まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

百花繚乱

2021年03月30日 | 日記

花散らしの雨風も何とか耐え抜いて
桜はまだまだ満開です。
この季節、桜にあらずんば花にあらずの風潮ですが
そんな世間の桜びいきに反発してか
咲いてるのは桜だけじゃねえぞ!の声も聞こえてきます。

メタセコイアの林の下で
淡いピンク色の可愛らしい花が咲いています。
その名もハナカイドウ(花海棠)です。
桜と同じバラ科の花だけについつい間違えてしまいねえ。
名前の由来は・・・うーん、知りません。(笑)
ピンクの花が咲いた後に林檎に似た小さな紅い実がなって
これがまた可愛らしいんですねえ。
桜に比べてちょっと色っぽいイメージでしょうか。



こちらはお馴染みの木瓜(ぼけ)の花です。
これも桜と同じバラ科の花ですが
ちょっと毒々しいような濃い真っ赤な花姿が特徴です。
ボケの花と言えばどうしても関西弁の「ボケ!」を連想しますねえ。
東京言葉のバカ!は限りなく人格否定に近い罵詈雑言ですが
関西弁のボケ!はお前はホンマにどうしようもないアカンタレやなあ
という優しみにあふれた救済の言葉です。
こうやって赤やピンクの花が次々と咲き始めて来ると
いよいよ春だなあという気分になって来ます。
桜に負けず劣らず百花繚乱の季節です。