正さん日記

世の中思いにつれて

輿石幹事長で大丈夫か

2011-08-31 14:16:19 | 政治

 昨日の衆参両院で、野田佳彦民主党新代表が第95代首相に選任された。戦後31人目の首相で、54歳での首相就任は、安倍晋三、田中角栄氏に次ぐ3人目の若さとのことだ。

 

 野田氏は、さっそく党役員の要幹事長に輿石東参議院議員会長を起用、政策審議会長には、ライバル前原誠司前外相、樽床伸二元国対委員長を幹事長代行、国会対策委員長には平野博文元官房長官の起用を決めた。

 情報では、野田新首相は明後日までには組閣を済ませ、野田内閣をスタートさせる予定だが、閣僚に、岡田克也前幹事長、海江田万里経産相、鹿野道彦農水相を起用するとのことだ。

 

 このような顔触れを見ると、野田氏が党内融和を訴え、「ノーサイドにしましょう、もう」と言った言葉を忠実に守った形の党、内閣人事になりそうだ。

 しかし、小沢一郎元代表に最も近い1人の輿石氏が、党の人事、資金を一手につかみ、もし背後にいる小沢色が色濃く出ると、逆に、反小沢ののろしが再燃し、党内融和どころではなくなる可能性を含んでいる。また、輿石氏は、小沢、鳩山由紀夫元首相が拘っているマニフェストに固執すると、たちどころに野党との対立が激化する危うさを残している。

 

 また、輿石氏は、参議院議員で75歳の高齢なので、イメージ的にも国民受けしない。党役員だから関係ないといっても、テレビに出る機会も多くなるので、色あせているとは言え、清新を売り物の民主党のイメージにほど遠いキャラクターではなかろうか。良い悪いは別に、自民党の比較的若い、石原伸晃幹事長と比べると、どちらの方が若さを売り物にする党なのか見分けがつかなくなる。

 

 別の見方をすると、小沢グループには、党内で手腕をふるえる人材が居ない証拠とも言える。野田新首相は、党内融和に余り神経を使いし過ぎると、反小沢勢力の反発を誘発し、逆に党内融和を崩す要因を生み出すことになりかねない。

 まだ、新役員人事は始まったばかりだが、どうも野田新首相は、党内重要ポストの経験もなく、閣僚も財務相を少しばかり経験しただけなので、早くも党、内閣運営に未熟さが出ている感じが拭いきれない。「関連:8月29日

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民主党新代表に、野田佳彦財務相

2011-08-29 15:47:27 | 政治

 注目の民主党代表選挙が今日行われ、決選投票で、野田佳彦財務大臣が海江田万里経産相を大逆転、菅直人代表に代わって民主党の代表に選出された。

 

 5人が立候補して行われた代表選挙は、東京都内のホテルで午前から午後に掛けて行われ、先ず、5候補が15分ずつ演説して主張を訴え、その後第1回目の投票に入った。第1回目は、有効投票395票で内訳は、海江田氏143票、野田氏102票、前原誠司前外相74票、鹿野道彦農水相52票、馬淵澄夫前国交相24票となり、結局、1位に海江田氏、2位は鹿野氏の予想が、野田氏になったが、予想通り、決選投票に持ち込まれた。

 

決選投票では、野田氏が第1回目を113票上回る215票を獲得、第1回に33票上乗せして177票の海江田氏を38票上回り、新代表に当選した。

 決選投票については、予め、鹿野支持者は野田氏への投票を決め、前原、馬淵支持者は、海江田氏以外の候補者に投票することを決めていた。従って、決選投票は、投票前から野田氏の勝利が見えていたが、その中で、海江田氏に33票が入ったことは、むしろ意外だった。

 

 今回の民主党代表選挙は、わずかの期間に、国会議員のみの投票という乱暴な方法で行われたが、国会の会期末が迫っていた中で、菅直人首相の早期退陣を求めたこともあって、止むを得ないだろう。

 

 野田新代表は、明後日の国会で新総理に選ばれるが、今日3回に亘り行われた演説からは説得力も感じられ、党内では、融和を強調、国民のための政治に徹したいとする意思は充分に伝わったことと思う。

