GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

バンコク雑感

2008-08-04 06:00:24 | 旅行
先週バンコクに二泊し、養鶏場の見学をして来ました。サイゴンからバンコクへはハノイへの飛行時間よりも短く、タイ航空の便を利用したためもあってか機内の雰囲気も何処か国内便に乗るのとは違っているようでした。ベトナムの日常生活から脱出した束の間の解放感。たぶん一人旅ならそうだったかも知れませんが、残念ながらベトナム人四人に僕自身がオマケみたいなもので計五人旅。

バンコクから日本への航空券はベトナムからのそれよりも安いので何度か立ち寄ったことがありました。最近は直行便を利用してるため久しぶりのバンコクでした。この都市では相変わらず日本人の多さが目立ちます。宿泊したホテルのレストランにも読売新聞が置いてありました。

10数年前のことでしたが、ベトナムの政府高官の「公害と格差が大きいタイ経済
社会からはベトナムが学ぶべきものがはない」というような発言を新聞で読んだ記憶があります。それに「汚職」を付け加えても今やベトナム社会の方が遥かにそのネガティブな面では進んでしまっているようです。

初めてサイゴンからバンコクへの便に乗った時、航空機の窓から地上を眺めていました。カンボジアとの国境もタイの国境もそれと分かる地理的特徴は何もなく連続する広大な平野でした。地図のように国境線がペンキで引かれていると思っていたわけではなかったつもりでも国境というものの不自然さを知る思いでした。

ベトナムの出入国管理官の横柄な態度に接したりすると「俺は国境など認めない」などと時には粋がってみたくもなるわけですが、タイへの入国に際してはそんな不愉快な思いにさせられることもありませんでした。





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