座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

月次祭準備

2022年09月30日 | 神社祭事並びに行事予定

日中はまだ、外で動くと汗ばむ残暑が続いている、そんな9月が終わりを迎え、明日からは10月!

1日の7時より月次祭を斎行致します。この月次祭は毎月1日と15日に斎行され、どなたでもご参列可能です。ご興味がある方は是非ご参列下さい!

10月は「神無月(かんなづき、かみなしづき)」と呼ばれています。10月には全国の八百万の神様が出雲大社に集まり、色々なことを会議するという言い伝えがあります。そのために、このような字があてられています。

逆に島根・出雲地方では神無月を「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。このように暦に着目してみると色々なことがわかって面白いですね。

月がかわるとすっかり秋めいてくるのではないでしょうか。過ごしやすい季節とは言えど、体調管理には十分気を付けてお過ごし下さい。


神社にある御神輿

2022年09月29日 | その他

今日は過ごしやすい秋らしい日和になっています。隣接する公園からは金木犀と銀木犀から香りが境内へと漂い始めました。

各地では秋の収穫と共に御神輿の渡御や伝統神事などが執り行われる例大祭を斎行する神社も多いかと思われます。

当社は昔から8月1日が例祭日。一昨年、昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で神輿渡御は中止を余儀なくされましたが、今年の例大祭はなんとか神輿を台車や自動車に載せて氏子区域内を巡幸することができました。

当社には例大祭の神輿巡幸に使われる神社神輿をはじめ神輿庫や参集殿内にいくつかの御神輿が展示されています。

こちらは神社神輿 平成8年に氏子より奉納されました。

こちらは前神社神輿 製作された時期は江戸時代と言われていますが特に記載はありません。

参集殿内にあるこちらの御神輿は小田急電鉄相模大野車両所有志で手作りされたものでご奉納いただきました

こちらは子供御輿 当社神輿保存会が募集しているお子さん方が例大祭にあわせて神社境内や境内周辺を巡行します。

当社の神輿渡御は氏子区域内(星の谷、皆原、鈴鹿長宿)3地区の氏子中が以前は奉仕しておりましたが、平成6年に神輿保存会入谷睦が発足して現在はこの会の奉仕により神輿巡幸が執り行われております。

これらの御神輿は自由にご覧いただくことが出来ます。ご来社の際はぜひご覧下さい。


カヤの実

2022年09月28日 | 奉祝記念事業

今日も良く晴れていますが秋の涼しい風が吹いていて過ごしやすい日和となっています。

境内には秋になるといろいろな実が実っています。

昨日ご報告した銀杏や今年はあまり実が成らなかった山茱萸(さんしゅゆ)、カヤなどが実りの時期を迎えています。

社殿西側にある大木のカヤの木には緑の実らしいものが枝の部分についています。

この様な形でついていますが、地面に落ちると緑の部分が外れて種のようなものが出てきます。

一瞬アーモンドのように見えますが実の部分は殻を割ったなかのものです。

食用にも出来ますがアクが強く食べれるようになるには少し手間がかかりそうです。

銀杏と同じように殻の中から出てきた実の部分からは油も採ることが出来るそうで昔は良く植えられていたそうですが、今はあまり見かけなくなりました。

このみどりの部分が開くと爽やかな香りがするのでなんとなく落ちている場所も分かるかと思います。

銀杏の香りもカヤの香りも秋の風物詩といっても良いのではないでしょうか。


銀杏

2022年09月27日 | 境内の様子

今日は陽射しもありましたが、晴れやかな清々しい一日でした。

最近は桜の木を中心に落ち葉が多く、朝の清掃は10時頃までかかることも珍しくありません。

参道を掃いていると手水舎の近くにある銀杏の木から銀杏の実が落ちていて、砂利や駐車場の入口にも落ち始めています。

手水舎の近くにある銀杏の木

数は少ないですが見上げるといくつか実っています

銀杏の実はつぶれると独特の強いにおいがありますので苦手な方は足元に気を付けてご参拝下さい。

この時期は落ち葉が多いので、境内美化にはより一層取り組んで参ります。


御賽銭

2022年09月26日 | 境内の様子

神社でお参りをするときは、まず御賽銭を入れ、鈴を鳴らして二拝二拍手一拝をし、心を静かに願いを思い浮かべる、、、

この御賽銭は『お願い事をするために入れるもの』ではありません。

御賽銭の゛賽゛とは、もともと神様へのお礼を意味しております。ですので賽銭とは願いが叶った際に、日々の平穏を感謝する時に神様にお供えする金銭の事を表します。

国民皆がお米や野菜を作っていた頃は、神様のお陰で出来たその作物を、感謝の気持ちと共にお供えしておりました。それがしだいに勤め人が増え、時代と共に今の形と変わってまいりましたが、元々神様と私達は感謝の気持ちだけで繋がっていたのだということは忘れてはならないなと思います。


