ロンドン五輪4日目、女子柔道57キロ級で、松本薫(フォーリーフジャパン)が、この級では初となる待望の金メダルを獲得した。男子柔道73キロ級は中矢力(ALSOK)が決勝で敗れ銀となった。
また、予選5位でファイナルへ進んだ男子体操では、日本は北京と同じ銀メダルとなった。予選6位の中国は、各選手が着実な演技で北京五輪に次ぐ連覇を果たした。
水泳では、女子100メートル平泳ぎで鈴木聡美(山梨学院大)が1分6秒46で泳ぎ、銅メダルを獲得。女子100メートル背泳ぎで銅の寺川綾、男子100メートル背泳ぎで銅の入江陵介に続いて、3レース連続で日本競泳陣がメダルを獲得した。
昨日の北島康介に次ぎ、男子体操団体でも金メダルを逃したが、柔道女子の松本が金を取り、今後に光明を与えた。
ただ、今日までのメダル獲得状況をみると、日本は、中国、アメリカの17に次ぐ11個と以外に善戦している。金メダルは中国が9で、アメリカの5個をリードしている。その他、メダル数では、開催国イギリスが3個、スポーツ王国ドイツが1個と意外な展開だ。もっとも、競技の種目にもよるだろうから、イギリス、ドイツはこれからだろう。(写真:柔道女子57キロ級で優勝し、笑顔で手を振る松本薫(30日、エクセルで)=読売)「関連:7月30日」