正さん日記

世の中思いにつれて

ソフトバンクが2勝で、横浜に乗り込む=日本シリーズ

2017-10-30 14:54:39 | スポーツ

 プロ野球日本シリーズ、ソフトバンク対DeNAが10月28日からヤフオクドームで始まった。

 初戦は、ソフトバンクの打棒が爆発、千賀の好投もあって10-1で先勝、昨日の2回戦は、1回、ソフトバンクがデスパイネの適時打で1点を先取したが、DeNAが梶谷のソロ、宮崎の2ランで一時3-1と逆転し優位に立った。

 しかし、底力のあるソフトバンクが、7回裏、柳田と中村晃の適時打で3点を奪い逆転に成功した。

 その3点目は、2塁走者今宮が果敢に本塁を突き、審判はアウトを宣言、しかし、工藤監督がビデオ判定を要求、その結果、セーフの逆転判定で貴重な勝ち越し点をもぎ取った。

 この判定にスタンドから割れるような拍手が鳴り響いた。もしかしたら、この1点がシリーズの行方を決める大きな得点になるかも知れない。

 投げては、先発・東浜が6回途中2失点、9回の表には守護神サファテが四球で1人ランナーを出したが、後続を無難に抑え、きっちり勝利をものにした。「関連:10月25日

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国難を叫ぶのなら

2017-10-29 10:57:52 | 政治

 衆議院選挙が終わって1週間経った。選挙における自民党の訴えが「国難選挙」だったのにはびっくりした。

 凡そ、国難は選挙の争点にするものではなく、国民全体で対応することが必要だろう。実際には、政府を中心に超党派で対処するべきものだ。

 それを臆面もなく選挙の争点に持ち出した意図は、それだけ安倍晋三政権の支持率が下がっている中での選挙であり、野党のごたごたがあっても勝つ自信がなかった証拠かも知れない。

 しかし、戦時中でもあるまいし、北朝鮮の脅威をことさら駆り立てて国難とはよく言ったものだ。象徴的なのは、選挙後、北朝鮮から「我々のおかげで自民党が勝った」と報じられ、それを裏付けするように、麻生太郎副総理も、「北朝鮮のおかげ」と語った。

 これだけ、北朝鮮の脅威を煽りたてた安倍首相は、その対応についてただ「圧力を加える」一辺倒で、その他何ら方策を示せない。

 国難というのなら、緊急に国会へ対応策を示し、与野党問わず超党派で対応しなければならないのに、特別国会も首相指名で終わり、その後の外遊を優先するようだ。

 また、日中韓を初めて歴訪するアメリカのトランプ大統領が、北朝鮮拉致被害者の横田めぐみさんの両親に会うとのことだが、これが拉致被害者救出にどれだけ役立つのか。

 これとて、政府や自民党は、安倍首相とトランプ大統領との親密さがあるから実現できたと宣伝するに違いない。

 また、日本訪問中、松山英樹プロを交えて、安倍氏とトランプ氏のゴルフが予定されているようだ。国難を叫ぶ中でよくぞ平和でなければできないゴルフに興じることができるのか。その神経が分からない。

 本来、脅威に対して政府は、事立てて国民の不安を駆り立てるのではなく、できる限り国民を安心させるような言動を発信することが必要だろう。

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質問時間を議席数割に変更主張、与党、早くもおごり復活

2017-10-28 15:13:25 | 政治

 第48回衆議院選挙が終わって明日で早くも一週間が過ぎる。自民党が圧勝し、選挙前は謙虚に振舞うことを公言した安倍晋三首相だが、選挙が終わった後、そんなことを言ったっけ、とばかり謙虚さはいずこへと思われるような独断行為が蘇った。

 新議員が集う特別国会も、選挙中は国難と言って危機感を煽った北朝鮮問題や、まだ中途半端になっている森友、加計問題などを審議するため、野党の要求する臨時国会開催も袖にして、首相を選んだ後は閉幕にすることになるようだ。

 そんな中で、謙虚さどころか、新たに野党に大反発を買っているのが、自民党が提案している国会予算委員会などでの与野党の質問時間を、与党に多くするという案だ。

 民主主義の在り方として、野党が政府の方針や姿勢を正すことは絶対不可欠であり、政府を担っている与党より、政府の外側にいる野党の方が質疑時間をより多く確保することは当然のことだ。