 しかし、海江田氏を担いで破れた小沢一郎元代表一派が、人事などで強要するようなことがあると、さっそく党内抗争が再燃することになる。野田氏のリーダーシップがどのように示されるか、試練の時は直ぐに来る。

(写真:民主党新代表に決まり一礼する野田佳彦氏・朝日)「関連:8月28日

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海江田、鹿野氏の決選投票で、鹿野氏が優位の見方=民主党代表選

2011-08-28 06:15:16 | 政治

 民主党代表選挙は、明日の投票に向けて、5人の候補者が、今日は朝から各テレビ、ラジオに出演、公開討論会を含めてそれぞれの思いを語った。

 増税、災害・原発事故処理、大連立、対小沢、社会保障と税の一元化などが争点だが、対小沢を含めて5人とも極端な隔たりはない感じだ。ただ、小沢一郎元代表の党員資格停止処分の解除については、前原誠司前外相と、海江田万里経産相はややニャンスの違う考え方を示したが、他の候補者を含め、帰するところは党内融和を唱え当たらず障らずの優等生答弁に聞こえた。

 

 マスコミの見方では、小沢・鳩山由紀夫前首相連合の推す海江田氏が、基礎票で先行し、前原、野田佳彦財務相、鹿野道彦農水相はドングリの背比べで接戦状態の様相だ。しかし、当選に必要な過半数の獲得になると、誰もそこまでの票は獲得できず、1,2位の決選投票に持ち込まれる可能性が高いようだ。

 

 そうなると、海江田氏が1位として、2位に誰が入るかが最大の関心事で、決戦になると、親小沢より、反小沢の方が、数が多いと思われるので、2位に入った候補者が当選する可能性が濃厚だ。

 

 1つの見方として、外国人からの個人献金を受け、さっそく国会で追及されることが確実な前原氏や、増税、大連立、A級戦犯は戦争犯罪人ではないと明言し、中国、韓国などを刺激した野田氏より、自民党との交流関係のあるベテラン鹿野氏へ、まだ投票相手を決めていない160票のかなりが入ると思われており、鹿野氏が2位となり、決選投票でも鹿野氏が海江田氏を破り、勝利することが充分考えられる。

 

 民主党代表選挙は、明日の午前中に衆参両院議員398名によって投票が行われ、午後2時頃には新代表が決まり、延長国会最終日の31日に、新総理が選ばれる。もし、鹿野氏になったら多くの国民は、鹿野氏っていったい誰だろうと首を捻るかも知れない。「関連:8月27日

 

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懲りない、小沢、鳩山氏がしゃしゃり出る民主党代表選挙

2011-08-27 16:45:44 | 政治

 民主党代表選挙に前原誠司前外相、海江田万里経産相、野田佳彦財務相、鹿野道彦農水相、馬淵澄夫前国交相の5人が立候補した。民主党代表は、即首相になるのだから、一応国家的行事になるのだが、どうも気乗りのしない人は少なくない筈だ。

 

 その理由はいろいろあると思うが、何と言っても知名度の低い人が多く、盛り上がりに欠ける感じだ。その中で、一応、国民に人気のありそうなのが、前原氏で一頭抜きんでている感じだが、どうも予想に反して民主党内では、そんなに買われてもいないようだ。その理由として、前原氏だと就任早々、人気の盛り上がったところで解散総選挙になり兼ねないので、選挙に弱い新人議員らに敬遠されているというから、何とも次元が低い話だ。

 もっとも、議員を辞めればただの人になるのだから、現職を死守しようとする気持ちは分からなくはないが。

 

 もっと次元の低い話は、小沢一郎元代表と鳩山由紀夫元首相がタックを組んで、傀儡政権作りを画策していることだろう。その矢面に、何人かの候補者を検討したが、結局、思いの候補者を決められず、消去法で海江田氏を小沢、鳩山連合が担ぎ出した。なんということはない、若し、海江田氏が首相になると、その段階から、小沢氏の繰り人形と化すことになる。言い方を変えれば、国民も小沢氏の思いのままに操られることにもなる。

 

 今の段階では、数合わせでみると、前原氏と海江田氏のトップ争いになる筈だが、小沢、鳩山連合の票も必ずしも確実票ではなさそうなので、野田氏と票を分け合いそうな前原氏ともども、意外な結果が出る可能性が残されている。

