美人薄命

重く垂れこめた雲のすき間から
陽の光が木漏れ日のように降り注いでいます。
梅雨空に広げたカーテンのようですが
これってひょっとして「天使の梯子」なのでしょうか。
ちょっと出来損ないのようですが・・・

気象用語では「薄明光線」と呼ぶそうです。
ちなみに「美人薄命」という言葉とは関係ありません。(笑)
幸せを呼ぶ自然現象として知られているそうです。
人間は幸せになるために生まれて来た

と言ったのは寅さんだったか、毀滅の刃の主人公だったか・・・
幸せになりたいと願ってみても
なかなか幸せになれないのが人生かも知れませんねえ。
などと愚にもつかないことを考えているうちに
美しい自然現象はアッという間に消えてしまいました。
まさしく美人薄命でした。(笑)