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GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

21号線沿いの雑貨店

2012-08-06 01:43:58 | 買い物

バイクでプノンペンを離れる時は水筒を持つことにしてますが、持ち忘れてしまうこともしばしば。喉が乾いたので雑貨店に立ち寄りました。21号線沿いにはオレンジ色のクーラーボックスが置かれた店があちこちにありました。

500mlのペットボトルの飲料水は500~1,000リエル(10~20円)が相場のようです。クラーボックスを開けて覗くと缶コーラが1本あったのでコーラを飲むことに。1,600リエルで何故かプノンペンのスーパーより安い値段。クーラーボックスの中の氷は何時間も前に溶けてしまったようで余り冷えていないコーラでしたが。外国人と分かると値段を高くする店がベトナムではまだ珍しくありませんが、カンボジアではそんな経験はありません。

     

箒が並べてありました。箒の素材のようなものも置かれています。

     

スーパーでもシャンプーの棚は多いわけですが、ベトナム同様に地方の小さな店では使い切りの袋入りが売れ筋のようです。袋の大きさはベトナムで見るものよりやや大きめ。タイ製のようでした。

     

洗剤と台所洗剤も雑貨店の定番アイテム。スーパーではタイ製、ベトナム製の多くの種類が陳列されていますが、地方の店ではベトナムLIX社製品を多く見掛けます。台所洗剤にはクメール語が印字されたパッケージもあり、ユニリーバ社製。漂白剤はタイ花王製、250ccの小さなボトルが一本だけ。
    
     

タバコも地方での売れ筋は国産ブランドのようで、一箱1,200リエル(23円)前後のものです。国境を超えたベトナム側ではカンボジアからの密輸タバコが多いのに、カンボジア国内で多く売られているわけではありません。

     

ガソリンと軽油も農村生活の必需品。プノンペンのガソリンスタンドよりも安く売られているのが今だに不思議に思います。ベトナムから密輸ガソリン(リッター当り19円ほどの価格差があるそうです)が運ばれていることは確かのようですが。

     

調味料関係も小分けにされたものが売られてました。化学調味料は見たことのないブランド。黄色い液体は食用油のようです。

     

お菓子類はあまり多く売れているような感じではありませんでしたが、それでも子供が多いだけに100リエル札で買える飴などの需要は多いみたいです。左端に見えるベトナム製計量器、至るところでお目にかかります。

     

カセットコンロのボンベ。印字がまるで読めないほどボロボロでこれで事故が起きない方が不思議です。やや新しいボンベはハングル表記ですが、新品ではない様子。

HTC one V 265ドル

2012-07-08 01:28:14 | 買い物

先週、アンコールボレイへ行く途中で引き返して来ました。しかし、デジカメ画像のGPS情報をグーグル・アースで確認してみると何とアンコールボレイの町を遙かに通り越した所まで走っていたことが判りました。相変わらずのドジさ加減に呆れつつ、やはりネット接続可能な携帯電話が欲しくなりました。道に迷ってもグーグルマップで現在位置を確認することは可能のようだし。

ノートPCをバックに入れて脊負って走るのは重いし、余計背中に汗が溜ります。昨年プノンペンに来る前にベトナムでサムスンのギャラクシーMINIを買って使ってましたが、半年持たずに失くしています。以降6ヶ月以上日本語でショートメールも打てない状況ですが、不便を感じるほどの生活ではありません。毎日充電しなければならないし、3インチほどの小さな画面の見辛さを思うとわざわざ買い直す気にもなれず、かと言ってより快適に使えるだろうと思える機種は値段が高い。

これまでの携帯電話の紛失経緯を振り返れば、2年持つことはなさそうです。携帯電話は価格の高さと盗難リスクが比例しているのは間違いなく、ベトナムだけでなくカンボジアでも同じ傾向にあるようです。

今使っているノートPCが299ドルだったので、これよりも高い携帯電話を買う気にはなれませんでした。通話機能だけなら20ドルの携帯で十分だし、PC機能はスマートフォンは遙かに劣るので無駄なことに思えます。

ベトナムでのHTC one Vの販売価格は、750万ドン(359ドル)ほどでした。何故かプノンペンでは260ドルと100ドルほど安くなっていました。実際には保証料金として5ドル上乗せされましたが。

買ったのはセントラル・マーケット北側に位置するHAKSEという店。ベトナムの携帯量販店と比べると小さな店でした。隣のカンボジア若い人客はIPone4Sを購入し、その後から来た年配の欧米人は20ドルのノキアをお買い上げ。
http://hakse.com.kh/product.aspx

買ったHTCは、東南アジア向けバージョンのようで、言語・キーボード設定は英語も東南アジア諸国用でその他はベトナム語のみ。とりあえずグーグルのアンドロイド日本語入力をダウンロードしてみました。

