正さん日記

世の中思いにつれて

総選挙、逃げる麻生首相、崩せるか野党

2009-02-28 06:41:37 | 政治
 昨日、平成21年度予算案が衆議院で可決され、参議院に回されたが、衆議院の優位性により3月29日には成立することになった。
 衆議院では民主党が、他野党の反対を押し切って審議に加わり、予算の成立を容認したのは、かねてから麻生太郎首相が、解散・総選挙を行うにしても、21年度予算が成立した後のことだと言っていたことを当てにしてのことだった。
 反面、民主党は、参議院における内閣不信任案を提出することも含め、麻生首相を解散・総選挙に追い込もうとしているが、今のところ、麻生首相の態度からこれに応ずるような気配は感じられない。
 
 一方、自民党内でも、武部勤、中川秀直両元幹事長などから、麻生下ろしの具体的な発言が飛び出ているが、これに同調するようなエネルギーは無いようだ。
 また先に小泉純一郎元首相が、定額給付金を含む第2次補正予算関連法採決の際には欠席するとの発言に対し、これに同調する議員は、武部氏も含めいわゆる小泉チュルドレンにも無いようだ。むしろ、小泉氏に対する処分を行った場合、党内で、これに抗議し造反議員が出るのではないかと心配する向きもあるようだが、選挙を控えてそんな度胸のある議員も無いのではなかろうか。
 つまり、前から言っているように、自民党内でわあわあ言っていてもその後は何にも起りそうもない。つまり犬の遠吠えだけである。
 
 麻生首相としては、このような自民党内の空気を読み切って、そんなにがたがたする必要はないと思っているに違いない。従って、当面民主党など野党の攻勢を何とか交わし、いかに低支持率であっても出きるだけ解散・総選挙の先延ばしを図り、あわよくば頭上の強風が吹き抜けるまで我慢の子に徹しきるつもりではなかろうか。
 民主党など野党からしてみると、麻生首相の内に選挙をやった方が勝ち目があると思うので、こちらもじわじわ攻勢をかけながら、むしろ麻生首相がどうしても選挙をやらざるを得ない方向に追い込んだ方が得策だ。
関連:2月20日


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障害者郵便物割引制度を悪用、大儲け図る

2009-02-27 14:36:31 | 社会
 世の中には悪は絶えないが、これも社会の善意を悪用した不届きな事件だ。
 障害者団体の定期刊行物に対しては、郵便料金を格安に割引する制度があるが、大阪の広告会社がこの制度を悪用し、10年に亘り約100億円の不当な利益を懐にしていた。
 障害者団体の定期刊行物には、料金を払って定期的に購入するものは、例えば普通120円の料金が8円で済むことになっている。この制度を悪用して大儲けをしたのが大阪市西区の広告会社「新生企業」(現・伸正)で、大阪地検特捜部は社長・宇田敏代(53)、元役員・阿部徹(55)の2人を郵便法違反と法人税法違反の両容疑で逮捕した。
 両容疑者は、定期刊行物を発行したことがない障害者団体に制度の承認を受けさせ、新生企業が定期刊行物作り全般を担当していたことも判明。特捜部は、阿部容疑者が業務を統括し、同社が団体の名義を借りていたとみている。2人は容疑を認めているという。
 
 捜査関係者らによると、2人は2006~08年、障害者団体発行の定期刊行物を、東証2部上場の印刷・通販会社「ウイルコ」(石川県白山市)の広告付きダイレクトメール(DM)約500万通に同封。「有償購読者数が8割以上」との条件を満たしていないのに、低料第3種郵便物制度を利用して1通8円で郵送し、正規料金(50グラムまで1通120円など)との差額計約6億5000万円を不正に免れた疑い。
 新生企業は07年までの3年間に、所得を除外するなどの手口で法人税約8500万円を脱税した疑いもあるとのこと。
 
