寒い日本からカンボジアに戻りました。今までは毎年冬に日本に帰ると風邪を引いてしまっていたわけですが、今回は胃痛と痔。どちらもカンボジアを発つ前の発症でしたが、胃痛は正月三が日を過ぎるまで収まらず折角のお節料理も恨めしく眺めるだけ。それでも「ガストール」と「ボラギノール」のお蔭でか日本を離れる前にはどちらも回復した様子。
14日の早朝に寒い日本の家を出たためスーツケースに入りきれなかった衣服も重ね着して来たのですが、プノンペンはTシャツ姿の気温。行きの預け荷物は15㎏しかなかったのに帰りのスーツケースは26.5㎏もあり、空港のカウンターで「3キロ分スーツケースから出して手荷物にしてください」と言われてしまい、折角詰め込んだスーツケースを再び開けることに。超過料金を払うよりはまだ救われた思いがしないでもありません。
プノンペンで買い物をしたため脱いだ衣服を含めて荷物は更に増えてモンドルキリへのバスに乗りました。モンドルキリからは33,000リエルだった運賃が、プノンペンからモンドルキリへは何故か50,000リエル。理解しがたい運賃設定に料金表を見せて貰ってから支払いました。それでも帰りの座席は満杯で窮屈でした。プノンペンを8時30分発、サエンモノロムに着いたのは夕方6時を過ぎ、重いスーツケースを引きずって歩いてるうちに真っ暗になってしまいました。下り坂が多いから楽だと思っていたのは大間違いで道路の舗装状態が悪いためかなりの重労働となり、40分間ひたすら耐えることに。
留守にしていた二週間の間に部屋の中は土埃が積もっていました。板の継ぎ目から吹き込む細かい赤土。たぶんこの間、雨は降らなかったようです。
今日の朝になり、戻って来たのを喜んで出迎えてくれたのは隣の猫と仔犬だけ。猫はいつの間にかテーブルの上に置いたパンの袋を持ち出して食べていました。仔犬は驚くほど大きくなり、猫を追い掛けるようになっていました。
まだ蕾だったワックス・アップルは花が咲いていました。12月29日はこんな状態でした。
裏庭にある名前を知らない木の花は実が生っていました。
アボカドは花が残りわずかとなり、実の成長が目立っていました。まだ食べるまでには4・5ヶ月掛かるようですが。
モンドルキリに向かうバスの窓からはマンゴーの実やカシューの小さな実を見ることができました。わずか二週間と思っていたものが、二週間も過ぎてしまったと感じる一日です。
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