われ、天満屋の新鋭重友梨佐(24)が2時間23分23秒で初優勝を果たした。重友は昨年4月のロンドンに続き2度目のマラソンで好記録で優勝、ロンドン五輪候補に名乗りを上げた。

 

 レースは中盤20キロ付近で重友、福士加代子(29・ワコール)が先頭に立ち、26キロ半ばで重友が加速、これに福士はつけず、重友は、後半若干ペースは落ちたが、そのまま独走しテープを切った。

 優勝候補の筆頭と目された福士は、中盤まで飛び出さず、慎重な走りを見せ、後半に力をためていたと思ったが、意外に体力を消耗しており、中盤から後半に掛けてまたも失速、ずるずる後退した。福士は大阪女子で2度連続失敗、若しかしたらマラソンに向かないのではないかと思わせた。

 

 中盤、トップ集団から後退した野尻あずさ(29・第一生命)は後半に掛けて粘りを見せ、競技場でウクライナのタチアナ・ガメラシュミルコ(28)に抜かれたが、2時間24分57秒の自己最高タイムで3位に入った。

 

 女子マラソンのロンドン五輪候補3名の選考は、昨年11月の横浜国際女子で、26分台で優勝した木崎良子(ダイハツ)、世界陸上で、29分台で5位の赤羽有紀子(ホクレン)そして今日優勝した重友、さらに3月に行われる名古屋ウイメンズマラソンの結果を見て決めることになるが、今日の重友の走りと記録を見れば、ほぼ当確と言っていいだろう。(写真:優勝した重友梨佐・毎日)「関連:2011年11月20日

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石原氏の新党結成の動きから、政界再編成へ

2012-01-28 15:08:46 | 政治

 野田佳彦内閣が消費税増税路線を進む中で、早晩立ち行かなくなり、解散総選挙がそんなに遠い話ではないような気がする。むろん、ここで選挙をやれば民主党は大敗北を喫する可能性が高く、震災復興のことを考えれば、選挙をやっている余裕など無い筈だが、背に腹は代えられなくなり、野田首相がイチかパチかの勝負に出ることは絶対ないとは言えない。

 

 選挙になると、一気に政界再編成になだれ込むことになるかも知れない。昨日は、石原慎太郎東京都知事を国民新党の亀井静香氏が担ぎ出し、たちあがれ日本の平沼赳夫と一緒に新党結成に向かうとのことだ。亀井氏らは、さらに大阪市長の橋下徹氏や愛知県知事の大村秀章氏を巻き込んで、地方分権色と人気を旗印に、一大勢力の結集を目論んでいるようだ。ただ、橋下氏はこの動きに乗るかについては、慎重になっている様子だ。

 それもその筈で、石原氏らの新党は、石原氏自身が言っているとおり、ロートル連中の集まりになる可能性が高く、大阪で、若さと斬新さを売り物に、先物買いで一大勢力を築いた橋下氏とは、いかにも収まりが悪い。

 

 その橋下氏も、大阪維新の会で衆議院選に300人の候補者を擁立すると言っている。また、民主党の小沢一郎元代表グループも、内山晃元総務政務官ら9人の衆院議員が一足先に民主党を離党、新党きずなを結成した。新党きずなが、小沢氏らと合流して新党を結成するのか、これについては小沢氏の検察審議会裁判の結果にもよるだろうが、可能性としては大いに有りだ。

 

 また、若し石原慎太郎氏が、新党の頭になり、新党に自民、民主の保守勢力が加わることになれば、現自民党幹事長で、慎太郎氏の息子であり、次期自民党総裁候補の1人と言われている石原伸晃氏の立場が難しくなる。

 しかし、今の政界は、民主、自民の2大政党が、それぞれ内部に保守、リベラル、革新等考え方の違う者が混在し、そのため政党の基本的な姿勢が定まらず、どんな方向で政治を行おうとしているのかうやむやな状態になっている。

 いっそのこと、今度の石原新党構想をきっかけに、思想信条中心の政界再編成が成れば、国民の投票行動にもプラスになると思う。

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消費税増税は、税制改革全般の中で議論が必要

2012-01-27 14:09:30 | 政治

 野田佳彦首相は、今国会で消費税増税路線を突っ走っている。比べて、消費税増税の元祖自民党は、民主党政府は、先の衆議院選でマニフェストに消費税増税方針は一切なく、それどころか、野田首相は、国会質問などで消費税については反対していたと追及、野田内閣には消費税増税を進める資格はないと糾弾している。

 

 そんな状況の中で、A紙は社説で、消費税増税の元祖自民党は、政府案に対抗して、自身の消費税増税案を出すべきだと論じている。

 考えてみると、自民党も民主党も増税率は同じ5%なので、違いを表すのは、将来ビジョンや増税額の使い道などで、国民のためにはどちらが良いかを、国会審議で競い合うことこそ本来の政策論戦と言えるのではなかろうか。

 