 

 野田氏については、前原氏に裏切られ、当初の第一候補から、3位になるのが精いっぱいのところに落ち込んだ。いずれにしても、結果はどうなるか分からないが、新しい代表、首相が決まっても、小沢氏を中心にした党内抗争は終わりそうにない。「関連:8月26日

 

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見苦しい、小沢氏に秋波を送る民主党代表候補

2011-08-25 14:26:04 | 政治

 民主党の代表選挙が迫る中で、候補者の乱立が目立つが、まさか、いま名前が出ている人が全部出るとは思えない。当初は、野田佳彦財務大臣がいち早く名乗りを上げ、有力候補と見なされたが、その後の発言と、前原誠司前外相の出馬表明によって、両者の支持者が重複するため、やはり、党内外で期待の高い前原氏の方に支持票が集まることが確実で、野田氏の影がすっかり薄れている。

 

 従って、前原氏が頭一つ抜きんでている感じだが、前原氏は、鳩山由紀夫前首相を通じて、小沢一郎元代表に支持を要請したものの、小沢氏は、党の重要ポストを要求しているため、すんなり話はつかない状態だ。

 この機に及んで、小沢氏は、自身か、または側近を幹事長ポストにつけ、再び党内の指導権を握りたいようだが、そうなると、小沢アレルギーの強い議員がいっせいに反発することは確実で、鳩山氏が言っているような党内が一枚岩になるなど夢のまた夢となる。鳩山氏は、いまや小沢氏の腰巾着のような役割を演じているが、はたから見ても見苦しい。

 

 小沢氏はグループに、党内随一の130人の議員を抱えていると言うが、有力議員が少ないことと、一年生議員が多く、彼らは次期選挙のことを考えると、必ずしも、小沢氏の号令で右向け右にはならないのではなかろうか。小沢グループと言われている議員も、やはり選挙に勝てそうな代表を選びたいだろうから、大抵は自身の意思に基ずき、投票する可能性が高い。

 前原氏を含め、余り小沢氏に比重を置いて多数派工作をすること自体、見苦しいし、単に形を代えた党内抗争を続けることに繋がる。「関連:8月24日

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本命前原氏で、民主党の血路は開かれるか

2011-08-24 12:53:57 | 政治

 菅直人首相は間もなく辞任するが、同氏の辞任に伴う民主党の代表選挙は、8月29日(月)に衆参両議員407名(衆議院議員301名、参議院議員106名)の投票によって行われる。

 先に、立候補を匂わせていた前原誠司元代表が、正式に立候補を表明、盟友の野田佳彦財務相も立候補の意思を変えず、馬淵澄夫前国土交通相、鹿野道彦農水相、海江田万里経産相、小沢鋭仁元環境相らが、もし立候補することになると、大変な乱立状態になる。

 

 しかし、前原氏が立候補することになったため、この中の何人かは立候補を取りやめることになる可能性がある。ただ、前原氏が小沢一郎元代表の支援を受けず、他の候補に小沢票が集中すれば、かなりの接戦が予想されるが、勝ち馬に乗るのが議員の処世術と言われているので、党内で最も人気の高い前原氏に、小沢票を含め集まりそうだ。

 

 若し、前原氏が代表になって、8月31日に首班指名により、民主党3人目の首相になっても、次の臨時国会でさっそく野党から、同氏の外国人からの献金問題で、集中的に攻勢をかけられることは間違いない。今までの国会でも、野党から、鳩山由紀夫前首相の個人献金、小沢元代表の企業献金、菅首相の外人からの個人献金が追及され、政策論議そっちのけて貴重な時間を費やしてきたが、また、国会で同じことが繰り返されることを思うとうんざりするのは国民だれものが感じていることだ。

 

 また、前原氏の内政、外交の考え方自体にも、いろいろ難しい要素を抱えている。前原氏は、民主党のエースと呼ばれているが、もし、首相に就任しても、血路を開くためには、相当のエネルギーを使わなければならない。

