全国カレー食べ歩きブログ 『ステキ伽哩のさんぽはステキ』

全国の美味しいカレー屋さんをつれづれと紹介してゆきます。

【大通】SOUP CURRY KING セントラル

2018年06月11日 | ┗ 札幌

 もともとは南平岸の人気店として名を馳せたスープカレー「KING」の2号店として、満を持して街中に登場したのがこちらの「SOUP CURRY KING セントラル」。ラム野菜カリー、1400円。
 ビルの地下にあるお店は広く、しかし人気店だけあって、ほとんどが埋まっていた。

 スープカレーが到着。
 具材はキャベツ、ブロッコリー、レンコン、ピーマン、ヤングコーン、オクラ、人参、しめじ、ナス、カボチャ、じゃがいもなど。ラム肉はサイコロ状になっており、どれも柔らかく食べやすい。
 焦がしスパイスが浮いたスープは、クリーミーな色で、こってり系のスープなのかなと思いきや、鰹節などの和風の出汁の風味が前面に出ていて、あっさりとした口あたり。それでいて、決して薄味というわけでもなく、しっかりとしたスープの旨みや甘味とスパイス感のバランスがとれた濃厚な和風スープカレー。あっさりしているのに濃厚という、ある意味相反する要素が同居した絶品スープは、ご飯にもしっかり合っていて、どんどんスプーンが進んでしまう。
 価格帯としてはちょっと高めながら、思い出すとまた食べたくなってしまう、忘れられない一杯だ。


「SOUP CURRY KING セントラル(スープカリーキングセントラル)」(大通、西4丁目)
北海道札幌市中央区南2条西3丁目13-4 カタオカビル B1
050-5593-8282
月~金:11:30~15:30(LO15:00)、17:30~22:00(LO21:30)
土日祝:11:30~22:00(LO21:30)
不定休
https://www.soupcurry-king.shop/
★★★★
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【元町】ファットバンブー

2018年06月10日 | ┗ 札幌

 札幌のスープカレーもずいぶんいろいろ食べ歩いたが、東豊線沿線はなかなか未開拓であった。というわけで今回は、元町駅近くのスープカレー屋さん、ファットバンブーにて、チキンとフィッシュのスープカレー、1100円。
 住宅街が広がる閑静なエリアにこじんまりと佇む小さなお店。中は漫画喫茶のようになっており、たくさんの漫画が収められた本棚で区切られた小さなカウンター席に通される。
 メニューは基本のスープが一種類、具材もチキンやハンバーグ、フィッシュなどの定番系のものがメインで、それに野菜たちがどーんと載るというスタイル。辛さや量はカスタマイズ可能で、いわゆる札幌スープカレーの定番のスタイルですね。

 カレーが到着。
 チキンとフライフィッシュという2大メイン具材の他、ブロッコリー、オクラ、なす、レンコン、人参、かぼちゃ、ピーマン、そして目玉焼きがどーんと。ゆで卵が入るところは多いけど、目玉焼きなのは珍しい。
 スープは、ややとろみのあるこってり系のスープで、具材によくからむ。ほどよいスパイス感と、しっかりした野菜系の旨みがあって、クセもそれほどなく、満足度の高いスープだ。
 いわゆるスタンダードなスープカレー!という感じで、スープカレー初心者にもオススメできるかもしれない。


「ファットバンブー(FAT BAMBOO)」(元町)
北海道札幌市東区北21条東16丁目2-8
080-3231-3104
11:30~15:00(LO14:30)、17:00~21:00(LO20:30)
定休日:火曜日
https://ameblo.jp/fatbamboo1113/
★★★
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【南郷13丁目】Spice&mill

