まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

泰山木の花仰ぐ

2020年06月03日 | 日記
木立の向こうに
白くて大輪の花が見えました。
そうか今年も咲いたか・・・
などと独りごちながら近づいていくと
ジャスミンのようないい香りが早くも漂い始めています。



泰山木の花です。
直径20センチ近くはあるでしょうか。
公園でも一番大きな花かも知れませんねえ。
モクレンの花の仲間ですが
どんよりとした梅雨空が似合う華やかな花です。



まるで大ぶりの茶碗のようです。
私はこの花を見るとついつい「乾杯」をしたくなります。
茶碗酒というのも無粋ですから
シャンパンなんかはどうでしょうか。
ドン・ペリはちと高いので「モエ・シャンドン」あたりで・・・
その甘い香りと相まって
最高に美味しいと思うのですが・・・



蕾にも独特の気品があります。
葉っぱにも独特の光沢があります。
独特だらけで始末に負えない花と言えるかも知れません。
でも、好きなんですねえ、この花。

     行き暮れて 泰山木の 花仰ぐ (杉作)

オジサンはいつも生き暮れています。