 また、新生企業と提携した複数の障害者団体は、同制度の承認を申請する以前に定期刊行物を発行した実績がなく、同社が用意した。その後、業務委託契約を結び、定期刊行物製作や発送など業務全般を新生企業が受け持つことで合意したという。宇田容疑者は15の障害者団体と提携していたが、うち半数は実態がなかった。
 この事件で、最も被害を蒙ったのは日本郵便ということになるが、障害者団体は上手く口車に乗せられた感じだ。10年も不当な行為を続けたのに、もう少し早く見破ることができなかったのだろうか。

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WBC日本代表、豪に2連勝

2009-02-26 09:41:03 | スポーツ
 一昨日、昨日、WBC日本代表とオーストラリアの強化試合が行われ、1試合目8-2、2試合目は11-2と日本代表が圧勝した。
 ただ、オーストラリアは代表選手の半数しか参加していないため、勝って当たり前というところか。日本代表はこの後、西武、巨人と交流試合を行い、3月5日、いよいよ中国との第1戦に臨む。
 
 オーストラリア戦では、1試合目のダルビッシュ、2試合目の松坂の両先発が出来が悪く、ともに早い回で交代した。松坂はウオーミングアップ程度の投げ方なのでもちろん心配はいらないが、ダルビッシュは今だに国際球に不慣れな感じで、やや心配を残した。
 しかし、1試合目ダルビッシュをリリーフした岩隅、2試合目、松坂を継いだ杉内など他の投手は無難に投げ、小刻みに継投を要する本試合にある程度の見通しを持てた感じだ。
 打撃陣は、イチローが本調子ではないが、4番を打った稲葉をはじめまあまあの当たりをしていたが、本塁打は1本もなく、やはり繋ぐ打線で得点を重ねていくチームになっている。
 
 さて、WBCも2回目になって本場アメリカをはじめ、野球強国ドミニカ共和国や、ベネズエラなども本腰を入れているようだ。
 アメリカでは27選手に抑えたが、強力大リーガをずらりと揃えている。特に投手陣は14人のうち10人が救援のスペシャリストという布陣で、短期戦に備え勝ちにいく気概を感じる。野球の本場として、意地でも制覇を目指しているようだ。
 ドミニカ共和国も、前回アメリカから出たA・ロッドを始め、オルテェス、テハダなど強打者を揃え、もちろん侮れない。
 王国キューバは健在だろうし、北京五輪の覇者韓国も手ごわい、サムライジャパンのWBC2連覇は厳しい戦いを余儀なくされる。
 
 先に、日本代表の左腕は3人と書いたが、思い違いだった。13投手の内4人が左腕であり、右9人との組み合わせとなっている。「関連:2月23日

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オバマ大統領が初の議会演説、国民の団結と国際協調訴える

2009-02-25 16:19:39 | Weblog
 オバマ米大統領は、24日午後9時(日本時間25日午前11時)過ぎ、連邦議会の上下両院合同会議で就任後初の議会向け演説を行った。
 オバマ大統領は、共和党議員のヤジにも柔和な態度で応じ、試練には理念や価値観の違いを乗り越え、国民が団結して対処して行こうと呼びかけた。
 国の赤字解消に向けた歳出削減策の一環として「冷戦期の使うことのない兵器システム」への支出を見直す国防費改革を明言し、核軍縮に向けた取り組み強化を示唆。向こう10年間で少なくとも2兆ドルの歳出削減が可能との見方を示した。

 その上で、経済、環境問題では、26日に議会に提出する予算教書が「未来の青写真」となるものだと指摘。(1)エネルギー(2)医療(3)教育への投資で競争力を再生させることが「新たな米国の世紀」をもたらすと述べた。
 特に「クリーンで再生可能なエネルギーを活用する国家が21世紀をリードする」と強調、この分野の実用化がドイツ、日本に後れを取っているが、「米国は再び先頭に立つ」と決意を示した。教育では20年までに大学卒業率を世界最高にする方針を明らかにした。

 一方、外交・安全保障では、イラク、アフガニスタンの二つの戦争について、先ずイラクについては「駐留米軍の撤退と責任ある戦争終結への新たな方法を間もなく発表する」と述べた。また具体的な国名は上げなかったが「敵との対話」路線を訴え、一般教書演説で、イラン、北朝鮮、イラクを「悪の枢軸」と表現し、対決姿勢を取り続けたブッシュ前大統領との違いを際立たせた。
 またテロや核拡散など21世紀の課題に対処するためとして、「伝統的な同盟の強化や新たな同盟の構築に加え、米国のあらゆる力を駆使する」と語り、国際協調を重視する姿勢を鮮明にした。
 
