goo blog サービス終了のお知らせ 

GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

プレイベンのメコン河

2011-12-04 00:27:26 | 天気

メコン河を挟んた国道一号線の対岸、プレイベン州まで行って来ました。2年ほど前の1月だったと思います。キャッサバの買い付けに同行した時に訪れたことがあります。1ヶ月ほどの違いはありますが、今年の水位は当時よりかなり高くなっていました。

日焼けするに十分な日差しでしたが、バイクで走ると風は冷たくて気持ちよく汗をかくこともありません。日が暮れてからの帰り道では身体が冷えました。

河の中州近くでは魚を獲る小舟の姿を多く見ました。






岸では獲った魚を種分けする姿がありました。何人かはポリ袋を持参して買に来て魚を選り分けていました。

主に三種類の魚でしたが、二つの種類は然程多い数ではありません。この時期トンレサップ川の流れがメコン河へと変わり、魚の種類が増えるのでしょうか?今まで見たことのない形の魚でした。



犬は近くまで来たもののつまみ食いをする勇気はないようでした。




サイゴンは雨

2011-11-18 23:20:40 | 天気

プノンペンから日本への直行便はなく、大韓航空でソウル経由成田で帰ろうと思っていたところ、確か3か月前には700ドル程度だった運賃がいつの間にか1,400ドルになっており断念。再びサイゴンからANAで帰るところです。

今回も10ドルのSAPACOバスに乗りプノンペンからサイゴンへ。途中クチで下車して銀行に寄り、クチから路線バスでサイゴンへ。このベトナムのインフレ下でバス料金も改定かと思いましたが、5,000ドン(18円)のままで変わらず。タクシーに乗ればその100倍。

サイゴンでは雨に降られ驚きました。プノンペンではこの2週間ほど雨は見てません。聞けば連日かなりの雨が降り続いているそうです。

サイゴンの空港では無料でWifiに接続できるので助かります。バンコクでは有料でした。明日の朝成田着の予定。一週間ほど秋の日本で過ごします。長袖を持って来たのにスーツケースの中に入れたまま預けてしまい、飛行機の中では半袖で一晩過ごさねばなりません。

11月の雨

2011-11-06 22:39:49 | 天気
カンボジアは、平均的には5月から10月までが雨期、11月から4月の間は乾期ということですが、年毎のバラツキはたぶんベトナム南部と同じで大きく、11月末まで雨が降ることも少なくないのではないかと思っています。

それでも最近はスコールに遭うことも滅多になくなり雨期も終わりに近づいていることは確かのようです。などと思っていたら昨日に続いて今日も夜になってから雨。メコン河の下がり始めた水位を再び押し上げるような雨量にはならないようです。

それよりもこの時期に気になるのはベトナム中部近海に発生する低気圧です。1999年のフエの大洪水も11月でした。今年と同じで1998年夏から2000年春まではこの付近の海水温度偏差が高くなるラニーニャ現象の起きた年でした。

南北鉄道が寸断され、陸の孤島と化したフエにヘリコプターで救援物資を届けるニュースを見た記憶があります。翌2000年にフエで半年ほど暮らしました時に、避難生活の話を何度となく聞かされました。2000年から始まったフェスティバル・フエは、この洪水からの復興を意図したものだったと思います。


1999年11月のフエ

http://m.24h.com.vn/su-kien-trong-ngay/dai-hong-thuy-1999-10-nam-sau-moi-ke-c433a259414.html
           
           <警報情報-海上の危険な天候>

11月6日13時現在、低気圧の中心、北緯10.5~12.5度、東経110~112。24時間以内にこの低気圧は西北西の方向に進み勢力が強まる可能性がある。
この影響でその中心区域と東海(南シナ海)の南部(チュンサ諸島を含む)、クアンビン省からカマウ省の海岸沖ではにわか雨や暴風雨がある。暴風雨の中では竜巻や強い突風への予防が必要。この低気圧の発展には注意が必要とされる。

また、北部では寒気が南下している。寒気の影響によってトンキン湾と東海北部区域は11月8日から北東の強風6-7級、衝撃8級、9級、強い変動。暴風雨の中では竜巻への予防が必要。