265÷12≒22 1年無事なら月22ドルの負担という計算。せめて1年は失くさないようにしたいものです。

カンボジア語の辞書

2012-06-30 00:18:42 | 買い物

モニボン通りのPeace Book Center「平和書局」へ辞書を買いに行きました。中国語で書店を書局と表記するのだとこのプノンペンに来て初めて知りました。店の看板に漢字を見る頻度はベトナムよりも遙かに多いものがあります。
初めに「国際書局」書店の看板を見た時には「国際書記局」と誤読してしまい、1950年代のトロツキズム運動の分裂-パブロ派の名残りか、などとの妄想を抱いてしまいましたが。

ベトナムの書店で何度かカンボジア語学習の本を探したことがありましたが一冊も見付けることができず、しかし、ここではベトナムで出版された「ベトナム・カンボジア会話」が置いてありました。新書版で179頁、2.3USドル。たぶんこれを1冊ポケットに入れて持ち歩けば最低限の意志疎通はできそうです。



日本で白水社のカンボジア語の入門書を買ったのは2年ほど前でした。カンボジアに来る前には読むことができませんでした。まったくもってチンプンカンプンというか解説を読んでいて5分で挫折。CD付きで税抜き2,700円とドル換算すれば35ドルと超高価な教材であるにも関わらず。

カンボジアで発行されていたカンボジア・日本語辞典はその10分の1の価格でしたが、カンボジア語に発音記号等がないので文字を読めないため役に立ちそうもありません。その上文字が小さくルーペがないと判読できません。ベトナム語の声調記号も文字が小さくて辞書を引くには苦労しますがクメール文字の複雑さは老眼にはそれ以上の負荷が掛かります。

仕方なく1.4ドルの英語-カンボジア語、カンボジア語-英語のポケット辞書(シンガポール製)も買うことにしました。

白水社の本にはひらがなとカタカナを使い分けたルビが付けられているのでCDを聴きながら発音をすればそれなりに近い音を発することができます。しかしルビを読んだだけではかなり異なった発音になってしまいます。

カンボジアにはカンボジアの発音記号があり、英語学習で習った国際発音記号とは異なるものが使われているようです。

因みに「行く」を意味する単語の発音は、白水社のテキストでは「たウ」、カンボジアの発音記号では「tɨw」(iに横棒)、英語辞書では「dtou」、ベトナム語の本では「tâu」となっていました。自分の耳には「トゥ」と聴こえるのでそう発音しています。

プノンペンの牛乳

2011-10-20 00:14:12 | 買い物
カンボジアには夥しい数の牛を見掛けますが、乳牛は居ないようで、牛乳はスーパーで輸入品を買うことになります。牛乳製品の多くはベトナム同様に冷蔵保存の必要がないロングライフ牛乳。賞味期限が10か月もあるものです。牛乳というよりは日本で加工乳と呼ばれている脱脂粉乳製品みたいなものでしょうか。

シハヌーク通りのラッキー・マーケットでも冷蔵棚の牛乳よりも一般棚に置かれた加工乳の方が数が多いように見受けられます。加工乳の多くはオーストラリア製品。冷蔵ケースにはタイから輸入された牛乳が多く、CPと明治の合弁CP・MEIJIのパッケージもありますが、より多く売れているのはタイの「Dutch Mill」の1Lと2L製品。

ベトナム(HCM市)ではロンタィン牛乳の販売店はGO VAP区ですら何か所もありましたし、郊外のクチ県ではバイクにアルミ製の牛乳缶を積んで走るバイクも少なくありませんでした。が、ここで見掛けるのは仔牛が母牛の乳をのむ姿。プノンペンの数多いコンビニでは生牛乳は見掛けたことがなく、仕方なくラッキー・マーケットまで買いに行ってます。

ところが、昨日買いに行ったところ、冷蔵ケースの牛乳は1本も残っていませんでした。見事に空っぽのまま。先週は欠品の気配はなかったので気にしなかったのですが、やはりタイの洪水の影響なのでは、と思います。

日本の新聞は日系自動車工場の被害は伝えても牛乳生産の状況は報道してくれないのでわが身の生活に影響するとも考えませんでした。それはともかく、タイの長引く洪水で出荷できない牛乳はどうなるのでしょうか?牛乳のみならず食品加工工場の被害もさぞかしと思われます。

昨日は「Dutch Mill」も「CP・MEIJI」もなかったので仕方なくオーストラリア製の加工乳を買いました。Dutch Millも2008年、中国のメラミン混入事件の際には中国から粉末ミルクを輸入して問題になり、また明治が提携した「ポッカ」は当時ベトナムに輸入した缶コーヒーからメラミンが検出されたりもしていたわけですが。