 現座は、与党2、野党8の割合になっているが、自民党はこれを議席数割にするというものだ。そうなると与党7、野党3の割合になる。

 予算委員会の質疑については、NHKがテレビ、ラジオなどで中継するが、ほとんどが与党の八百長質疑では、視聴者はそっぽを向いてしまうだろう。

 そうなると、今でさえ政治に対する無関心層が多いのに、ますますこれが増えてしまえば、正に日本の民主主義の危機に繋がり、悪くすると、政治腐敗に陥ることにもなり兼ねない。

 今回の衆議院選挙も、確かに小選挙区制により議員数は、与党が三分の二以上になったが、投票数では、自民党は小選挙区で48%、比例区では33%の得票になっている。

 つまり、議員数と投票数では大きなギャップが生じている。また、選挙前だが安倍政権については51%が不支持を表明している。

 このようなことから考えても、質問時間の配分を変えることは問題が大きい。選挙が終わり、早くも数の力を押し通そうとしている安倍政権の横暴はまったく変わらないか、もっとひどくなりつつある

 

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注目の清宮、7球団が1位指名、日本ハムが指名権獲得=プロ野球ドラフト会議

2017-10-27 13:47:01 | スポーツ

 昨日、プロ野球ドラフト会議が行われ、今回、最大の注目選手清宮幸太郎(早稲田実業)は7球団が1位指名したが、抽選の結果日本ハムが当たりクジを引き指名権を獲得した。

 高校選手で7球団の1位指名は、過去福留孝介(PL学園)が。1995年に7球団から1位指名されたのに並ぶものだ。この時は近鉄が指名権を得たが、福留はこれを拒否しノンプロの日本生命に入った。

 その後、福留は1998年、当時適法だった逆指名で中日を指名し、念願の中日入りを果たした。

 今回、日本ハムに指名された清宮は、意中の球団の1つだったのか、同球団に決まったことについて喜びを表していた。

 近時、日本ハムはクジ運河良いのか、2012年には大リーグ行きが間違いないと思われていた大谷翔平(花巻東高)を1位指名、見事に入団にこぎ着けた。

 また、その前の2010年には、当時は高校から大学にわたる花形スター斎藤佑樹(早稲田大)の1位指名に成功した。だた、斎藤は今日まで鳴かず飛ばずの状態だが、未だに話題性には事欠かない。

 さらにその前の2007年には、高校スターの中田翔(大阪桐蔭)を1位指名で射止めている。このように日ハムは10年間で今回の清宮を含め4人の話題選手を1位指名するというクジ運の良さを見せつけている。

 清宮の他、今年も即戦力、将来有望な選手が多数ドラフトで指名されたが、今年の夏の甲子園で新記録の6HRを放った強肩強打の捕手中村奨成(広島広陵)は2球団から1位指名され、地元の広島が指名権を得た。

 中村は、最も望んでいたと思われる広島から指名され喜びを隠しきれなかったようだ。

 ドラフト会議で指名された選手は、すべて一線に並んでこれからプロ野球選手としてスタートを切るが、年々、運、不運も含めて力の差がついてくる。

 過去を見ても、ドラフト会議で上位指名された選手が必ずしも活躍している分けではなく、反面、下位指名選手、或いは、指名されず育成枠で入団した選手が実力を発揮してスターにのし上がっているケースも数限りなくある。

 今回、ドラフト会議で指名された選手も、先行き注目される選手になるよう精進しなければならない。「関連:2015年10月23日

 

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立憲民主党、リベラル勢力を拡大できるか

2017-10-26 15:26:26 | 政治

 衆議院議員選挙は、自民党の圧勝に終わった。ただ、連立を組む公明党が議席を減らし、与党としても手放しで喜べないようだ。そのためか、選挙が終わった後、安倍晋三首相に笑顔は見られなかった。

 野党も選挙直前、突如、民進党が小池百合子東京都知事が作った希望の党へ合流したが、小池氏の排除の論理に反発した議員の内、枝野幸男氏がリベラルを名乗って立憲民主党を設立した。

 選挙結果は、希望の党が、小池人気が失速して伸びず、立憲民主党が野党第1党になった。一方、希望の党を嫌い無所属で立候補した前議員は、岡田克也氏を中心に無所属の会を作り、前民進党議員を接着する役割を担うとのことだ。