境内に玉虫

2022年09月25日 | 境内の様子

台風一過とは少し違うかもしれませんが、昨日までの雨は上がり朝から快晴となっています。

天気予報では“秋晴れ”と言っていましたがどちらかというと夏に近い日差しの強さです。

こんな雨上がりの日は必然的に数日分の落ち葉を片づける事になり骨が折れるものですが、今日は落ち葉に混ざって珍しいものが落ちていました。

玉虫は警戒心が強いようでなかなか姿を見せてくれないのですが、まれに動かなくなった玉虫が木陰から飛ばされて出てくる事があります。

掃除の最中なのを忘れしばらく眺めてしまうような、不思議な色合いをしていますね。昔は玉虫を紙に包んでタンスに入れておくとお金が貯まる・着物が増えるなどと言われ一種の縁起物でもあるようです。

まだしばらく雨風の多い時期が続きます。玉虫は偶々ですが、危険な落ち枝などがないように気をつけながら境内清掃に努めたいと思います。


栗の奉納

2022年09月24日 | その他

昨夜夜半から強い雨が降り始め、今日も雨の一日となっています。

昨日発生した台風が東海から関東の太平洋側を進んでいて愛知県や静岡県では線状降水帯が発生して洪水などの災害の危険度が高まっているようです。

昨日、当社氏子会役員の方から今年の栗の奉納がありました。

大きな栗は神前にお供え致しました。

又、昨日は初宮や七五三などでお越しの方も境内で写真を撮ることもできましたが今日は雨も降ってちょっと難しそうです。

その分参集殿や内手水舎などで撮影が出来る場所をご用意致しました。

今後雨の降るような場合は出来るだけ撮影スポットをご用意致しますのでご利用下さい。

受付等が混み合っていなければシャッターなどのお手伝いもさせていただきますのでお声をお掛け下さい。


自動車のお祓い

2022年09月23日 | 御祈祷・授与品

今月2回目の三連休の始めの大安の日。秋分の日でありお彼岸の中日でもありますが、天気が先週の三連休と同様の雨模様となっています。

先週も今週も台風の影響を受けそうで気がかりな休日となっています。

午前中は初宮や七五三のご祈願で混みあいましたが、午後になると車のお祓いの方が多く来社されました。

今日の午後は霧雨程度なので境内でお祓いを行いました。

お祓いの際は両側の扉とトランクも開けてもらい中までお祓い致します。

お祓いの場所を指定しておりますので巫女の説明により所定の場所にお停め頂いております。

雨の日は参集殿の入口前で屋根のある部分でお祓いを致します。

三連休の初日という事もあり各道路は混雑している様です。

お墓参りや行楽など気温も25℃前後と過ごしやすい日和なのでお出掛けされる方が多いようです。

台風も気になりますが、車の運転にも気を付けて楽しい休日をお過ごし下さい。

 

 


六根清浄

2022年09月22日 | 神社知識・作法・歴史

立ち上がる時に、ついつい『よっこいしょ』・『どっこいしょ』って掛け声をかけてしまう事はありませんか?

この『よっこいしょ』・『どっこいしょ』の語源は六根清浄からきていると言われております。

六根は眼・鼻・耳・身・口・意(心)であり、六根清浄大祓では、

眼に諸々の不浄を見て、心に諸々の不浄を見ず

耳に諸々の不浄を聞きて、心に諸々の不浄を聞かず

鼻に諸々の不浄を嗅ぎて、心に諸々の不浄を嗅がず

口に諸々の不浄を言いて、心に諸々の不浄を言わず

身に諸々の不浄を触れて、心に諸々の不浄を触れず

意に諸々の不浄を思いて、心に諸々の不浄を思わず

とあります

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感に加え心、穢れに触れたときに御神徳を以て六根に生じる罪を清めて消滅させようというものになります。

神様は目に見えないから存在しないのではなく、大切なのは、見えないものを感じる感性です。

形あるものは崩れていきますが、心は受け継ぐことが出来ます。

『どっこいしょ』と自らを浄化するための掛け声と共に、活気を以て日々を大切にお過ごし下さい。


七五三詣

2022年09月21日 | 七五三詣

昨日の午前中に台風が東北の太平洋へ抜けてから風向きが南から北東にかわり一気に気温が下がってきました。

今朝の気温も20度を下回り肌寒いと感じられたのではないでしょうか。 

朝も長袖に薄手のものを羽織るくらいで、日中も25度以下ととても過ごしやすい一日となり秋を感じます。

また幼稚園など半日保育になっている水曜日には午前中でも七五三でお参りに来られるようになってきました。

七五三やお宮参りで記念写真が撮れるスペースを祈祷控え所館内や境内に昨年同様用意しております。

こちらでも写真が撮れます。

比較的平日はゆっくりと撮影ができるかと思いますが、これから10月、11月の土日祝日は少しずつ祈祷者の数も増えていくかと思われますので各所譲り合いながらの撮影をお願い致したいと思います。

