正さん日記

世の中思いにつれて

ゴルフ日本女子オープンで、フォン・シャンシャン(中国)が優勝

2012-09-30 06:03:52 | スポーツ

 ゴルフの日本女子オープン選手権最終日は30日、横浜市横浜CC西コース(6545ヤード、パー72)で行われ、今年の全米女子プロ選手権を制した世界ランク4位のフォン・シャンシャン(中国)(23)が3バーディー、2ボギーでスコアを1つ伸ばして通算イーブンパーで逃げ切った。

 フォン・シャンシャンは、4日間首位を堅持、完全優勝で大会初制覇を果たした。8月のmeijiカップ以来ツアー今季3勝目、ツアー通算5勝目。優勝賞金は2800万円で、15年までのシード権を獲得した。
 フォン・シャンシャンは、最終18ホールで、かなり難しいパーパットを見事に沈め、1打差でホールアウトしていた朴仁妃(パク・インビ、韓国)を交わして優勝した。4位スタートの朴仁妃が1打差の2位。3位は2オーバーの李知姫(イ・チヒ、韓国)で3位までを中国、韓国が占めた。

 前日まで3日間健闘し首位タイを維持していた木戸愛は、大きく崩れて9オーバーの24位だった。日本選手の最高は宮里美香が3オーバーの4位、宮里藍は7オーバーの11位、相変わらず、中国、韓国勢の強さが目立った。

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惜しまれる、好漢城島の引退

2012-09-29 12:45:37 | スポーツ

 阪神の城島健司捕手(36)が現役引退を表明した。今季は怪我のため捕手を務めることは無理で、打撃を生かすため一塁や外野守備などについたが、5月に左座骨神経痛のため出場選手登録を抹消され、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けたりした。しかし、8月にはリハビリ出場していた二軍戦で左ひざ裏の肉離れを起こし、9月には二軍戦で実戦復帰はしたが、結局、捕手ができなくなった時には引退すると自ら誓っていたことや、高額プレイヤーとして責任を果たすことができない負い目などもあって引退する決意をしたものと思う。

 城島は1995年に、幼少時から憧れ、尊敬していた王貞治監督率いるダイエー・ホークスに入団、2004年にソフトバンクに代わったが、2005年まで在籍した。その間3度のリーグ優勝、2003年には日本一に輝いた。この間、城島は強肩強打の捕手として成長、印象に残っているのは、エースだった工藤公康投手との師弟コンビを組んだことだった。

 2006年にFA権を行使して、日本人捕手として初めてイチローの居た大リーグ、シャトル・マリナーズに入団、当初は攻守に大活躍したが、徐々に投手のリード方法などで日本のプロ野球と異なるなど苦労を重ねた。

 また、2009年には第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)に代表入り、決勝戦では4番を打つなど全試合にスタメン出場、高打率を挙げて日本の2連覇に貢献した。

 しかし、この年は攻守に不振に陥り、投手との折り合いも芳しくない中で、マリナーズとの契約を2年残して日本プロ野球に復帰を表明、ソフトバンクに復帰する目もあったが、ソフトバンクの捕手事情もあって、城島は契約金4億円で阪神入りとなった。

 阪神も正捕手の矢野燿大が引退間際にあり、城島の獲得は人気面にも大きな意味があった。2010年シーズンの城島は、セリーグ捕手の安打数記録を破るなど、当初は期待通りの活躍をしたが、終盤に左膝半月板を負傷していたことが判明し、シーズンオフに手術を受けた。

 しかし、翌年2011年シーズンからやはり膝の故障のため思うように試合に出られず、今季を含めて泣かず飛ばずに終わってしまった。

 今季は、城島と好捕手の雌雄を争っていた阿部慎之助(巨人)がMVP獲得を確実視されている中で、好漢城島健司捕手の早すぎる引退は何とも惜しまれる。早い時期に、理論家で名高い城島が指導者として復帰することを期待したい。「写真:2007年マリナーズ時代の城島・ウキペデア」

 