 他党では、共産党、日本維新の会は議席を減らし、社民党は議席を維持、日本のこころは議席を得られなかった。

 結局、与野党の勢力は、選挙前とほとんど変わらないが、野党では民進党が分裂、保守とリベラルに分かれたことが選挙前と大きく変わったことだ。

 野党第1党になった立憲民主党は、過去の野党第1党の中で最も少ない勢力だが、今後、保守とリベラルがはっきりした中で、国民の40%は居ると推測されるリベラル勢力をどの程度伸ばすことができるか試練となる。「関連:10月23日

 

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セリーグ、3位DeNAが下剋上、日本シリーズへ=プロ野球

2017-10-25 13:24:12 | スポーツ

 昨日、広島マツダスタジアムで行われたセントラルリーグCSファイナルステージ広島対DeNAの5回戦目は、DeNAが4番筒香のHRなどで9-3と広島を圧倒、初戦降雨コールドゲームで広島がアドバンテージ1勝を加えた2勝目から、3回戦以降降雨順延2回を経てDeNAが4連勝し、遂にレギュラーシーズン3位のDeNAが19年ぶりに3回目の日本シリーズ進出を決め、パリーグのレギュラーシーズン優勝のソフトバンクと日本一を争うことになった。

 セリーグで、レギュラーシーズン3位のチームの日本シリーズ進出は初めてのことだ。レギュラーシーズンでは2位阪神に4.5ゲーム差、首位広島には14.5ゲーム差の3位チームの下剋上になった。

 DeNAは1960年、前身の大洋ホエールズ時代、名将三原監督、1998年横浜ベースターズ時代に権藤監督で2度の日本シリーズ出場でいずれも日本一になっている。

 日本シリーズの相手になるソフトバンクは、日本シリーズ17回出場7回日本一になっている強豪だが、2005年、2006年にはレギュラーシーズンで1位や優勝していながら日本シリーズ出場を逃しているように、下剋上を2回もやられている。

 このように今季の日本シリーズは、異色の対決となったが、DeNAは勢いに乗っており、下剋上を2回もやられているソフトバンクだけに、面白い試合が見られそうだ。

 しかし、レギュラーシーズンで圧倒的強さを見せた広島が、日本シリーズに出ることができず、優勝した意味がないようなクライマックスシリーズの矛盾は消すことができない。「関連:10月22日

 

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村田、宿願の世界王者に。疑惑判定負けのエンダムにTKOで決着=ボクシング世界戦

2017-10-24 22:17:58 | スポーツ

 10月22日(日)、東京・両国国技館でプロボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ、挑戦者同級1位の村田諒太(31・帝拳)対同級チャンピオン、アッサン・エンダム(33・フランス)が行われ、村田が7回終了TKO勝ちし、宿願の世界王者をものにした。

 村田対エンダム戦は、今年の5月20日に東京・有明コロシアムで行われた王座決定戦では、村田が序盤にダウンを奪うなど、勇勢だったにもかかわらず1-2で判定負けし採点が物議を醸したが、WBA会長などから再戦を示唆する声が上がり、5か月を経て再戦が実現した。

 今回の試合では、村田が序盤から圧倒。ダメージを負った相手の棄権による7回終了TKOで王座を獲得した。日本ジム所属選手がミドル級世界王座を獲得するのは1995年12月にWBA世界同級王座を獲得した竹原慎二氏以来2人目。日本の五輪メダリストとしては初めて世界王座を獲得した。

 村田は、五輪王者の気持ちとしては、WBA以外の世界ミドル級王者と戦い、文字通りの世界統一王者になりたい気持ちを捨てきれないようだ。その意向が実現するか否か、今後に期待したい。

 軽量級王者の多い日本ボクシング界からしてみても、22年ぶりに中量クラスのミドル級にチャンピオンを得たことは画期的なことで、しかも五輪金メダリストの王者誕生はボクシング界を一層盛り上げるものになった。「関連:5月21日

 

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自民党が圧勝、健闘の立憲民主、野党第一党に=総選挙終わる

2017-10-23 11:49:14 | 政治

 昨日行われた第48回衆議院選挙は、前回より10議席減の465議席を争って行われたが、自民党が前回とほぼ同数の283議席(23日12時現在)を獲得、公明党の29議席と合わせて、過半数はおろか、憲法改正の発議が可能な三分の二の議席を確保した。

 これに対し、民進党前職の相当数が合流し、選挙前まで野党第1党の議席を有していた希望の党は、49議席に減らし、3倍以上の54議席を獲得した立憲民主党が野党第1党になった。