 オバマ大統領の議会演説は、大統領就任演説とのブレは見られず、国内では大胆な経済改革、国際的には、国連重視を改めて表明した。その中で、ブッシュ大統領時代にはほとんど触れられなかった核軍縮、地球温暖化への関与を明確にしたことは、世界中に明るい希望を与えたものと思う。「関連:2月24日
「写真:就任後始めて議会演説するオバマ大統領(ロイター)」

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NY株価が97年以来の安値に、日経株価にも影響

2009-02-24 17:17:12 | 世界
 23日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株の平均終値が、前週末比250.89ドル(3.41%)安の7114.78ドルと急落、終値としては1997年5月7日以来約11年9か月ぶりの安値をつけた。市場では7000ドル割れも懸念されている。
 
 オバマ政権は、議会で大型の経済対策を通したが、その経緯の中で共和党との協調が乱れたことや、依然として景気の先行きに明るさが見えないことなどが影響しているものとみられる。
 オバマ大統領は、財政赤字を4年で半減するとの意欲を示し、そのために医療制度改革やグリーン・ニューデール政策などを積極的に進めることにしているが、これらの政策は息の長いものになるため、即効性に欠ける面がある。
 早急な対策として、自動車産業や金融機関への支援がさらに具体的にになれば、先行き不安感が薄れ株価の上昇につながるものと思われる。オバマ氏にしてみれば今がじっと我慢の子となっている。
 
 アメリカ市場の株価安値更新の影響は、アジアの株価にも即刻連鎖し、軒並み下落した。また、24日の東京株式市場の日経平均株価は、昨年10月末の終値のバブル後最安値を一時更新、7155円となり、6000円台下落に後がなくなっている。「関連:2月15日
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日米首脳会談へ

2009-02-24 11:10:37 | 政治
 バラク・オバマ大統領がホワイトハウスに迎える最初の外国首脳として麻生太郎首相が選ばれ、日本時間明日未明から日米首脳会談が行われる。通訳を交えて約1時間の会談ということなので、実質的には30分程度の短時間の話し合いとなる。
 次に招かれるのがイギリスのブラウン首相とのことなので、最初に日本の首相がアメリカ詣でをすることになったが、これは極めて異例である。
 オバマ大統領は、同日、最初の議会演説を控え、多忙な中での日米首脳会談となり、それだけ日本に対する思い入れが深いのだろう。
 オバマ大統領からしてみると、7890億ドル(約71兆円)の緊急経済対策や、金融安定法に基づく2兆ドル(約180兆円)の金融支援などによって、経済の早期浮揚を図るために、先ず日米協力を優先したものと思われる。
 
 また、イラクからアフガニスタン重視の方針に転換するためには、パキスタンやアフガニスタン支援に対する日本の協力が不可欠と判断したとも考えられる。
 その他、先のヒラリー・クリントン国務長官の訪日によって、在日米軍再編や、これに関連する費用負担、沖縄普天間基地の移設などのについては根回しがされているので、これらを含めた日本の協力について、大統領自身から要請があるものと思われる。
 
 ただ、アメリカ側からしてみると、麻生首相の基盤が脆弱なことは十分承知しているので、たった実質30分の会談で、果たして実のある合意が図られるか心もとないが、支持率が最低に陥っている麻生首相が、自身の人気浮揚と、新大統領へのご祝儀のために、過重な約束をしてこないよう願いたいものだ。「関連:2月17日
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WBC28選手決定、もの足りない4番候補

