国道一号線を走っているとメコン河が直ぐ近くに見える所があります。プノンペンから20数キロの地点です。何度も一度は立ち寄ってみようと思っていたのに、実際にバイクを止めて河の近くまで下りたのは、きょうが初めてです。
空に鱗雲が広がり青空とのコントラストが奇麗だったせいです。東からの風が強く、波立つ川面の光の反射も見えました。
一羽の鳥が飛んで来て、すぐ近くでホバリング状態。慌ててズームカメラを取り出しました。飛んでる鳥を写したことがないので焦りました。撮れたのはこの一枚だけ。ヒメヤマセミのようです。田畑の水路で見た鳥と同じとはその時は気付きませんでした。
さらに国道を下っている最中には電線の上に鳥が止まっているのが目に入りました。これまた先週田圃の脇でカメラに収めたばかりのカタグロトビでした。
夕方になると鱗雲はより広がっていました。雨期の積乱雲も見応えがありますが、乾期の鱗雲もススキと同じで秋を感じさせてくれます。気温は秋とは到底呼べない暑さですが。