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終盤で、依然として激しいパリーグの上位争い

2012-09-28 14:11:05 | スポーツ

 プロ野球ペナントレースも最終章に差しかかっている。ここへきて日本シリーズ出場権を決めるクライマックスシリーズ(CS)に進出するセパそれぞれ3球団が見えてきた。

 セリーグは、巨人が早々優勝を決め、2位も中日が確定、3位はヤクルトが間違いない。ただヤクルトは勝率5.08とたった3つ勝ち越しているだけだ。堂々とCSに進出するためには、選手、監督は、残り9試合全部勝つぐらいの気持ちで試合に臨むべきだ。

 パリーグの首位争いは依然として激烈だ。現在首位の日ハムと2位西武との差は2ゲームだが、直接対決が2ゲームあり、試合数も西武が3ゲーム多いので、西武の逆転優勝の可能性は充分だ。こうなると双方とも直接対決以外の試合に負ける分けにはいかない。ソフトバンクはどうやら優勝の可能性は極めて低くなっている。それどころか4位楽天との試合が3ゲーム残っているので、5位ロッテを含めて激烈な3位争いが展開されそうだ。

 とは言っても、余程のアクシゼントがなければ、楽天に3.5ゲーム水を空けているソフトバンクの優位は変わらない。

 個人成績では、阿部慎之助(巨人)は、打率3.41 打点100は断トツだが、本塁打27とバレンテェン(ヤクルト)の29に2本のアヘッド、残り試合数からいうとちょっと追いつくのは厳しく、捕手として野村克也以来の三冠王達成は無理か。パの本塁打王は、25本の中村剛也(西武)と23本の李大浩(オリックス)の低レベルな争いだが、中村が逃げ切るか。さらにパリーグ打撃率争いは、目下3.15で1位の中島裕之(西武)と3.09で2位角中勝也(ロッテ)、3.08の3位糸井嘉男(日ハム)の低レベル争いになっている。「関連:9月22日

 

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地方票が水のあわになった自民党総裁選

2012-09-27 10:49:59 | 政治

 昨日の自民党総裁選挙で安倍晋三元首相が、石破茂前政調会長を国会議員による決選投票で逆転し6年ぶりに総裁にカンバックを遂げた。

 この結果について、石破氏に過半数を超す支持票を入れた地方からブーイングが飛んでいるようだ。地方からしてみると国民受けの良い石破氏が総裁になり、選挙の顔としての活躍を期待していたことがふいになった気持ちだろう。安倍氏に入れた国会議員はそんな気持ちを持たなかったのだろうか。或いは、民主党の評判が馬鹿悪いので、もう選挙に勝ったつもりになっているのだろうか。そうだとすると甘い考えだ。

 民主党は拙劣な政権運営で自ら墓穴を掘って、確かに世論調査などでは評判が芳しくない。といっても、敵失で民主党を圧倒的に引き離すチャンスなのに、自民党に対する支持もそんなに高くはなっていない。また、国民は、かっての自民党の失敗を忘れている分けではない。

 国民は、小泉純一郎元首相の新自由主義政策によって、格差が拡大したことを忘れるどころか、現在進行形になっていて、その新自由主義を引き継いだのが安倍氏ということを良く知っている。また、安倍氏が「美しい国」などと歯が浮くようなキャッチフレーズで、多数を後ろ盾に右派政策を強行採決したこともよく覚えている筈だ。

 また、「お友達内閣」などと揶揄され、党内のやり易い人間だけを集めて政権を動かした。その結果が参議院選挙で敗退、病気を理由にドタチャンをした。これが、自民党の衰退に繋がって行ったことはつい先頃のことだ。

 こんどの総裁選挙に安倍氏は、ドタキャンをした汚名を挽回したいために急遽出たそうだ。そんな彼があっさり総裁になれる自民党は、なんと底の浅い党なのか。

 石破氏を支持した地方は、安倍氏に対しては批判的だったし、選挙のことを思ったからだろう。今の国論から見ると自民党が政権奪還する可能性は濃厚だが、安倍氏が総裁になったことで、そう簡単にぼた餅が棚から落ちないかもしれない。「関連:9月26日