          <各河川-クアンビン省からクアンナム省-の洪水情報>

昨日と早朝(11月6日)トゥアティエンフエ省からクアンナム省までの各河川の洪水はピークに達し水位は下降している。
• ボー川 フーオック地点: 3.58m (6日4時)、警報2プラス0.58m
 • フォン川 フエ地点 : 3.05m (5日18時)、警報3マイナス0.45m
 • ブーザー川 アイギア地点: 7.80m (6日2時)、警報2マイナス0.20m
 • トゥボン川 コゥーロゥ地点: 2.88m (6日6時)、警報2マイナス0.12m

今朝(11月6日)7時、キエンザン川(クアンビン省)の水位は上昇している。
• キエンザン川 レトゥイ地点: 1.17m、警報1マイナス0.03m

http://www.nchmf.gov.vn/web/en-US/43/Default.aspx

ロンスエンも浸水

2011-10-29 13:02:20 | 天気

カンボジアを流れるメコン河の水位は中流域のクラチェでは16mとビーク持より4m以上下降し、プノンペンのバサック川も29日朝7時には9.94mと10m以下の数値となっています。

ベトナムの中央気象予報センターは、当初水位のピークは9月下旬か10月初めで以後急速に水位は下がるとの予測でしたが、今は既に10月末。

タイのバンコックと同じで大潮と重なることによって今週初めからホーチミン市やカント-での浸水が報道されています。



バサック河、ベトナムに入ってSong Hauと呼び名が変わるチャウドックの水位は下がり続けているものの未だ警報レベル3を超えています。



チャウドックから河沿いに国道91号線を100kmほど下ったカント-市の水位は高潮の影響もあって依然危険な状況です。

河口からカント-市までは80kmほどかと思います。バンコックやホーチミン市よりも河口からの距離はあるわけですが、最近の大潮の水位の高さとデルタのなだらかな地形に洪水が重なった結果のようです。



ロンスエン市はちょうどチャウドックとカント-の中間に位置し、どっちに行くにも50kmほどの距離です。このロンスエンも浸水があったとのニュースには驚きました。先週末に行ったばかりで、泊まったのもこのロンスエンホテルの302号室。その日は夕方に雨は降ったもののまさか浸水するような状況になるとは思いませんでした。

河口から約130kmのロンスエンまで大潮の影響を受けたということは、メコンデルタの作物への影響が心配されます。




洪水と「夏の雨」

2011-10-06 20:32:24 | 天気

インターネットは3G接続で使っています。ベトナムでVittelの3Gを使ってたので同じ使い勝手だと思い、metfoneのプリペイドにしました。初回は月4ドルのタイプを申し込んだところ1カ月持たずに料金切れになったため以降は月12ドル払っています。たぶん4ドルのカードを買い、料金切れになったら自分でその都度チャージするのが安上がりなのでしょうけど、悲しいことにチャージの仕方が今一つよく分からず、面倒ながらモニボン通りの店まで足を運んでます。

夕方、ちょうど停電した時に明日期限切れの前にとMetfoneの店に行きました。午前中は気持ちよく晴れた空でしたが、いつの間にか雨雲が広がっていました。降るのは時間の問題とは思いつつどうせ5分も掛からぬ作業です。窓口には先客もなく「12ドル/month please」とお願いし、係員はSIMカードを店の携帯電話に装着してプリペードカードの番号を入力し始めましたが、何故か上手く行かないようで、別の携帯で誰かに尋ねているようでした。

10分、15分と時が過ぎ、「雨が降りそうだから早くして頂戴」と心の中で叫び続けましたが、彼女は途中で隣の係とお話したり、上司らしき男性に問われて答えたりで作業は捗りません。ベトナムでもこんな風な場面は珍しくなかったし、時には我慢しきれずに怒鳴ってしまったこともあった、などと少々懐かしく思いだしました。

どうにか雨が降りだす前に店を出ることが出来ました。しかし100mと走らぬ間に降り始めました。家までわずか5分程度の距離ですが5時過ぎの時間帯で交通量は多く、合羽は着たもののズボンと靴の中はびしょ濡れ。

