全国カレー食べ歩きブログ 『ステキ伽哩のさんぽはステキ』

全国の美味しいカレー屋さんをつれづれと紹介してゆきます。

【原宿】SHANTi

2006年11月03日 | ┣ 東京 (渋谷・世田谷エリア)

 原宿のスープカレー店「SHANTi」にて、オリジナルスープを使ったチキンと野菜のカレー、980円。トッピングメニューも豊富で、辛さも50段階で選択可能。辛さは「ボーガ」という独自の単位で分けられており、お店では激辛の5ボーガ以上を推奨している。スープは肉系で豚の背脂を使った「オリジナル」と、魚介系エスニックの「サイゴン」の2種類。
 札幌の西28丁目にある同名店が東京に進出したのが2年半前だというから、進出はかなり早かったほうだということになる。東京にもスープカレー店が乱立した今なお、その人気を保ちつづけている実力店だ。
 店内は広めで、一歩踏み入れると、エスニックな雰囲気とお香の馨りに包まれる。エスニックながらもスタイリッシュな雰囲気になっていたり、小物から店員さんの服装に至るまで、細部に渡り凝っているのは、さすが原宿といったところか。テーブルはレースのカーテンで仕切られて、個室のようになっている。

 カレーが到着。
 やや赤みをおびたスープには、白ごまと背脂がたっぷり浮いている。具は大きなチキンレッグのほか、ナス、ニンジン、ピーマン、ゆで玉子。
 スープは、意外とあっさりとしていて、スッキリとした旨味が広がる。そこに浮いている背脂とは、ちょっとしたコントラストになっていて面白い。スパイスの風味もしっかりあるものの、後に爽やかな刺激を残すあっさりした風味。5ボーガ以上は青唐辛子を使っているそうで、唐辛子のフレッシュな風味が舌を刺す。
 チキンや野菜はどれもとても柔らかく、スプーンでほぐれ落ちるほど。それでもさすがにスプーンじゃ食べにくいという人のために、箸もあるのは嬉しいところ。

 東京は、やはりお水の関係もあるのか、どうもスープカレーは苦戦しているような印象もあったが、ココのスープカレーは、かなり頑張っているほうだと思う。
 カレーメニューも豊富だが、一品料理やアルコールなどのメニューも充実しており、ゆっくりくつろいでお酒をいただくのも一興かも。


SOUP CURRY DINING「SHANTi(シャンティ)」(明治神宮前、原宿、表参道、北参道)
東京都渋谷区神宮前3-26-11 ホノラリー原宿ビル2F
03-5772-6424
火~日:11:30~25:00(ラストオーダー:24:30)
定休日:月曜日
http://www.shanticurry.com/
★★★★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする