GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

モンドルキリのクメール正月元旦

2014-04-14 20:41:07 | 

朝目覚めるとスピーから流れるドラムとベースの低温が響いてました。我慢できないことは此処でも数々ありますが、特に大音量で流されるこの種の音が時に深夜にも及ぶと喧嘩腰で文句を言いに行きたくもなります。結婚式の時のカラオケや法事でのスピーカーから流される小乗仏教お経もまったく勘弁勘弁の代物。ベトナムでもしばしばカセット・テープのお経が流れてましたが、たぶん此処でもテープのようで、男性の声と女性の声がハモるのです。男性の声が途切れ女性の声だけになるパートがあり、2日間続けて同じものでした。更に隣家の奥はイスラムチャンパの集落となっていて一日に何度となくスピーカーからお経のような声が響き渡ります。ほぼ毎日声の主は異なり内容も異なるみたいです。最初は「ナンニャ・ハラミタ・ダー」と聞こえるのでクメール寺院からの音かと思っていましたが。道路の彼方此方にはポリ袋が散乱し、スピーからの騒音も日常茶飯事で、これでは「エコツーリズム・モンドルキリ」の看板が泣くというものです。

サエンモノロムの町には冷蔵庫も洗濯機も売っている店はありません。しかし、大型スピーカーが商品として並べられてる店は何軒もあります。

今朝は騒音の主を確かめて「少しボリュームを落として貰えないだろうか・・・」と頼むつもりで家を出ました。大きなスピーカーが置かれた場所には隣家の青年二人と近所の子供たち。子供たちが面白がってボリュームを大きくして遊んでいました。近所の悪童共に顔を見るなり「ハロー、ハロー」を声を掛けられこちらは戦意喪失。スピーカーの置かれた横にはアボカドの木があり、羽化したばかりの蝶が止まっていました。子供の手の届く高さのため早々に子供の手に握られる運命となりました。

      

慌てて3匹目を捕まえようとする子供を制して画像撮影。色はアゲハチョウに似てますが、形はモンシロチョウの系統かと。木にはまだ蛹になりかけのものがびっしりと付いていました。

    

お隣ではその後、近所の親戚やな何やらが次々に集まってのカラオケ大会。これがクメール正月の過ごし方、ということのようです。10年前はモンドルキリの人口の7割が先住民族でクメール人は少数だったようですが、その後他州からの移住が増えて今では先住民族は半数以下だとか。交通も不便だった10年前とはだいぶ異なる光景を見ているようです。

昨日、カセットコンロのボンベが切れたので慌てて充填しに行きました。大晦日なのでひょっとすると店も閉まっているかも、との危惧は徒労でした。雑貨店で聞いても正月期間中も店は休まないのだとか。町にはプノンペン・ナンバーの車がいつもより多く止められていました。正月休みをモンドルキリで過ごす観光客のために商店は繁忙期ということのよう。

お隣のカラオケの音を聞きながら庭いじりをしていると牛を2頭連れた見知らぬ青年に声を掛けられました。普段は不在いしてる右隣の土地の草を牛に喰わせたい様子。鉄条網があるので牛はこちらへは入って来れないわけだし、どうでも良いと思っていたところ、青年は大きな牛を柱に繋いで姿を消してしまいました。暫くすると一緒にいた仔牛が庭に入って来て伸び始めた草を食べ始めました。仔牛には紐は付いているものの繋がなかったようです。

    

思えば草刈をしなければならない状況でもあり、結局大きな牛にも庭の草を食べてもらうことにしました。草刈の手間は省け、肥料となる牛糞も落として行ってくれたのでこちらとしても有難いことには違いありません。自分で牛の世話をするのは大変そうだし、これからも草が伸びたら来て貰おうかとも思いました。草の他にキャッサバの葉も牛が届く範囲はすべて食べ尽くされてしまいました。この旺盛な食欲からするとこれからの時期は兎も角、乾期を乗り切るのはかなりの苦労がありそうです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