2018年03月16日 | ┗ 札幌

 白石区の住宅街の中にあるスープカレー屋さん「Spice&mill」にて、じっちゃんの百年味噌カレー、1280円。
 札幌から旭川へと続く国道12号線は、大学時代や野狐禅の駆け出しの頃に何度となく往復した想い出の道。その道から少し入ったあたりにあるお店は、おしゃれな喫茶店のような佇まい。テーブルとカウンター席のほか、キッズスペースなどもあり、訪れた時間は昼下がりで、近所の方と思しき人たちで賑わっていた。

 限定メニューという百年味噌カレーは、珍しい味噌ベースのスープカレー。明治時代に山形県で創業した「マルセイ醤油」で作っている味噌がベースだという。
 茄子、カボチャ、ゴボウ、水菜、玉子、そしてたっぷりのネギなどが入ったスープの器にスプーンを入れると、その中にどーんと絹ごし豆腐が一丁入っている。なめらかな豆腐の舌触りと、コクのあるスープの愛称は抜群。味噌の存在感がしっかりしており、味噌ラーメンのスープのようにも感じるが、そこに加わるスパイスの主張も負けてはいない。それでいて、和風テイストにまとめられていて、後味はどこかあっさりしている。とても独創的なスープカレーで、クセになる美味しさだ。けっこうボリュームがあって、しっかりと野菜がとれて満足感もある。
 味噌ベースでありながら、スープカレーとしての完成度は高い。いつもとちょっと違うスープカレーが食べたくなったら、ぜひチェックしておきたいお店だ。


「Spice&mill(スパイスアンドミル)」(南郷13丁目)
北海道札幌市白石区本通11丁目北2番1号
050-5589-9614
11:00~15:00、17:00~21:00
定休日:火曜日
https://ameblo.jp/spiceandmill/
★★★★
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【大通】カフェ・エッシャー

2018年03月15日 | ┗ 札幌

 札幌駅と大通りの間のオフィス街にある古びたビルの地下に、なんだか時間が止まったかのような喫茶店がある。それがこちらのカフェ「エッシャー」だ。オニオンリングとハーブソーセージのカレー、780円。
 店内は照明もやや暗めで、静かにジャズが流れており、とても落ち着いた雰囲気で、コーヒーを楽しんだり、煙草をくゆらせている人たちの姿が確認できる。
 だが、そんな雰囲気ながら、ランチタイムともなると、カレーを求めるサラリーマン達でいっぱいになるそうだ。フードメニューを開いてみると、わずかにトーストやモーニングセットがある他は、ずらっとカレーが並ぶ。これは紛うことなきカレー屋だ!

 カレーが到着。
 ややサラッとしたカレーは、欧風カレーになるのだろうか、濃厚な旨みと若干のフルーティーな酸味のある上質なコクがあり、こだわりと感じさせる。万人向けながら、喫茶店らしいひと手間が嬉しいカレーだ。
 ハーブソーセージは極太で食べごたえも抜群、オニオンリングのカリっとした食感との相性も良い。
 セットにはサラダとドリンクまたはアイスクリームがついてくる。ランチタイムではなかなかゆっくりというわけにはいかないかもしれないが、煙草も楽しめることだし、こんなお店で時間を忘れてゆっくりとするのも良い。


カフェ「エッシャー」(札幌、大通)
北海道札幌市中央区北2条西3丁目1-26 札幌第一ビルB1
011-231-4430
月~金:11:30~20:00
土曜日:11:00~16:00
★★☆

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【西11丁目】スープカレー暁

2018年03月13日 | ┗ 札幌

 西11丁目のスープカレー「暁」にて、和風キーマカレー、950円。ポル・サンボーラをトッピングで。
 まだ雪が残る札幌の市電通りを歩いて西を目指す。日も暮れた通り沿いに煌々と明かりを灯すお店がオアシスのようにも見える。古い民家を改造したようなお店でゆっくり暖をとりながらカレーを待つこと数分、カレーがやってきた。