 公明党、共産党、日本維新の会はそれぞれ議席を減らし、社民党は2議席を確保できる見込みだが、日本のこころは議席を得ることができず、党が消滅しそうだ。

 今回の選挙は、安倍晋三首相が、民進党のごたごたを見据えて急遽解散総選挙を打ち出した。その後、小池百合子東京都知事が、にわかに「希望の党」を立ち上げ、これに前原誠司民進党代表が党ごと合流しようと図った。

 しかし、希望の党小池代表が民進党からの入党者を選別したため、枝野幸男民進党代表代行が、党内リベラル派の受け皿として立憲民主党を立ち上げ、これにも加わらない前議員は無所属で選挙に出馬することになり、民進党は三分割した。

 これにより、政界地図は、自民党、公明党の保守与党と、希望の党、日本維新の会の保守野党、立憲民主党、共産党、社民党のリベラル、革新野党の三分極になり、それに無所属が加わって選挙戦を戦うことになった。

 しかし、小池人気に頼ろうとした希望の党が、小池氏の排除の手段が嫌われ人気が急降下、併せて希望、立憲、共産と小選挙区で野党が食い合い、結局、自民党が漁夫の利によって、選挙前の劣勢の噂を覆し圧勝した。

 終わってみると、安倍一強体制は変わらい形になったが、野党が保守とリベラルにはっきり分かれることになり、今後、希望の党を中心に野党の再編成があったとしても、与野党問わず、保守とリベラルの旗が明確になったことは良かったのではなかろうか。「関連:10月20日

 

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ソフトバンク、日本シリーズへ進出 

2017-10-22 11:21:33 | スポーツ

 今日、福岡ヤフオクスタジアムで行われたパシフイックリーグのCSファイナルシリーズ、ソフトバンク対楽天5回戦で、ソフトバンクが7-0と圧勝、ソフトバンクは、2年ぶり19回目の日本シリーズ進出を決めた。

 このシリーズは、ソフトバンクのアドバンテージ1勝を起点にして行われたが、1,2回戦で楽天が勝って、楽天が2勝を上げた段階では、勢いに乗る楽天の下剋上もあり得ると想定された。

 殊に、今までのケースでは、CSファイナルシリーズで第1戦を落としたチームの日本シリーズ進出は無く、このジンクスや、ソフトバンクの過去の失敗からして、パリーグ優勝チームソフトバンクに黄信号がついた。 

 しかし、3回戦目から風向きが変わり、楽天の岸、則本両投手の二枚看板に何とか勝って王手を掛け、今日の試合に臨んだ。

 この試合、ソフトバンクは今まで休んでいた柳田が一番で登場、初回、柳田の内野安打を起点に3点を上げて、4回には松田のHRなど3点を追加、武田の好投もあって5試合目で初めての楽勝だった。

 ソフトバンクの逆転勝利は、内川の4試合連続HR、中村の2試合連続決勝HRと両選手の活躍が大きく貢献した。このシリーズの最優秀選手は文句なく内川が獲得した。

 セントラルリーグのCSファイナルシリーズは、2,3回戦にDeNAが連勝、2対2になっているが、昨日、今日と台風の影響で2試合連続で試合ができず、決着が遅れている。「関連:10月19日

 

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6月の東名高速夫婦死亡事故、過失致死罪でよいのか

2017-10-21 11:30:08 | 社会

 最近、高速道路における死傷事故が大きな話題になっている。その中で、テレビなどは今年6月に神奈川県の東名高速で起きた、「追い越し車線」に止まっていた車に後続車が追突し、静岡県の夫婦が死亡した事故は深刻だ。

 夫婦は事故の直前に注意した車に高速道路上を追いかけられ、無理やり「追い越し車線」に止めさせられ、後ろから来たトラックに跳ねられ死亡した。

 被害者の車を止めたのは、割り込みやあおり運転の常習者で、この事件以前にも何回となく同様の危険運転を繰り返してきたとのことだ。

 被害者夫婦には2人の子供が同乗していたが、この痛ましい事故で孤児になってしまった。事故を目撃した娘が加害者を刑期が最長12年以下と重い危険運転致死罪で訴えたが、このようなひどい事故にも関わらず、事件の全容から量ると刑期が5年以下の過失運転致死罪にしか当てはまらないとのことだ。

 危険運転による罰則については、重大事故があると罰則を重くしてきたが、今回の正に犯罪行為とも言える不条理な危険運転死亡事故は、決して過失などというものではなく、実質的には犯罪そのものだ。

 これが形態的に過失運転と判断されてしまえば、無念にも死亡させられた夫婦は浮かばれない。

 

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