2009-02-23 16:13:44 | スポーツ
 WBC日本代表の28人が決まった。原辰徳監督は、33代表候補から5人を落としたのではなく、現状の力を優先して28選手をピックアップしたと説明した。外れた5人の選手を気遣った思いやりのある言葉であろう。
 日本代表28人の内分けは、投手13人、捕手3人、内野手6人、外野手6人となっている。投手陣13人のうち右10人、左3人となったが、左投手はもう1人いても良かったのではないか。また、投球回数に制限があるため、どうしても中継、抑えのリレーとなるが、抑え専門は藤川、馬原、山口の3人なので、先発専門の投手をリリーフに使わざるを得なくなる。その使い方が勝敗を左右するので、原監督の腕の見せ所となる。
 
 打撃陣では、北京五輪の時もそうだったが、どっしりと4番を任せる選手が見当たらない。松中が代表候補に選ばれたのは、そんな理由があったと思っていたが、選考漏れでは致し方ない。巨人との練習試合で、稲葉が4番を打って結果を出したが、WBC2連覇を狙うとなると、ちょっと稲葉4番では心もとない。しかし、無いものねだりをしてもしょうがないので、4番は稲葉、小笠原、村田が候補になる。
 
 さて、素人解説者を気取って予想を立てると、下馬評どおり、投手の3本柱は松坂、ダルビシュ、岩隅であろう。2番手には左腕の杉内が用意されよう。クローザーは専門職の藤川、馬原、山口ということになるが、北京五輪では藤川は見事に打たれているので、原監督は、余り固定的に考えず、普段の先発専門職を抑えに回すかも知れない。
 スターテングメンバーは、捕手はやはり城島だろう。一塁村田、二塁岩村、三塁小笠原、遊撃中島、左翼稲葉、中堅青木、右翼イチローとなる。 打順は1番青木、2番中島、3番イチロー、4番小笠原、5番岩村、6番稲葉、7番村田、8番城島ではどうだろうか。中島と岩村を代える手もあり、4番に稲葉を起用する手もある。何のことはない、これでは常識の範疇をでないか。
 試合はどんどん動いていく。勝つためには、状況に応じてあの手この手を使わなければならない。WBC連覇に向け、サムライジャパンの健闘を期待する。「関連:2月21日

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「おくりびと」アカデミー外国語映画賞を受賞

2009-02-23 16:03:03 | 世界
 世界映画で最も名誉とされる、第81回米アカデミー賞で、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞を受賞した。
 日本作品の同賞受賞は1956年に現行のノミネート方式になってから初の快挙となった。主演の本木雅弘、広末涼子、余貴美子、滝田洋二郎監督が壇上へ上り、滝田監督が「本当にうれしいです」と英語で喜びのスピーチをした。
 また、加藤久仁生監督の「つみきのいえ」も短編アニメ賞を受賞し、日本映画は1955年に「地獄門」が名誉賞(外国語映画賞)と衣装賞を受賞して以来、54年ぶり2度目の2冠を獲得した。
 
 外国語映画賞を受賞した「おくりびと」は、山形県を舞台に遺体をひつぎに納める「納棺師」になった男性の姿を描いた作品で、日本ではロングラン上映されヒット、日本アカデミー賞では本木の最優秀主演男優賞など10冠を獲得した。
 今日の授賞式を前に、21日、同賞の候補作として、日本、イスラエル、オーストリア、ドイツ、フランスの5本のダイジェスト映像が流され、「おくりびと」のコミカルなシーンが映し出されると、満席の会場は爆笑に包まれたという。
 
 人の死は、国籍を問わず厳粛なものだが、葬送の儀式は国によって特徴があり、異国情緒と、厳粛な内にもユーモアを交えた風景が、選考にインパクトを与えたのではなかろうか。
 「おくりびと」のオスカー獲得により、日本映画がさらに世界で一目置かれるようになったことは喜ばしい。「写真:第81回アカデミー賞レッドカーペットの本木雅弘と広末涼子(シネマトゥデイ)」



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第2回伊豆マラソン、ボランティア参加の雑感

2009-02-22 06:23:18 | スポーツ
 今日午前、快晴の中、第2回伊豆マラソンが行われた。小中学生向けの3Kと、10K、そうしてハーフマラソンの21Kの3種目に県内外から1500人を超す市民ランナーが参加した。
 その内女子が約260人、60歳以上が約100人、21Kには70歳以上の人が3人、最高年齢は、10Kを走った浜松市から参加した82歳の男性だった。
 21Kはスタートが伊豆箱根鉄道修善寺北駅、ゴールが三島大社で、交通状態を勘案して、136号線を避け補助道路を中心にコースを設定した。
 この近辺で、修善寺から三島まで走る21Kものロードレースは今までなく、三島、大仁警察署では多分初体験ではなかったろうか。また、これだけのイベントになると、各役割のボランティアは相当数に上ったようだ。
 