 和風キーマカレーは、鶏肉のキーマの他、ジャガイモ、人参、ナス、半熟卵、豆腐、万能ねぎ、花かつおというトッピング。スープは和風だしがしっかりと効いていて、たっぷりと入った花かつおが旨みにさらに深みを与えてくれている。スパイスはさっぱりとした辛さがありつつも、和風スープにあわせてあるのか、主張は控えめで、非常に優しい口当たりになっている。
 万能ねぎ、豆腐といった具材も、なんだか鍋料理みたいで面白く、和風だしのスープもよく絡まって身体が温まる。ポル・サンボーラとも相性が良く、ご飯にもよく合うスープだ。
 和風カレーというと、とかくシンプルであっさりしすぎる感があるが、この濃厚な旨みと適度なスパイスのバランス感は、そんな先入観を打ち破る、非常に満足度の高い和風カレーに仕上がっている。ぜひ試してもらいたい一杯だ。


スープカレー「曉(AKATSUKI CURRY)」(西11丁目、中央区役所前)
北海道札幌市中央区南1条西12丁目322-24 2F
011-211-0744
月~金:11:30~15:00 17:30~21:00
土曜日:11:30~21:00
★★★★
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【すすきの】龍祈(TATSUKI)

2015年08月10日 | ┗ 札幌

 眠らない街ススキノに点在する、夜間営業のスープカレー店のひとつ、「龍祈(TATSUKI)」にて、チキンスープカリー、1100円。辛さは選択可能。
 市電通りを見下ろす、ビルの2階というロケーションだが、おそらく市電が走り終えてからの時間に訪れることになるだろう。軽く酔いを醒ますのにちょうど良く、ススキノの中心から少し外れたこちらのお店は、日曜日の深夜3時という時間にも関わらず賑わっており、ただの酔客相手のお店ではないことが伺える。

 スープは濃厚なコクがあり、それをトマトの酸味とスパイスが彩っているといった印象。チキンの他、ニンジン、ナス、ピーマン、オクラ、ブロッコリーなどなど、ふんだんに乗った野菜も柔らかく、総じてレベルは高い。
 定番のスープの他、黒エビスープというのもあり、また平取産黒豚や十勝産どろぶたなどのブランド豚のハンバーグのカレーもある。そちらも気になるところ。


SOUP CURRY&HAMBURG「龍祈(TATSUKI)」(資生館小学校前、すすきの)
北海道札幌市中央区南四条西6 青山ビル2F
011-532-4227
月~土:17:00~翌8:00
日曜日:17:00~翌4:00
定休日:無休(年末年始を除く)
★★★
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【西8丁目】Goonies

2015年08月09日 | ┗ 札幌

 南5西9にあるスープカレー店「Goonies」にて、豚しゃぶのスープカレー、オリジナルベースのスープで1150円。
 ファミコン音楽生演奏バンド「コロニー落とし」のライブで札幌へ。だから、というわけではないですが、お昼はこちらへやってきました。笑
 すすきのからもちょっと歩き、歓楽街の雰囲気もだいぶ薄れてきたあたりにお店はある。オープンテラスもあるオシャレで開放的な店内。繁華街からけっこう離れていることもあり、お客さんはまばらだが、デリバリーも対応しているらしく、厨房はなんだか忙しそうだ。

 ベースとなるスープは、豚骨ベースのオリジナルスープの他、トマトベース、ココナッツベース、エビベースと4種類あり、すべての具材に合わせることができる。4種類ものスープが選べるのは珍しい。
 オリジナルスープは、豚骨の旨みがしっかりありつつ、とてもすっきりしていて、それほどこってりという感じはしない。適度なスパイス感としっかりとしたダシの旨みのバランスがとても良い。
 具材は、豚しゃぶの他、ニンジン、レンコン、茄子、じゃがいも、ブロッコリー、ピーマン、キャベツなど。