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安倍元首相、自民党総裁にカンバックしたが

2012-09-26 06:14:03 | 政治

 民主党政権の自滅によって、次期衆議院選挙は、消去法的に自民党が比較多数で政権奪還が濃厚になっている。それだけに、今日の自民党総裁選挙が注目されたが、結果は、安倍晋三元首相(58)が、国会議員による40年ぶりの決選投票で、緒戦に圧倒的な1位になった石破茂前政調会長(55)を破り、自民党では初めて2回目の総裁にカンバックした。

 午後1時から始まった1回目の投票は党員・党友投票に基づく地方票(300票)と国会議員票(197票)の合計で争われ、石破氏が地方票165票、議員票34票の計199票を獲得して1位。安倍氏が地方票87票、議員票54票の計141票で2位となった。3位は石原伸晃幹事長(55)で96票、4位は町村信孝元官房長官(67)34票、5位は林芳正政調会長代理(51)で27票だった。

 石破氏は1回目の投票で当選に必要な過半数に届かず、石破、安倍両氏による決選投票が国会議員だけで行われた結果、派閥票に弱い石破氏が敗れた。新総裁の任期は2015年9月までの3年間となる。

 安倍氏が国会議員の支持によった総裁になったことは、石破氏を圧倒的に支持した地方の党員、党友の意向に反する結果となり、今後、選挙にも微妙に影響するかも知れない。また、3年前に名誉とは言えない途中降板した安倍氏を、またも担ぎ出した自民党には人材が居ないのか。これでは古い体質の自民党がそのまま何の変化もなく前の姿をさらしているようなものだ。

 安倍氏は、超保守そのものだ。彼が総裁になったことにより、自民党の体質はいっそう保守化が進み、多様な思考で世界と付き合っていかなければならない我が国の外交は大丈夫なのか。特に、目下係争中の中国と真正面から向き合っていけるのか危惧されるところである。

 また、彼が財政、経済、社会保障、原発問題などに強いとは思えないので、これら山積している諸問題の処理は大丈夫なのか心配だ。
 自民党の中には、旧安倍内閣当時、国民投票法、教育基本法などの重要法案をことごとく成立させた手腕を買う意見があるが、あの時点では、衆参両院が与党多数の状況になっていて、何でも強行採決が可能だった。その後、安倍内閣は、参議院選挙で完敗、衆参ねじれ現象の発端となった。それからは法案が通らず、安倍首相は立ち往生して辞任に追い込まれたことは周知のとおりだ。

 つまり、安倍氏は数の横暴で政策を実現させたが、数が少なくなると何にもできなかった。この何にもできなかったことが彼の本当の姿だろう。もし、自民党が政権についても、衆参のねじれ現象はそのまま続く。数に頼るしかなにもできない弱い安倍氏をシャッポに備えた自民党の行き先にはいばらの道が待っている。「関連:9月12日

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疑われる民主党の本気度

2012-09-25 10:09:29 | 政治

 民主党の代表選挙で、予測どおり野田佳彦首相が他の3人の候補に大差をつけ代表に再選された。野田氏が代表選前に、次期衆議院選挙で敗北を見越し、自身がその責任を負うため代表となって、最後の将軍になる覚悟を語ったが、いま、国連総会に出席のためアメリカ・ニューヨークに行っている彼の「近いうち解散」に向けての戦術をどのように描いているのか、他人は知る由もない。

 その野田首相は渡米前、党幹部に、輿石東幹事長の続投、安住淳氏の幹事長代理、細野豪志氏の政調会長の新任を決めた。現政調会長の前原誠司氏は閣僚に横滑りさせるらしい。この布陣は次期選挙を見越して、選挙の顔に細野氏を当てたいという思惑が明白だ。つまり野田首相は、選挙の顔として自らは相応しくないことを自覚し、一方で敗北を覚悟しつつ、少しでも多くの歩留まりを残したいのだろう。

 しかし細野氏は、先の代表選挙に担がれた際、ぎりぎりの段階でこれを断った。彼の思惑は推測するしかないが、表面的には原発事故担当相の役割を果たすことを優先したいと述べた。その言や良しと、好感を持たれたと思う。

