まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

沖縄「慰霊の日」

2020年06月25日 | 日記
23日は沖縄「慰霊の日」だった。
最後の激戦地・摩文仁の丘の平和祈念公園では
20数万人もの戦死者を悼み戦没者追悼式が行われた。
その式典で「平和の詩」を朗読したのは
県立首里高校三年生の高良朱香音さんだった



それは「あなたがあの時」と題され
高校生らしい感性とみずみずしい言葉で綴られた
素晴らしい詩で大いに感銘を受けた。
すっかり涙腺がゆるくなっしまったオジサンは
何度も胸が熱くなったものである。
戦争を語り継ぐことが年ごとに難しくなっているが
語り継ぐ人がいる限り、その一言一言を聞き逃すまいとする
決意のようなものに溢れていた。

  あなたが見つめた希望の光
      私は消さない 消させない

若い人がそんな決意を光らせることが
ただただ素晴らしく美しいと思うオジサンであった。



それにひきかえ・・・
安倍首相のビデオメッセージは
例によって官僚が書いた作文だろうけれど
大仰な言葉だけを連ねた無味乾燥さで噴飯ものだった。

  20万人もの尊い命が無残にも奪われ
   沖縄の誇る豊かな海と緑は容赦なく破壊され・・・

そんな70年前の惨状は
あなたがいま辺野古の海で行っている
容赦ない埋め立ての現実とソックリ同じではないのか!
あまりに無神経な言葉に胸が悪くなった。
アメリカのご機嫌ばかりを窺っているお追従外交は
もういい加減にして欲しいものである。