正さん日記

世の中思いにつれて

野口健さんの講演会

2005-10-31 22:16:18 | Weblog
今日アルピニスト野口健さんの講演会に参加した。日本人の父とエジプト国籍の母との間に生まれ、外交官の父の転任の過程で、父母の離婚や、海外子弟として様々な苦難を味わい、結局、父の包容力のもとに、自身の特性を登山に求めて、成長していく過程をユーモアたっぷりに話された。面白かったのは、ヒマラヤ周辺の水には大腸菌が多くいて、その原因は人間の排泄物にあり、自らもそれに加担しているのではなかと思っていること。富士山からの水にも、今に同じような現象が起こってくるのではないか。と話したことである。所用のため、途中退席して残念であったが、彼は、富士山はもとより、エベレスト等世界の山々のゴミを除去する活動を進めていることで有名であるが、多分、締めくくりとして、自身の活動の動機、喜びとやりがい、活動への参加者の広がり等について、現状の問題点を指摘しながら話を結んだのではないかと考える。
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花を愛でる気持ち

2005-10-30 22:20:41 | Weblog
昨日、妻のアッシーになって花と土を買いに行った。いろいろな種類の花がいっぱい並べられていたが、それぞれ生き生きとしていて、商売とはいえ手入れの良さが伺われた。いつも思うのだが、どうも花の名を覚えられない。覚えが悪いのは生まれつきでいかんとも成しがたいが、それにしても家内は難なく花の名前を言っては品定めをしているのに、こちらはぴんと頭に入らない。花の品種はどんどん増えてきて、昔は無かったような花が、今は沢山出てきているので、名前を覚えるのは益々大変になっていると思うが、家内の覚えの良さにはほとほと感心する。思うに、やっぱりそれだけ花が好きだからではなかろうか。また、店員の花に対する知識には敬服する。それぞれの花の育て方などを聞いても、よぞみなく、自信を持った答えが適切に返ってくる。さすがにプロだと感じ入る。それに比して、花の名さえ覚えられない自分は、やっぱり花を愛でる気持ちが薄いからなんだな、とある種の自己嫌悪感を覚えるのは、ちょっと考え過ぎだろうか。
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森づくりフォーラムに参加して

2005-10-29 11:35:40 | Weblog
10月28日(金)18時30分から20時30分まで、市主催「森づくりフオーラム」へ出席した。小田西武文理大学客員教授の基調講演の後、三島フォレストクラブ他5名のパネラーによるパネルデスカッションが行われた。それぞれのパネラーからは、日常活動が披瀝され、森を守り、育成していくことの重要性が述べられた。特に木は50年~60年の息の長い取り組みとなるので、子、孫に森に対する意識を伝承していくことの大切さが強調された。森に対する関心は、一般市民の間で余り持たれていないのが現状である。しかし、環境問題や、自然保護の立場からいって、このままで良いということではなかろう。周辺地域の森を整備、育成していくためには、もっと市民の関心を呼び起し、活動へ参加を促すことが必要である。そのためには、ボランティアの活動に頼るだけでは無く、もっと行政の施策として取り組みを強化していくことが大切ではないだろうか。それにしても、市民が使っている水が富士山から70%、箱根山から30%になっていることを聞いて、日頃の恩恵に報いるためにも、改めて森づくりの大切さを認識させられた。
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オフシーズンに入ったプロ野球

2005-10-27 23:05:09 | Weblog
とうとう今年の野球シーズンが終わった。日本シリーズはロッテが4たてであっさり阪神を破り、31年振りに日本一を獲得した。一日置いた今日ワールドシリーズで、ホワイトソックスがこれも4連勝でアストロズを破り、こちらは実に88年振りに世界一に輝いた。ファンの立場からは、少しでも長く野球シーズンの興奮を味わいたかったが、何とも味気なく終息を迎えてしまった。ロッテの奮闘は賞賛に与えはするが、これまでの経過を辿ると、いろいろ問題点を残している。大きな問題としてパリーグのポストシーズン第2ステージや、日本シリーズにおいて、ソフトバンクや阪神がロッテを迎えての戦いまで、かなりの間隔が空き、実戦感覚を取り戻せないまま、敗戦に追い込まれてしまった感があることだ。勝ち抜いてきたチームは勢いに乗って押し捲ることが出きる反面、これを迎え打つチームは試合から遠ざかっていたため、持ち前の力を発揮できずに敗戦に追い込まれてしまった。松中、金本の不振は真にそれを象徴している。つまり、始めから双方にハンデキャップがあったと言えよう。今からとやかく言っても始まらないが、今後一考を要する課題ではないだろうか。さて、11月に入って韓国、台湾、中国、日本のプロ野球優勝チームが対戦し。アジアプロ野球のナンバー1を競う大会があり、これにロッテが出場する。ロッテにはもうひと頑張りしてもらって、何とかアジア一を獲得して欲しい。そしてストーブリーグが始まり、注目選手の動向が気になってくる。城島の大リーグへの志向は硬いらしい。松坂もポスティングを希望しているとの報道だ。一流選手が続々と大リーグに流れることは、残念な反面、大リーグでどんな活躍ができるか、興味が湧き出てくる。そして、ドラフトによる新戦力やトレードによって各チームの戦力がどうなっていくのか、ヤンキース松井の契約、中村紀、野茂、松井稼の動向など、オフシリーズはそれなりに興味ある話題が豊富である。
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ばかばかしいパリーグのプレーオフ制度

2005-10-18 15:57:10 | Weblog
恐れていたことが当たってしまった。シーズントップのソフトバンクがロッテに2勝3敗で破れ、今年も日本シリーズのキップを取ることができなかった。王監督をはじめ選手はさぞかし無念のことと思うが、ファンの落胆もまた大きいものがある。パリーグのプレーオフ制度は真に冷酷極まりない。全チームが承認し、オフにこれがあることを承知して戦ってきたとはいえ、1シーズンの長帳場を頑張って1位になり、一先ずは1位突破を歓喜したチーム、ファンにとっては、優勝という一文字を獲得できなかったことに、どうしても割り切れないものがある。何のためのベナントレースなのか。短期戦は、その時のいろいろな事情によって、必ずしも強いチームが勝つとは限らない。それだから面白いと言ってしまえばそれまでだが、やはりリーグで一番強いチームが、リーグ代表として、日本シリーズに出るべきだろう。一番強いチームの証は、130試合という長期シーズンを1位で勝ち抜いたチームであるはずだ。このプレーオフに批判をもっている人が、例えばとして、若し西武が勝ち抜いたとしたら、これ程不合理なことは無かった。5割を切った3位チームが優勝しなかったことにホットするような、この馬鹿馬鹿しいパリーグのプレーオフ制度は止めるか、大幅に改良しないとベナントレースの興味まで薄れてしまいかねない。
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