関連:8月21日

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リビア、厳しいカダフィ後の国家構築

2011-08-23 13:57:12 | 世界

 42年間、リビアの最高指導者カダフィ大佐率いる独裁体制の崩壊が時間の問題となっているが、昨日の報道で反体制側に拘束されたと伝えられたカダフィ大佐の次男セイフ・アルイスラム氏が、首都トリポリで記者会見をして健在ぶりを見せたというから、反体制側がまだ完全に首都を制圧している状態ではないようだ。しかし、カダフィ大佐は所在不明のようだから、やはりカダフィ体制はほとんど機能していないことは間違いないようだ。

 

 リビアは、カダフィ大佐が、1969年無血クーデターでイドリス国王を追放し軍事政権を樹立、大佐が革命指導評議会議長に就任して最高権力者になった。1977年に革命指導評議会を廃止、憲法のない事実上の独裁体制に移行した。カダフィ大佐批判はタブーで、厳しい言論統制の監視社会が続いてきた。

 2003年末に大量破壊兵器の放棄を宣言、対米関係は改善したが、国内では強権支配が続き、一応、カダフィ大佐の信任投票をやっても、ほとんど100%近い支持票が出るという、偽りの独裁体制が続いてきた。

 

 さて、首都トリポリでは22日未明、カダフィ大佐の居住区兼軍事基地があるバーブ・アジジヤ地区周辺で戦車の砲撃を含む激しい戦闘が発生した。外交筋はAFP通信に、カダフィ大佐が同基地にいる可能性があると述べており、最後の抵抗を試みているもようだ。首都南部でも戦闘が続いた。
 

 さすがのカダフィ大佐も後がない感じだが、問題は、リビアがカダフィ後の国家をどのように構築していくかだろう。今までは、カダフィ氏が「われが憲法」とばかりの超独裁体制を続けてきたため、憲法制定をはじめ、国家の形作りは、何もかも一から積み上げなければならない。しかし、カダフィ後を担う反体制派「革命評議会」も、リビア北東部のベンガジを中心にする地方、世俗派とのことで、今のところ全国組織になっていない。先ずは、反体制派としては全国を一本化するところから始めなければならず、もし間違って指導権争いでも起きると、騒乱が別の形で続くことになる。リビアの生まれ変わりは、NATOを中心に、国際社会の支援が必要不可欠になるかも知れない。「関連:8月22日

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リビア情勢緊迫、カザフィ政権の崩壊間近

2011-08-22 14:18:13 | 世界

 42年に亘り、リビアを強権で支配してきたカザフィ政権が、いよいよ終焉を迎えようとしている。リビアの反体制派は21日夜(日本時間22日未明)首都トリポリに進攻し、市内の大部分を制圧、最高指導者カダフィ大佐の息子2人を拘束した。カダフィ大佐は国営テレビで反撃を呼びかけたが、音声のみで姿は見せず、所在は不明とのこと。反体制派を軍事的に支援する北大西洋条約機構(NATO)はカダフィ政権が「崩壊しつつある」と明言した。
 

 政府側は21日夜までに、カダフィ大佐の警護担当部隊が降伏。国際刑事裁判所から人道に関する罪などの容疑で逮捕状が出ている大佐の次男で、後継者と見られていたセイフ・アルイスラム容疑者は拘束され、長男のムハンマド氏も投降した。
 これにより、政府側が死守してきたトリポリ中心部はカダフィ大佐の居住区画を除き、大部分が反体制派の支配下に入った模様だ。現地からのテレビ映像では、住民がカダフィ大佐の写真を踏みつけ、解放の喜びから空中に発砲する様子なども見られた。反体制派の拠点である東部ベンガジでも歓喜する市民らであふれた。
 

 一方、カダフィ大佐は国営テレビで音声を流し「抵抗しなければ(欧米)帝国主義勢力の奴隷になる」と繰り返し反撃を訴えた。アルジャジーラによると、アフリカ連合(AU)がアンゴラかジンバブエへの出国を打診中との情報もある。
 

 最も政権への反抗が困難と見られていたリビアで、2月中旬に反政府デモが始まった。当初、カザフィ政権は、反体制派の拠点ベンガジへ空爆を重ね、鎮圧を図ったが、リビア上空に飛行禁止区域を設けたNATO主導の多国籍軍が、3月19日から空爆を開始した後は、徐々に反体制派が首都トリポリへの侵攻に転じた。その後もカダフィ大佐は徹底抗戦を主張してきたが、リビア騒乱はその始まりから半年で重大局面を迎えた。

