GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

モンドルキリのカブトムシ

2013-11-05 20:33:56 | 動物・昆虫

朝、バンガローのドアを開けるとカブトムシのメスが腹を上にしてもがいていました。夜中にバンガローの灯に誘われて飛んで来て落ち、朝までもがき続けていたのかと思うと哀れを誘います。拾い上げて傍にある木に移しました。野鳥の餌にならないことを願いつつ。

カブトムシのメスを見たのはこれが二度目。先日コーヒープランテーションでコーヒーの収穫を手伝って丘を降りるとき、肩の辺りがモゾモゾするに気付き、しかし服を脱いで気持ち悪い虫が出てきたら恐怖なので無視を決めました。そんなことを忘れて下の店舗に着き、上着を脱ぐと居合わせた女の子たちが、たぶん「首に虫が付いてる」というようなことを叫びました。驚いたもののよく見るとやや小さなカブトムシのメス。これがカンボジアで見る初めてのカブトムシでした。

      

私がカンボジア生活を続けることに我が家族は冷ややかな反応しか示さないわけですが、唯一7歳の孫だけはベトナムやカンボジアについて素直な興味を示してくれます。と言ってもこの年齢の日本人の子供に相応しくカブトムシがらみのもので、「カンボジアのカブトムシはどういう形なの」?という質問を何度となく受けました。その都度「さぁね、見たことないから・・・」と曖昧な返事しかできずに居ただけに、このカブトムシとの遭遇なはほっと安堵するものがありました。

今朝はその後、電力会社に立ち寄ったのですが、帰り際にふと地面を見るとカブトムシのメスの死骸が落ちてました。拾って持ち歩き、次に訪れたACLEDA銀行で英語のできそうな若い男の行員に「これはクメール語で何と呼ぶのか」?聞いてみました。

するとコンポンチャム出身という彼は、「それならさっき、ここにも居たよ」と案内してくれました。

      

まだ生きているカブトムシが地面を這っていました。よく見ると頭の形が大きく、今まで見た三匹のメスとはかなり形が違っています。どうやらここには何種類かのカブトムシがいるようです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