 10Kの折り返し地点で、21Kコースの16,1K付近に当たる三島南校横道路に設置した給水所で、会のメンバーと一緒に給水の手伝いをした。
 9時40分を過ぎると10Kコースの先頭ランナーが折り返した。級水はなし。その後続々とランナーが折り返した。もうこの時点で勝敗が決まるほどランナー間の差は著しい。その後暫くして21Kコースのトップが通過。2位、3位との差はかなりあって、これもワンツースリーは、もうこの16Kで決まりだ。
 
 テレビのマラソン放送でエリートランナーの走りを見ていると、10K、20Kはまだ助走のような感じもするが、実際に市民ランナーの走りを見ると、10K、20Kを走るのはもの凄く体力を要するものと実感する。それだけエリートランナーの並はずれた体力、脚力の素晴らしさを想起し、殊に、箱根駅伝の5区山登りは21K以上あるが、それを1時間20分弱で走り抜くことの凄さを想い起す。
 さて、給水の手伝いをやっていて気がついたのは、トップグループの選手は、級水をほとんど取らないこと。級水する人は、後続になるに連れ多いことである。もちろん、エリートマラソンや駅伝ではその限りではないが、市民ランナーになると、弱い人ほど体力の消耗が激しく、それだけ給水も必要になるのではないかと感じた。
 今日の伊豆マラソンにボランティアの端くれに加わり、半日、人の走るマラソンだが、その楽しさを分け与えてもらった。
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大観衆にやりがい、WBC日本人大リーガー

2009-02-21 15:43:58 | スポーツ
 ここ数日のスポーツの話題は、WBCと石川遼でもちきりだ。宮崎のWBC人気は凄まじく、連日、サンマリン・スタジアムは4万人を超すファンが押し掛けているようだ。
 中でもイチローの人気は抜きん出ているようだが、北京五輪代表とは違って、大リーガーが5人入っているところに選手層の厚みを感じる。
 現在、代表候補選手は33人だが、この中から5人を落とし、28人が正式の代表選手になる。何時もながら、落とす選手5人を決めなければならない原辰徳監督は大変だ。
 練習の映像を見ていて、イチローや松坂大輔など大リーガーは、ことのほか張り切っている感じだ。3年ぶりのWBCだが、やはりリフェンディング・チャンピオンとしての誇りと自覚をもって練習に臨んでいるようだ。
 また、彼らは大リーグのシーズン中、大観衆の中でプレーし、拍手喝采を受けて、さらにモチベーションを高めていると思うが、観衆の多くがアメリカ人であり、同胞からの応援とはちょっと受け止め方が違うのではなかろうか。
 それに比べ、大勢の日本人から拍手喝采を受けている今の練習は、彼らにとって、ひと際やりがいと励ましになっている筈だ。
 今日、明日と巨人と練習試合をやり、代表を28選手に絞った後、3月5日中国戦からWBCが始まる。

石川遼、予選落ち
 さて、石川遼は、マスターズへのステップとなるノーザントラスト・オープンで、前日2オーバーの113位から2日目のスタートをした。しかし、今日もイーブンパーで、結局、通算2オーバーの144で99位にとどまり、米ツアーデビュー戦の予選通過はならなかった。
 石川は第2ラウンド前半の16番、後半の5番でボギー。6、7番で連続バーディーを奪って盛り返し、この日をパープレーでまとめたが、予選通過ラインの141まで3打及ばなかった。
 国内で抜群の人気者石川は、アメリカでも多くのファンの注目を集めたが、得意のパットが思うにまかせず、難しいコースをこなし切れなかった。「写真:チーショットを放つ石川遼:毎日新聞」「関連:2月1日
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