まだ10月の初めですから雨期が明けるには通常でも1ヶ月ほどあります。去年は11月末まで雨が残り、しかも今年の雨期の始まりも早かったように思います。年間に降る雨の地球上の総量にはそう大きな変化はないだろうから、たぶん雨の多い今年の雨期は早めに明けるのではないか、などと自分に都合の良い思いを抱いています。

しかし、メコン河の水位は今だ高く、アンザン省タンチャウでは警報レベル3を越えたまま。



ラオスでは水位は低下しているもののカンボジアのクラチェの水位は今日もわずかに上がっています。きのう今日、タイでもアユタヤの工業団地が浸水したとのニュースがありました。メコンデルタもまた依然として警戒レベルにあるのかも知れません。

ベトナム中央気象予報センターのサイトで昨年の水位を知ることができます。今朝のタンチャウは、4.72mですが、昨年のこの日は2.86m、一昨年は3.78mでした。2007年以前のデータはサイトには残されていませんでした。

M.デュラスの「ラマン」にヴィンロンを流れるメコン河が速いと書いてあったように思います。カントー同様にヴィンロンの水位も上流と比べるとかなり低くピーク時でも2mそこそこです。水深が浅いから流れが速いのでしょうか?

日本では土木科出身の人にでも聞けば良いのでしょうが、ベトナムには水利大学(Đại học Thủy Lợi-Water Resources University)があります。紅河デルタの洪水と灌漑、メコンデルタ開発にとって如何に水の管理が重要であるかを知る国故のことのようにも思えます。

洪水で思い出すのは日本のテレビドラマ「岸辺のアルバム」と、ベトナムの小説「夏の雨」。



北部の台風とメコンデルタの洪水

2011-09-28 16:37:48 | 天気
台風18号はベトナム中部に上陸して消滅しましたが、その後を追う強くて大きい台風17号(さネット)が再びフィリピンから来襲して来ました。明後日30日にはトンキン湾に到達する見込みです。

先週、中央気象予報センターは今年の冬期作農業のための予報を発表したばかりですが、それによると中部は台風被害に警戒が必要なものの北部では良好な気象とされていただけにこの大きな台風は脅威です。またその直ぐ後ろの台風19号も同じような進路を取りそうです。

ベトナム中部や北部を襲う台風の雨は、メコン河などを流れてやがては海に注ぐことになるわけですから、水位が上昇を続けるメコンデルタの農民にとっても脅威です。

メコン河中流域での水位は下がり始めているので、ベトナムでの水位のピークも28・29日とされていましたが、2・3日は遅くなる気配です。プノンペンはきょうも雨です。

                     

自分の記憶にはないのですが、メコンデルタの洪水被害は近年では2000年が最も大きかったようで、今日のベトナム中央気象予報センターの発表は対2000年比の水位が記されていました。

メコン河上流からコンポンチャム(カンボジア)は水位は下降している。プノンペンより下流では急速に上昇している、とのことです。

[TIN LŨ KHẨN CẤP SÔNG CỬU LONG]

9月28日朝の水位:

クラチェ:21.98m;警報1レベル
プノンペン港;9.97m; 2000年ピーク時マイナス0.12m
プレークダム:9.95m;2000年ピーク時マイナス0.31m
ネックルン:8.06m;2000年ピーク時マイナス0.10m

タンチャウ:4.75m:警報3レベル+0.25m
ミートゥアン:1.92m;警報3レベル+0.12m
ミートー:1.68m;警報3レベル+0.08m

チャウドック:4.11m;警報3レベル+0.11m
ロンスェン:2.73m;警報3レベル+0.23m
カントー:2.04m;警報3レベル+0.14m

バムコン西川 モックホア:1.99m;警報2レベル+0.19m
サイゴン川 フーアン: 1.50m; 警報3レベル

                    

ドンタップ省ホングー町とホングー県の36の小中学校(228クラス生徒数5,500名)が、この洪水のため休校になっているとのことです。

台風18号ベトナム中部へ

2011-09-25 15:58:17 | 天気
9月25日朝、南シナ海にあった熱帯性低気圧が勢力を強め台風ハイタンになりました。日本の気象庁では台風号ですが、ベトナムではベトナム方向に進路を取るもののみをカウントするようで台風4号 (CƠN BÃO SỐ 4)と呼ばれます。