Curry&Cafe「Goonirs(グーニーズ)」(資生館小学校前、西8丁目、すすきの)
北海道札幌市中央区南5条西9丁目1019番地
011-551-0511
11:30~24:00(L.O.23:30)
http://goonies888.com/
★★★
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【西18丁目】カレー魂デストロイヤー

2015年08月08日 | ┗ 札幌

 札幌は円山にあるスープカレー店「カレー魂デストロイヤー」にて、とり、ぶた、羊の3種肉MIXカレー、1100円。辛さは選択可能。
 その名の通り、チキン、豚角煮、そしてラムのミートボールという3種類のお肉が贅沢にいただけるスペシャルカレー。さらに、ニンジン、ブロッコリー、ジャガイモ、ピーマン、ヤングコーン、レンコンと野菜もしっかり入っている。
 以前紹介した「村上カレー店PULU2」の2号店。メニューも基本的には同じもののようだ。

(詳細は後日)


「カレー魂 デストロイヤー」(西18丁目、円山公園)
北海道札幌市中央区南四条西21-1-7 第5藤栄ビル
011-512-2209
月~水、金土:11:30~14:30、17:00~21:00
日祝:11:30~21:00
定休日:木曜日
http://www5d.biglobe.ne.jp/~pulu2-cr/
★★★
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【豊水すすきの】Chaos Heaven

2014年12月26日 | ┗ 札幌

 札幌のスープカレー店「Chaos Heaven」にて、定番のチキンレッグと野菜のスープカレー、チキチキ、1080円。
 繁華街すすきのから創成川を渡ると、人通りもお店もぐっとまばらになり、寂しさすら感じる。その中で、ひときわ明るく道を照らしているのがこちら。もともとは旭川のお店の2号店としてオープンしたそうだが、旭川店は現在は閉店している。だが、お米には旭川で生まれたブランド「あや」を使うなど、その名残は息づいているようだ。
 定番のカオススープ、トマトスープの他、ミルクスープというものがあるのが珍しい。が、ミルクが苦手なので、カオススープで。辛さも選択可能。

 スパイスの新鮮な香りを出すために、注文が入ってから一杯ずつスープを作っているという。そのため少々時間はかかるが、香り豊かなスープのうまさは抜群。旨みが凝縮されていてコクがあり、それでいて後味がすっきりしている。
 道産にこだわったという野菜はナス、ニンジン、レンコン、キャベツ、かぼちゃ、コーンなどなど。食べごたえもばっちりだ。

 ちょっとはずれた場所にあるのが残念だが、ぜひ足をのばしていただきたい、オススメのお店だ。


スープカレー「Chaos Heaven(カオスヘブン)」(豊水すすきの)
北海道札幌市中央区南5条東2-12-3 2F
050-5799-4937
11:30~22:00(L.O.21:30)
不定休
★★★★
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【琴似】GAGNON Inc

2014年07月05日 | ┗ 札幌

 札幌は西区にある「GAGNON Inc」は、カナダ・ケベック州出身のオーナーが営む、メイプルシロップ専門のカフェとアンテナショップ。すべてのメニューにメイプルシロップが使われているというカフェでは、名物のメイプルソフトクリームやパフェの他、珍しいフードメニューも充実している。
 そんなメイプルシロップの専門店にて、メイプルベーコンカレー、サラダがセットになって950円。
 メイプルシロップに漬け込んだ豚肉をスモークしたベーコンは、メープルの甘みと豚肉の旨みのバランスが絶妙な味わい。ゴロンとしたブロックで入っているが、スプーンが容易に入るほど柔らかく煮込まれている。野菜もゴロゴロと大きなニンジンやナスがたっぷり入っており、ボリュームもある。カレーはややサラサラめで、クリアな甘みが感じられる。


「GAGNON Inc.(ギャニオンインク)」(琴似)
北海道札幌市西区二十四軒4条7丁目5番14号
011-303-5200
火~日:11:00~18:00
定休日:月曜日
http://www.gagnon-jp.com/
★★★★
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