 さらに言えるのは、消費税増税だけでは、言われているところの歳入不足を補うことは、一部の手当をするだけで、全体の借金体質を変えることにはならない。平成24年の予算案を見ても、50兆円に近い国債を発行することになっており、消費税増税で12兆円の増収を得られたとしても、まだ40兆円に上る国債を発行しなければならない。しかも、消費税増税が行われる年度が、平成26度からなので、その間はさらに借金が増えることになる。

 

 野田内閣は、消費税増税路線を敷くことによって、責任を果たした内閣として歴史に名を刻みたいのだろうが、それならば、単に消費税だけではなく、社会保障制度の改革を含め、もっと大きな国家プランを示す中で、所得税、法人税などを含めた税制改正全般に亘る方針を打ち出し、その中で、消費税の位置づけを明確に示すことが必要である。「関連:2010年6月19日

 

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錦織、世界の壁に阻まれる=全豪オープンテニス

2012-01-26 15:56:17 | スポーツ

 昨日(日本時間)行われた全豪オープンテニスの準々決勝で、注目された錦織圭(世界ランク24位)は、世界ランク第4位のアンデイ・マリー(英)と対戦したが、3-6、3-6、1-6と0-3のストレートで敗れ、1932年の佐藤次郎以来80年ぶりとなる4強入りは適わなかった。

 

 この試合、錦織は、第1、第2セットで、幾度もジュースまで持ち込み、もう一歩のところでゲームポイントを取ることができなかった。それだけマリーの方がねばり強かった。第3セットは、かなり疲労が嵩み、はっきりと実力の差が見えた。

 マリーとは、昨年上海の大会で初めて顔を合わせたが、その時は、3-6、0-6と完敗しており、その試合と比べれば、ランキング も上がっただけにかなりの善戦と言って良い。

 

 四大大会で初めてシードがついた今大会、錦織は、1回戦こそストレート勝ちだったが、2、3回戦はともに3時間を超える苦闘だった。2回戦では地元豪州の中堅マシュー・エブデンを相手に、2セットダウンの窮地からなんとか生還、3回戦は試合巧者のジュリアン・ベネトー(フランス)との3時間半の神経戦を制した。

 

 4回戦進出を果たした錦織は、第6シードのウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦、2008年全豪準優勝のビック・サーバーの強豪ツォンガを錦織は鉄壁のリターンで対抗し、ベースラインの打ち合いでも相手のパワーを制し 自身初、日本男子としては1996年ウィンブルドンでの松岡修造以来の四大大会の8強入りを果たした。全豪での日本男子の8強は、1932年に佐藤次郎が4強、布井良助が8強入りして以来80年ぶり、1968年オープン化(プロ解禁)以降では初めてだった。

 

 ただ、現在の世界男子テニス界では、ジョコビッチ(セルビア)、ナダル(スペイン)、フェデラー(スイス)、マリー(イギリス)のビック4は別格と見られている。

 四大大会のベスト4は、ほぼこの4人の指定席となり、ランキング5位以下の選手との間には明らかなギャップが認められる。その一角のマリーとかなりやれるところを見せた22歳の錦織には、今後さらに実力アップが期待されている。「写真:男子シングルス準々決勝でマリーと対戦する錦織(25日、豪州・メルボルンで)=読売」

 

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くい止めたい怨念の政治

2012-01-25 09:41:03 | 政治

 昨日から始まった通常国会冒頭の施政方針演説で、野田佳彦首相が、福田康夫元首相と麻生太郎元首相のかっての国会演説を持ち出し、その中で消費税増税について野党の協力を求めていたのだから、逆の立場の現在、自民党は政府案に協力して欲しい旨訴えた。

 

 これに対して、両元首相は、民主党はその際さんざん反対したのに、逆の立場になって協力を求めることは勝手過ぎるとのコメントを述べ、自民党も谷垣禎一総裁をはじめ幹部は、野田首相の言動に怒りを隠さない。どうも、野田首相の作戦は、それでなくとも難しくなっている今後の国会運営に、火に油を注いだ格好になったようだ。

 

 この政府と自民党の葛藤は、正に党利党略の姿そのものを如実に示している。このままでいくと、若し総選挙が行われ、例えば自民党が政権を奪還したとしても、今度は、自民党と民主党が攻守所を変えて、同じような突っ張り合いを展開する可能性がある。

 

 現在の自民党の抵抗の源は、衆参ねじれ現象がもたらすものであり、この状態は、自民・公明が政権に復帰しても、基本的には解消されないからである。今度は、民主党中心の野党が、参議院で政府提案をつぶすことになる。

 

 こんな怨念じみた現象がいつまでも続くことは、結局は国民にとって利益にならないし、国際的にも、我が国の信用力を落とすだけである。

 このような政治抗争の連鎖をどこかでくい止めなければならない。そのためには、政界の再編成が一番手っ取り早いかもしれない。「関連:1月24日

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野党に協力呼び掛け、野田首相が施政方針演説=通常国会開幕