このような数字の違いの不便さを解消するためか、台風に共通名称が付けられるようになり14カ国が順番に登録したものが2000年から始まりました。今回の台風名「Haitang」は中国名で野生りんごを意味するそうです。

ベトナム中央気象予報センターの9時30分発表の緊急台風情報は概ね以下の通りです。

            TIN BÃO KHẨN CẤP (CƠN BÃO SỐ 4)

午前7時、台風の中心は北緯16.1度東経112.7度のホアンサ諸島上にあり、クアンチ-クアンガイ海岸の東約440km。中心近くの最大瞬間風速は8級(時速62~74km/h)-9級、10級。

24時間以内に台風は時速5-10kmの速さで西北西に進み勢力は強まる見込み。26日9時に台風の中心は北緯16.3度、東経108.7度、クアンチ‐クアンガイ海岸の東約250km。中心近くの最大瞬間風速は8級、9級(時速62~88km/h)-10級、11級。

24~48時間以内に台風は時速10-15kmの速さで西北西に進み勢力は強まる見込み。27日9時に台風の中心は北緯17.3度、東経108.5度、ゲアンからトゥアティエンフエ海岸の東約170km。中心近くの最大瞬間風速は8級、9級(時速62~88km/h)-10級、11級。

48~72時間以内に台風は引き続き西北西に時速約10-15kmで進む。

台風の影響は、北部の海の西側とホアンサ諸島を含む南シナ海、トンキン湾南部、クアンチからビンディンまでの各省の海岸で6級、7級の強風となる。

また、西南季節風の活動と結合した影響で、南シナ海の南部(チュンサ諸島全域を含む)、ビントゥアンからカマウまでの海岸は6級、7級、8級-8級、9級の風で暴風雨となり、海は荒れる。暴風雨時には竜巻の発生に注意が必要。

タィンホアからクアンナムまでの各省と中部高原北部は、明日26日昼から夕方に雨となり所によっては暴風雨となる。



日本の気象庁の台風情報、地図がちょっと見難い感じ。

プノンペンのこの辺り、きょうは雨はほんの少しだけでしたが、朝から曇り空でした。

バンテアイスレイ観光客救出

2011-09-24 11:35:40 | 天気
9月22日、バンテアイスレイ寺院を訪れた観光客183名が増水のため取り残され、ヘリコプターやボートで救出されたとのことです。

「Tourists in temple rescue」

観光客と共に寺院に取り残されていたトゥクトゥク・ドライバーのSayon Sokhaさんは、「私が客を乗せて寺院に来た時は水位は通常だったが、3時間後に急に増水した」と語っています。

周辺の住民は、屋根の上や木に登って救出を待っています。


http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011092351829/National-news/tourists-in-temple-rescue.html

ベトナムの中央気象予報センターは、メコン河の水位に関する緊急情報を発表しました。

[24日午前7時現在]

•クラチェ: 22,85m; 警報3: マイナス0,15m
•プノンペン : 9,64m, 警報1: プラス0,14m

•タンチャウ : 4,42m, 警報3: マイナス0,08m
•チャウドック : 3,75m, 警報3: マイナス0,25m
•ロンスエン : 2,21m, 警報2
•モックホア : 1,81m, 警報2 (バムコン西川)

[予報]

9月28日までに水位は急速に上昇し、タンチャウで4.7m、チャウドック4.05m、モックホア2.0m、その他多くの地点で警報2-警報3のレベルとなる。その後メコン河の水位は引き続き上昇する。



農業用水

2011-09-18 00:14:04 | 天気
今月末まではメコン河の水位が上昇を続けるとのVN気象庁の発表を裏付けるかのように、昨日の夕方はかなりの雨が降りました。たぶんプノンペンの一部だけではないと思わせるような降り方でした。

それでも今朝は雨上がりの気持ち良い空が広がり、午後からは半袖シャツでバイクに乗り出掛けてみました。ベトナムに居る時は決して半袖でバイクに乗ることはなかったのですが。