又、コロナ禍から外部の写真屋さんを伴って御祈願に来られる方が増えてきました。

御祈祷をされる方に於いては境内での写真撮影を許可致しておりますが、その際御祈祷の受付を事前に行っていただき神社側より撮影許可証をお渡しから撮影に入っていただくようお願い致しております。

受付の際にお渡しする撮影許可証

撮影許可証は写真屋さんが首に下げていただき、他の祈祷者から許可証が見えるようにお願い致します。

御祈祷の予約は必要ございません。午前9時より午後4時30分までの間に受付を行っていただければ随時執り行っております。

社殿内もお席の間を広めにとっている関係でご参列できる人数も少なめになっておりますので、なるべく時間に余裕をもってご来社頂けるとありがたいです。

着付けや写真撮影などのご予約は神社までお問い合わせ下さい。

ご来社お待ち申し上げております。


彼岸入り

2022年09月20日 | 

今日は暦の上での『彼岸入り』。連休明けであることと台風の予報もあってでしょう、境内を行き来するご参拝の方はさすがに少なく感じます。

心配していた天気は霧雨が降ったり止んだりといった様子で、台風がもう太平洋側に通過したとなればとりあえずこれ以上の暴風はなさそうではあります。

『彼岸』というのは仏教に由来する言葉ですが、仏教伝来以前からこの時期は先祖を偲ぶ時期であったといいます。

先祖を偲ぶという事は、一時仕事の手を休めて過去と未来に思いを馳せるという事でもあります。天気の不安定な時期とも重なりますので、皆様も心と体を十分に休めてお過ごし下さい。


台風の余波

2022年09月19日 | 境内の様子

昨日鹿児島県に上陸した台風14号ですが、朝には福岡県に再上陸し北上を続けています。

神奈川県は昨日から台風の影響と思われる雨雲が断続的にかかり、雨が降ったり止んだりを繰り返していて今朝からは南からの暖かい風も強く吹いています。

午前10時前には社殿がかすむほどの雨が降りました。

一瞬にして駐車場も水たまりが出来る程の状態です。

台風が関東地方に最も接近するのは今日夜半から明日午前中にかけてでしょうか。

各地で暴風雨の影響が出てきており、河川の氾濫や土砂被害などが最小でおさまるよう避難も早めに行っていただければと思います。

収穫前の稲や梨やりんご、栗といった秋の味覚の物にも被害が及ばないようただただ祈るばかりです。


雨の降り始め

2022年09月18日 | 境内の様子

台風14号が九州南方に近づき、その影響かこちらでも未明から雨が降り始めています。

天気予報は向こう一週間雨。関東地方が強風と大雨に見舞われるのは19日から20日にかけてとみられています。

今は降ったり止んだりで風もありませんが…

今の内にできる対策としては『雨どいや排水溝を掃除する』『屋外の風で飛びそうなものを片づける』『ハザードマップを確認しておく』などでしょうか。

この台風14号は“危険な”と表現されるもののようです。皆様も無事やりすごせるよう準備して参りましょう。


窓の清掃

2022年09月16日 | 境内の様子

本日の午前中に回廊、参集殿の窓の清掃を行いました。

ホースを使って水で汚れを流した後に水切りで水滴の後が残らない様に慎重に作業します。

砂埃や花粉などで気づかぬうちに汚れてしまうので定期的に清掃しています。

七五三の時期が近づくにつれ、参拝する方も多くなってきます。皆様に気持ち良くご参拝して頂く為、境内美化により一層取り組んで参ります。


長月十五日月次祭

2022年09月15日 | 神社祭事

皇室の弥栄と氏子崇敬者の皆様のご繁栄を祈念し、長月十五日の月次祭を斎行致しました。

神道から導かれる暮らしの知恵等を、ご参列の皆様に分かりやすく伝える難しさを体感し、終わった後は反省をしてまた次の講話に活かしていく、その繰り返しです。 

毎月1日、15日午前7時から斎行しておりますので、宜しければ皆様のご参列お待ち申し上げております。

朝晩と過ごしやすく、残暑も和らいで来ているように感じますが、日中に至るとまだ蝉の声が聞こえます。

『暑さ寒さも彼岸まで』とよく言います。次の月次祭の時にはより秋らしい風景になっている事かと思います。