2012-01-24 15:04:38 | 政治

 第180通常国会の初日、野田佳彦首相は衆議院本会議で就任初の施政方針演説を行い、社会保障と税の一体化を進めるため、消費税の引き上げを柱とする政策実現について、与野党と国民に協力を求めた。

 

 首相は演説で、一体改革について、「社会の希望を取り戻す第一歩を踏み出せるかどうかは、一体改革の成否にかかっている」と意義を強調。税率引き上げ後の消費税収については、地方消費税分を除き、社会保障の費用に全額充てることを明示し、かって自民党の福田康夫、麻生太郎両元首相も施政方針演説の中で税の引き上げについて主張していたと述べ、問題意識は与野党が共有しているとして、与野党協議を求めた。

 しかし、政府・与党は消費税率引き上げ関連法案の今国会成立を目指すが、野党は応じる姿勢を見せておらず、与野党間で衆院解散含みの緊迫した攻防が展開されそうだ。
 

 野田首相の演説に続き、玄葉光一郎外相、安住淳財務相、古川元久国家戦略相がそれぞれ演説した。明日以降、野党代表が、政府演説に対する代表質問を行い、通常国会は6月21日まで150日に亘り論議が展開される。

 

ただ、今国会も、自民党など野党は、政策より政局を念頭に、前閣僚の失態や、先の田中直己外相の普天間基地問題に対するへま発言などについて、またも重箱の隅を突くような質問攻勢を掛けてくることは間違いない。

 

 一方、消費税増税については、先に9名の反対議員が離党し、新党をつくるなど、TPP加盟と合わせ、与党内では、小沢一郎元代表グループなどの反対勢力を抱え、その小沢氏は検察審査会告訴の判決を4月に控えているなど、予算関連法の攻防が予想される3月から、6月の国会会期末に掛けて、政局はどのように展開するのか、解散総選挙を含み、波乱は免れなさそうだ。「関連:1月18日

 

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把瑠都、全勝優勝成らず=大相撲初場所終わる

2012-01-23 16:11:07 | スポーツ

 大相撲初場所は、大関把瑠都が13日目で初優勝を決めたが、千秋楽に全勝優勝を狙った横綱白鵬戦に完敗、大関では希少価値の全勝優勝は成らなかった。しかし把瑠都の優勝は祖国エストニアで高く評価された。エストニアは相撲が盛んな国で、大相撲がメジャーとして受け止められていることは嬉しいことだ。

 

 ただ、把瑠都が来場所横綱挑戦の場所になるかについては、鶴田卓彦横綱審議員会会長が厳しい見方をしていて、全勝優勝でもしない限り難しいようだ。その理由は、12日目に大関稀勢の里に変化相撲で勝ったこと、白鵬戦の負けっぷりのようだ。ただそれだけではなく、把瑠都は今後に掛けて安定性に疑問符を打たれていることも一因だろう。

 

 今場所は新大関稀勢の里に期待と人気が集まった。その影響もあって把瑠都の優勝だけではなく、日馬富士、琴欧洲の2人もそれなりに大関らしい星を上げた。本人の稀勢の里も11勝して大関の任務は果たせた。ただ、優勝争いに絡めず、1横綱2大関に負けたことは、まだまだ安定感に問題を残した。先場所昇進したもう1人の日本人大関琴奨菊が千秋楽にようやく勝ち越したが、大関の責任として、初めて地獄の釜の底を見たことだろう。「関連:1月21日

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兵庫が逆転で2年ぶり4回目の優勝 =都道府県対抗男子駅伝

2012-01-22 09:37:10 | スポーツ

 今日、第17回都道府県対抗男子駅伝が広島・平和記念公園前を発着点とする7区間、48.0キロのコースで行われ、兵庫が2時間20分19秒で2年ぶり4回目の優勝を飾った。東京が過去最高の2位、3位に熊本が入った。連覇を狙った栃木は4位に終わった。
 

 優勝の兵庫は、1区終盤で中谷が飛び出し、トップでたすきリレー。2区でも先頭をキープし、3区では志方が失速し7位に後退した。しかし、4区で廣田が再び順位を上げると、5区、6区も安定した走りで、5位でアンカーの竹沢にたすきを渡す。竹沢は、走りだすとすぐに3位に浮上し、残り4キロ付近で先頭の愛知を捉えて一気にスパートトップに浮上、後方から猛追する栃木の宇賀地強らを振り切り、そのままゴールテープを切った。

 

 今大会は、トップが兵庫、東京、佐賀、熊本、愛知とほとんど区ごとに代わり、抜きつ抜かれつの稀に見るデットヒートを演じて面白かった。

 5位以下は、5位愛知、6位茨城、7位大分、8位佐賀が入賞した。この中で、東京、茨城が過去最高順位だった。我が地元静岡は、5区当たりまで上位にいたが、後続が続かず、結局17位に終わった。「関連:2011年1月23日

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