昼休みにラジオを聴いていると
懐かしいメロディーが流れて来ました。
子供の頃によく歌った童謡の「シャボン玉」です。
聴取者の方からのリクエストで
その思い出にはせつないエピソードが込められていました。
一応イメージ写真です。(笑)
私は知りませんでしたがこの曲は
野口雨情と中山晋平のコンビの作品なんですねえ。
童謡というジャンルで数々の名曲を生み出した黄金コンビです。
シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた
風、風、吹くな シャボン玉飛ばそ
マイナーコードだからでしょうか。
本来なら楽しい筈の歌なのに物悲しいメロディーラインです。
あとで調べてみるとこの曲は
野口雨情の7歳で亡くなった娘さんのことを歌った詩で
当時は学齢前の子供が亡くなるのは決して珍しいことではなかったとか。
野口雨情は確か子だくさんの作詞家でしたが
それでもシャボン玉遊びが好きだったこの娘さんのことが
生涯忘れられなかったようです。
そう言えばわが家の長男坊もシャボン玉が大好きで
子供の頃はよくやったものです。
空中をフアフアと飛ぶシャボン玉を見ると
手を叩いて「キャッ、キャッ」と大喜びするので
その無邪気な笑顔が見るのが何よりの愉しみででしたねえ。
まあ、あの頃が一番よかったのですが・・・