 しかし今度の政調会長受諾に当たって、政調会長として党全体で原発事故処理に当たりたいと述べた。ついこの前の代表選挙候補辞退の時と比べ、大分トーンダウンしたと受け止められても仕方がない。これも党利党略の1つの表れだろう。この問題に限らず、いま総ての対応に民主党の本気度が疑われている。「関連:9月7日

 

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子供の喧嘩でもあるまいし、日中正常化40周年記念行事中止

2012-09-24 06:02:10 | 政治

 中国から日中国交正常化40周年記念行事の中止が伝えられた。この他、文化、スポーツ、行政交流などこれまで計画されていた様々な交流イベントの中止或いは延期が伝えられている。国交正常化30周年の時にも、当時の小泉純一郎首相の靖国神社参拝により、日中関係が悪化した。しかしあの時は、関係者の努力によって30周年記念行事は敢行されたが、今回は30周年のような訳にはいかなかった。

 それだけ領土問題は、国家間の争いとして双方譲れないものだろうが、今回の場合はそれに加えて、中国の指導者の代替わりの時であることや、中国国民の格差に対するうっせきした不満が、日本への抗議に形を変えて政府批判にエスカレートしており、それを癒さなければならないなど中国政府の止むにやまれぬ事情があることも影響している。

 確かに、今回の尖閣諸島問題は、日本政府が国有化と言う最後の切り札を唐突に突き付けたため、中国政府としても逃げ場を失ってしまい、日本政府が国有化を撤回しない限り、振り上げたこぶしを引っ込める手だてが見つけられず、40周年記念行事の中止というまるで子供の喧嘩のような手段に出たのではないか。しかし、子供の喧嘩のような手段を講じたため、逆にその後の収束方法を見出すことが難しくなった。こうなると時間が解決するしか方法が無いかもしれない。

 ただ、子供の喧嘩をやっている間に、日中とも失うものが加速してくる。特に経済関係については、双方の依存関係が濃密になっているだけに、景気減速が言われている中国にとっても、景気が低迷している日本にとってもいらない損失が増大する結果に陥ることは間違いない。

 中国は、日本の輸出の方が多いので、困るのは日本の方だと強気だが、若し、2万社もあるという日本企業が徐々に中国から撤退していけば、中国人労働者の失業にも繋がり、それが中国社会に混乱を招く一因にもなりかねない。つまり、今や日中は相互互換関係になっているので、関係が悪化すればどちらにもマイナスになるのである。

 尖閣諸島の国有化を今さら日本政府が撤回することはあり得ず、このままにらみ合っても双方得るものはないので、やはり従来通り、そっとしておくことしか解決の方法はないと思う。「関連:8月20日

 

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日馬富士、白鵬破り2場所連続の全勝優勝、横綱昇進が確定、

2012-09-23 10:42:31 | スポーツ

  大相撲秋場所は今日千秋楽、14日目まで全勝勝ちっぱなしでほぼ横綱を手中にした大関日馬富士は、1敗の横綱白鵬と優勝を掛けて対戦、手に汗握る死闘を演じた結果、見事に白鵬を下し2場所連続の全勝で4回目の優勝を成し遂げた。この結果日馬富士の第70代横綱昇進が確定、朝青龍、白鵬に続き3人目のモンゴル出身の横綱となる。

  また、大関の2場所連続全勝優勝は、永い近代大相撲の歴史の中で、昭和の大横綱双葉山、平成の大横綱貴乃花に次ぐ3人目と言うから称賛に値する。

  今場所の目玉は何と言っても先場所全勝で3回目の優勝を果たした日馬富士の綱取りだったが、日馬富士は3度目の正直でみごと悲願を達成した。

 白鵬はこれで3場所優勝を逃し、全盛期の強さが影を潜めているが、年齢的には日馬富士より1歳若く、もう一踏ん張りして、日馬富士との横綱対立時代を築くことができるか否か。

  さて、今場所は正に白鵬、日馬富士2力士の独壇場だった。大関陣は、早々と琴奨菊、把瑠都、琴欧州の3大関が休場し、にわかに面白くなくなった。その上、頼みの大関稀勢の里が後半に失速、日馬富士、白鵬の2強のマッチレースを許した。