道端でタニシを売っていました。ベトナムでもよく見る「Ốc」です。ベトナム語では巻貝はすべて「Ốc」と呼ばれているようでカタツムリも「Ốc」。海水の巻貝と比べこのタニシの味覚はどうも馴染めません。それでもベトナム人には好まれているようで、以前17才の時にメコンデルタから船に乗り難民として日本で暫く過ごした知人の話では、暫く振りにベトナムに帰って来た時はこのタニシを二人で10kgも食べたとのことです。



コーラを買おうとすると暖まったコーラの瓶を開けようとし、氷もないようなのでクーラーボックスを開き500mlの水を一本買いました。1000リエル(20円)と言われ、500リエルに値切ろうかとも思いましたが可愛さに負けました。



VNアンザン省の物価統計には「味の素」価格も項目にあるほど一般名詞化した商品ですが、カンボジアで味の素の車を見たのは初めてだったのでバイクを止め、ついでに小さな市場を覗いてみました。



バナナの葉に包まれた中に何が入っているのかは知りません、せめてそれを訊く位の言葉は話せないと・・・



バナナの花と苦瓜、食堂では苦瓜スープはベトナムよりも多いような印象です。



カメラを向けるとサトウキビをかじるのを止めたのでもう一度ポーズを取ってもらいました。



ニックロン・フェリーで鶏を運ぶオネエさん二人。



メコン河から水を引いた農業用の水路だと思います。幅は20m弱。子供たちが飛び込んで向こう岸に着くまでにかなり下流に流されてました。かなりの流速。国道の下で幅が狭い所だからののでしょうけど。幾つもの水路がメコン河の氾濫水をカンボジアの大地を満たしているわけですが、それでも尚かつ下流の水位が上昇しているということになります。



ナマズ系の魚や鱗のある小魚というか稚魚がメコン河から流れてくるようです。稚エビやカニ、タニシも。







この袋の中にはタニシとカニが入ってました。


コンポントム、洪水で通行規制

2011-09-16 00:05:41 | 天気
パキスタン、タイ、ベトナムと洪水のニュースが続く中、カンボジアでも北部コンポントム州の洪水が報道されていました。

メコン河上流のダムでタイが放流すれば洪水被害は更に拡大するという問題もあるようです。きょうのインラック-フンセン会談の議題にはないようですが。

            「Flooding brings freight to a halt」

           

コンポントム州の水田12,000ヘクタールが集中豪雨で浸水し、行政当局は重量のあるトラックの通行を一時的に停止させ、この措置は今月末まで続けられる見込みと14日に語った。

プレハビヒア州とバッタンバン州でも昨日浸水があり、サンカエ川では水位が13.3mとCambウェブサイトのニュースが報じている。

それによれば、国道5号とプノンペン-ポペットを結ぶ鉄道は、バッタンバンで共に浸水している。

コンポントム州運輸局のマオラング局長は、国道6号の重い車両の通行は深刻な被害が予想されるため、停止されており、この措置は洪水が収まるまで続けられると明らかにした。

コンポントム州のチューンチョーン知事は、州の7つの地区で、11,899ヘクタールの水田、40kmの道路、2つの寺院と19の学校が洪水の影響を受けた、と語った。

また、350家族が被害を受け、これまでは、州で稲作が洪水被害を受けたという確たる報告はなかった、と付け加えた。

上流のタイでは、政府のTitima Chaisang報道官は、全国で500万人が洪水の影響を受けたと語り、「現在の状況下では23県で洪水問題に直面している。ダムは依然として問題ないが、幾つかの対策が必要されるようになる」と言っている。

カンボジア政府は、タイが幾つかのダムで放流する可能性についての危惧を表明した。急増した水が放流されれば、下流のカンボジアにメコン河を通してバンテアイミンチェイの氾濫原に流れ込むことになる。

これに対しTitima Chaisang報道官は、タイ当局は幾つかのダムについて問題は残るが、直ちに放流する計画はない、と語った。

http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011091551661/National-news/flooding-brings-freight-to-a-halt.html