参議院選挙で大勝し、悲願の政権取りに向けて、次の総選挙でも勝利を目指す民主党が、今日午後の両院議員総会で新役員人事を決定する。
小沢一郎代表は、菅直人代表代行と鳩山由紀夫幹事長を留任させるとともに、副代表に新たに前原誠司前代表を加えることになった。これで副代表は岡田克也、北沢俊美、円より子、赤松広隆の各氏と合わせ5名になる。
参議院から輿石東参院議員会長が代表代行を兼務、直嶋正行元参院幹事長が参議議員で初めて政調会長に就任する。参議院で第1党となった民主党の意気込みが感じられる。
また、国対委員長に山岡賢次氏、選対委員長は赤松副代表、広報委員長は野田佳彦元国対委員長の就任が内定した。
偽コピー事件で一時退いた前原、野田両氏の復権が目につくが、外交、防衛政策で路線の違う前原氏らを執行部に取り込んで、全党一致体制を築こうとする意図が明確だ。
安倍晋三政権が、党、内閣人事でベテラン勢を取り込んだことに対し、小沢代表もこれに対応する体制を作った形だ。
さて、このような新体制を築き、次期総選挙で参議院選に続き勝利を目指す民主党にとって、新人議員のスキャンダルと小沢代表の秘書が関係する選挙違反事件が気がかりになる。
さくらパパこと横峯良郎氏のギャンブルと不倫、岡山で自民党前参議院幹事長片山虎之助氏を破った姫井ゆり子氏の不倫が週刊誌で大々的にすっぱ抜かれた。また、7月の参院選比例区で当選した民主党の青木愛氏陣営による公選法違反事件で、報酬を支払う約束をして選挙運動用ポスターを張った看板数千本を立てさせたとして利害誘導容疑で千葉県警に逮捕された印刷会社社長が、看板設置は小沢一郎・民主党代表の政策秘書の指示だったと供述していることがわかった。
2新人議員については、安倍政権の閣僚が、次々に政治資金不正処理疑惑を暴かれ、安倍首相の身元調査不十分が指摘されたが、民主党の2新人議員についても候補者選考の際に同じテツを踏んだようだ。
小沢代表秘書が絡むとされる選挙違反は、今後どのように進展していくか。2人の新人の去就はともあれ、小沢代表の絡む問題の行方は大いに注目される。
小沢一郎代表は、菅直人代表代行と鳩山由紀夫幹事長を留任させるとともに、副代表に新たに前原誠司前代表を加えることになった。これで副代表は岡田克也、北沢俊美、円より子、赤松広隆の各氏と合わせ5名になる。
参議院から輿石東参院議員会長が代表代行を兼務、直嶋正行元参院幹事長が参議議員で初めて政調会長に就任する。参議院で第1党となった民主党の意気込みが感じられる。
また、国対委員長に山岡賢次氏、選対委員長は赤松副代表、広報委員長は野田佳彦元国対委員長の就任が内定した。
偽コピー事件で一時退いた前原、野田両氏の復権が目につくが、外交、防衛政策で路線の違う前原氏らを執行部に取り込んで、全党一致体制を築こうとする意図が明確だ。
安倍晋三政権が、党、内閣人事でベテラン勢を取り込んだことに対し、小沢代表もこれに対応する体制を作った形だ。
さて、このような新体制を築き、次期総選挙で参議院選に続き勝利を目指す民主党にとって、新人議員のスキャンダルと小沢代表の秘書が関係する選挙違反事件が気がかりになる。
さくらパパこと横峯良郎氏のギャンブルと不倫、岡山で自民党前参議院幹事長片山虎之助氏を破った姫井ゆり子氏の不倫が週刊誌で大々的にすっぱ抜かれた。また、7月の参院選比例区で当選した民主党の青木愛氏陣営による公選法違反事件で、報酬を支払う約束をして選挙運動用ポスターを張った看板数千本を立てさせたとして利害誘導容疑で千葉県警に逮捕された印刷会社社長が、看板設置は小沢一郎・民主党代表の政策秘書の指示だったと供述していることがわかった。
2新人議員については、安倍政権の閣僚が、次々に政治資金不正処理疑惑を暴かれ、安倍首相の身元調査不十分が指摘されたが、民主党の2新人議員についても候補者選考の際に同じテツを踏んだようだ。
小沢代表秘書が絡むとされる選挙違反は、今後どのように進展していくか。2人の新人の去就はともあれ、小沢代表の絡む問題の行方は大いに注目される。