  稀勢の里は、期待が大きいが日馬富士、白鵬には歯が立たず、今日も同じ大関の鶴竜に完敗、もろさを露呈した。このように他の大関、関脇クラスとも力の差が見られず、まだ安定感が備わっていない。和製横綱誕生を期待する声に何時になったら応えることができるのか奮起を促したい。

 そんな中で、このところ台頭してきたのが関脇妙義龍、10勝5敗の好成績を挙げ、日馬富士が昇進した後の大関を狙える立場に差しかかっている。「関連:7月23日

 

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巨人、34回目のリーグ優勝

2012-09-22 12:41:46 | スポーツ

 プロ野球セントラルリーグで巨人が早々と3年ぶり34回目のリーグ優勝を決めた。21日東京ドームでヤクルトに6対4と勝利しての優勝決定となった。今年の巨人はスタート段階では不振が続いたが、5月16日からのセパ交流戦で17勝7敗の好成績を上げ、セリーグ3年ぶりの優勝を果たしてから、ペースに乗った。

 巨人は、ソフトバンクから杉内俊哉、ホールトンの両投手、横浜の4番村田修一などの大型補強で戦線を強化、その相乗効果でエース内海哲也、阿部慎之介捕手、坂本勇人内野手、長野久義外野手が持っている力を完全に発揮した。特に阿部は、現在打率、打点で首位、本塁打もバレンティン(ヤクルト)にあと3本と三冠王を狙えるまでの活躍ぶりだった。投手陣も、内海、杉内両左腕が安定した働きを見せ、いわば投打に他を圧倒したと言って良い。

 しかし、それはそれとして、2位中日が11ゲーム差、3位ヤクルトが22ゲーム差では、他のチームが余りにもふがいなかったことも確かだ。中日は高木守道新監督の1年目だったが、落合博満前監督だったらこんなぶざまな格好にはならなかったのではないか。この上は、せっかく日本シリーズ進出へのチャンスになるクライマックスシリーズで、2,3位チームの奮起を促したい。

 最後に、せっかく優勝した巨人に冷や水を浴びせる形になるが、大分前の話とは言え、優勝監督原辰徳が暴力団の脅しに屈し大金を捲きあげられたことが不問になっていることには違和感がある。「関連:5月26日

 

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オスプレイ、反対を押し切り岩国で試験飛行行われる

2012-09-21 11:21:37 | 政治

 遂にオスプレイの試験飛行が行われた。今日午前、山口県岩国基地に一時駐機中の米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ2機が海上に飛び立ち、その後計7機が飛行したが、その内少なくとも2機が山口県下関市街地上空を飛行した。オスプレイの米軍基地周辺での飛行ルートについて日米合同委員会は「人口密集地域を避け、可能な限り海上を飛行する」と合意しており、沖縄や山口など関係自治体は反発している。 

 オスプレイは7月23日に岩国基地に搬入されたが、安全性への懸念から自治体の反発が強まり、日米両政府が運用ルールを協議、日本政府が19日に安全宣言を発表した。岩国に駐機中の全12機の試験飛行には約2週間かかるといい、米軍は早ければ28日から、試験飛行を終えた機を順次、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に移動させる方針だ。

 岩国で、強引に試験飛行が行われ、沖縄はもとより、今後飛行訓練が予定されている静岡県御殿場市など米軍基地を抱えている地域の不安は高まっているが、どんなに反対が合っても、米軍がオスプレイの飛行を取りやめることは先ず無いだろう。オスプレイは、普天間飛行場にあるヘリコプターに代えるものとして搬入される。米軍の話ではヘリコプターより事故率は低いとのことだが、にわかに信じ難い。

 アメリカは、今までのトラブルは人為的なものと強弁しているが、機体の機能的な欠陥とか人為的なミスとか言っても事故があったことは事実だ。そうして今後も事故が決してないとは言い切れない。もし、事故が発生したら、これだけの反対を押し切って強行したのだからその影響は計り知れない。この問題は、日米安保条約に基づき行われるもので、我が国としては理屈上異議を唱えられないが、万一、人身事故でもあれば、極論かもしれないが日米安保の存在そのものを脅かす問題に発展することも無いとは言い切れない。「関連:7月22日

 

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