怖~い記事が東京新聞に載っている。
新潟県にある東京電力の柏崎刈羽原子力発電所で
テロ対策用の侵入検知装置が故障して
万が一テロリストたちが侵入しても察知できない無防備状態が
ひと月近くも続いていたと言うから驚いてしまう。
なにもテロリストたちに限らず
泥棒が忍び込んでも気づかない状態だったらしいから呆れる。
以前から「テロの標的になるとしたら原発だ」と言われ続けて来て
そんなことになったら日本が大変な事態となるだけに
テロ対策はセキュリティーの最大課題だった。
東日本大震災では原発史上、最大最悪の事故を起こしておきながら
その教訓がまったく生かされていないこのずさんな管理体制
危機感の希薄さはどうなのかと思わず天を仰いでしまう。
あの津波でも万が一のことが起こっただけに
いつテロリストの標的となる不測の事態が発生するとも限らず
原発の再稼働など即刻やめてしまえと叫びたい。
あの大震災から10年、原発がなくても電力不足は聞こえてこない。
もう一つ怖~い記事が載っている。
新型コロナウイルスの変異株で国内初の死者が出たと言う。
ともに神奈川県内の70代と50代の男性で
50代の男性は高血圧と脂肪肝の基礎疾患があったと言うから
他人事ではないぞと思わず身構えてしまう。
新型コロナウイルスというのはまことに厄介な病原菌ようで
まるで討手を逃れるかのように変装たり擬態したり
次々と目くらましをしながら生き延びるらしい。
こんな変幻自在で悪辣なウイルスを果たして抑え込むことが出来るのか。
菅さんは辛抱たまらず今日にでも緊急事態宣言を解除するらしいが
相変わらず無為無策で科学的視点が皆無の政府だけに
本当に大丈夫かと心配になって来る。