 

カダフィ大佐が退陣すれば、中東全域を覆う民主化政変「アラブの春」で排除された独裁政権はチュニジア、エジプトに次いで3カ所目となる。

カザフィ政権の崩壊は、リビア同様、反政府勢力を武力で抑圧しているシリアのアサド大統領にとって、次はわが身かと震撼たる思いでいるだろうか。「関連:4月24日

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混乱気味の民主党代表選び

2011-08-21 06:32:34 | 政治

 菅直人首相の示した退陣3条件が曲がりなりにも国会を通過することになり、菅首相は退陣することを明確にした。

 ポスト菅選びについては、8月31日の延長国会閉幕を前に、29日に民主党の国会議員投票によって決められるようだ。

 

 現在、代表選挙に出馬を表明しているのは、野田佳彦財務相、馬淵澄夫前国土交通相、出馬に意欲を示しているのが鹿野道彦財務相、海江田万里経産相、小沢鋭仁元環境相らで百花騒乱の感じだ。また、党内外で人気の高い前原誠司前外相も盟友である野田氏との関係で、出馬に迷っているようだが、徐々に出る雰囲気を作っている。

 

 いち早く、下馬評に上がった野田氏は、その後の発言で、増税、大連立を述べたが、加えて、A級戦犯は戦争犯罪人ではないと言明、中国、韓国から抗議を受けた。

 また、海江田、小沢鋭氏らは、小沢一郎元代表や鳩山由紀夫前首相に支持を取り付ける活動を活発にしており、その過程で、一部小沢派議員から、小沢氏の党員資格停止処分の解除要請が提起されるなど、信義にもとる不穏な動きが出ている。

 

 政策論議的なものは、野田氏の発言以外には、他の候補者から出されていない。小沢、鳩山氏らから、支持する候補者は、菅首相の政策を引き継がないこと、民主党の当初のマニフェストを進めることなど、難しい注文が出ており、正に、民主党内の統制が取れていないことがむき出しになっている。ここへきて、また小沢氏かとうんざりする人は多い筈だ

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日大三、光星に大勝し10年ぶり2度目の優勝

2011-08-20 15:15:38 | スポーツ

第93回全国高校野球選手権大会は、今日午前、阪神甲子園球場で日大三(西東京)対光星学院の決勝戦が行われ、日大三は今日も打線が爆発、2本のHRを含む全試合10安打以上を記録した猛打で、11-0と大差をつけ、これまで健闘を続けてきた光星学院を下し、2001年の第83回以来10年ぶりに2回目の優勝を成し遂げた。同校小倉全由監督は10年で2回の優勝監督になった。光星学院は東北地方に初の栄冠をもたらすことはできなかった。
 

5試合連続2ケタ安打の日大三は3回2死から畔上の死球、横尾の二塁後方の安打で一、三塁とすると、高山が秋田の失投を見逃さずセンターバックスクリーンへ特大のホームラン、さらに、5回に内野ゴロの間に1点を挙げると、7回には1死二塁から畔上、横尾、高山の連続適時打に、鈴木の左越え2点本塁打で5点を加えて、光星学院・秋田をKO、秋田は前の試合まで25イニングでわずか1失点だったが、決勝で日大三打線に捕まった。
 一方、日大三・吉永は連投の疲れを見せず、光星学院打線を完封。光星学院は5回2死一、二塁のチャンスで秋田が右前打を放つが、高山の好送球で二塁走者が本塁で憤死、反撃ならなかった。

 

 日大三は、一部新聞で、九州国際大付属(福岡)、聖光学院(福島)と並び3強と呼ばれ、優勝候補に上げられていたが、終わってみると投攻守とも断トツだった感じだ。また、今大会は延長戦が多く、劇的な満塁本塁打や、智弁和歌山の9回二死から8点を取って逆転するなど、実力伯仲の熱戦が多かった。

 

今大会は、東日本大震災の被災者を励ます大会と位置づけられ、また節電により、緒戦から午前8時から試合を始め、準々決勝は2日に分け行われ、決勝戦は史上初めて午前中に行うなど熱戦と共に、史上に名の残る大会になったと思う。(写真:喜びあう日大三ナイン・毎日)「関連:8月19日

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