小林製薬の「紅麹」サプリメント「紅麹コレステヘルプ」などの接収で5人の死者や114人の入院患者が出ている。
亡くなったのは、70代から90代で通院や通院を予定している人は約680人にのぼり、小林製薬は治療費などの費用を負担するとしている。
そんな中で、原因と思われる物質「プベルル酸」の含有が確認され、今後、小林製薬と厚労省はこの物質の毒性などを調べる。
厚労省によると、プベルル酸は青カビからつくられる天然の化合物で、どういう理由で混入したのかはまだ不明という。
プベルル酸は、抗生物質としての特性があり、抗マラリア効果があるほど「毒性は非常に高い」という。毒を以て毒を制するという類のものだろうか。
ただ、プベルル酸が腎臓障害など健康被害の原因なのかは分からないため、小林製薬と国は今後、動物実験などで毒性を評価していくという。「関連:3月29日」
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