ベトナムのLong Thanh牛乳は時に賞味期限前に酸っぱくなってしまうことが何度となくありましたが、今のところカンボジアではそのような経験はありません。

プノンペンのラッキー・マーケットはHCM市のスーパーよりも日本製加工食品が多く陳列されています。日本製の「白砂糖」まであるのには呆れました。確か砂糖の日本の輸入関税はコンニャクに次ぐ高率だったと思います。要するに日本の生産コストが高く、品質の違いがあるわけでもないからです。その日本製砂糖が何で砂糖きびを生産してる国のスーパーの棚に並べられる必然性があるのかがとても不思議。

日本製インスタント・ラーメンなどは、サッポロ一番ですら1個1.9ドル。日本に輸入された小麦の政府売り渡し価格は概ね2倍にはなっているわけで麺原料の小麦からして超高値。その製品がプノンペンのスーパーにたどり着くと日本のスーパーの販売価格の何倍もの値段になるわけで、これほどの無駄使いがあるだろうかと買う気は起らない筈でしたが、しかし一度だけ陳列されたパッケージを見て急に食べたくなり、5個入り袋を買ってしまいました。

べトナムの売れ筋携帯

2011-10-16 20:07:40 | 買い物

どういう基準かは知りませんが「先週最も売れ行きの良い携帯電話TOP10」との記事がありました。ベトナムでもスマートフォンが売れているようです。

5月に自分でも日本語入力でSMSを使いたくて一番安いサムスンの「ギャラクシーミニ」を買いました。日本円に換算すると2万円以下でお買い得と思ったわけですが、一週間経たずに値下げされたので少々損した気分。使い勝手はイマイチと感じることも少なくありません。それでもプノンペンのカフェも殆どの店でWifiが使えるためパソコンを持ち歩かなくても用が足りるので助かります。

2. Samsung Galaxy Mini S5570

とにかく安いスマートフォンをと考える人が多いのか、売れ筋の2番目にありました。現在の価格は370万ドン(約13,200円)。


1. LG Optimus 3D P920

売れ筋No.1はLGのオプティマス3Dだそうで、3Dという目新しさに敏感なベトナム人気質を感じたりもしています。1,380万ドン(49,000円)


3. Samsung Galaxy S II I9100

4.3インチの画面だとネットを閲覧するにも便利とは思います。3.1インチと比べると。しかし1,340万ドン(47,800円)を払う気はしません。


4. Sony Ericsson Mix Walkman

360万ドン(12,800円)工場労働者の平均月額給与程度でしょうか。10年前、携帯電話と言えばベトナムは殆どがノキアでした。当時は通話とSMSだけの機能で重量も重く価格は200ドルほどでしたから、それから思えば安くなったことは確かです。


5. Nokia C1-01

120万ドン(4,200円)。カメラも付き音楽も聴けるそうです。LGの携帯A-190は、45万ドン(1,600円)でSIMカード2枚装着できるので、この120万ドンも決して安いとは言えないようです。


6. HTC Sensation

1,450万ドン(51,000円)


7. Samsung Galaxy Ace

650万ドン(23,000円)。高くはないのでしょうが、冷蔵庫や洗濯機が買える値段です。


8. IPhone 4

16GBが1,650万ドン(59,000円)だそうです。IPhone4Sも既に輸入され販売されたとのニュースもありました。


9. Sony Ericsson Xperia Arc

1,380万ドン(49,000円)


10. HTC Wildfire S

680万ドン(24,000円)

数日前、日本にいる息子に送ったメールがエラーになったので確認したところ、ソフトバンクのIPhoneに換えたとのこと。ドコモのスマートフォンに換えた、と聞いたのも今年の春先だった筈。思わず、「その携帯料金誰が払ってるんだよ」と聞いてしまいましたが、それ以上は言える立場でもありません。

http://biz.cafef.vn/20111015103853923CA49/top-10-dien-thoai-ban-chay-nhat-tuan-qua.chn

Honda AX-1

2011-08-09 01:43:46 | 買い物
2年前に新車で買った中国製KTM150も恐ろしいほどの粗悪品でしたが、プノンペンで買ってしまったホンダAK-1の中古も毎日エンストに泣かされています。アクセルを戻す度にエンスト。プノンペンの市街を出て信号のない郊外を走るには快適ですが、市街を抜けずに郊外にでることもできないわけだし。渋滞やノロノロ走行時はとてもストレス。

そもそもこの水冷250ccエンジンというのに欠陥があるのでは、と思えるほどのエンスト振りで、クラッチを切らずにギアが入った状態でもエンストするのには驚きました。一度だけですが、タイヤがロックしてしまい慌ててクラッチを切りました。

たぶん20年ほど前に発売されたバイクだと思います。輸入関税を調べてみるとアセアン域内からのバイク輸入で125cc以下なら5%。しかし125ccを超えるとそれよりも高く尚且つ特別税が35%加算され、日本からの輸入となると更に高率の税率のようです。

そんなわけでホンダSL230などの中古は2,800ドルが相場。
購入予算との差を埋める手立ても思い浮かばず、バイク屋のオヤジの「保障する」との言葉に乗せられて走行距離5万7000kmのAX-1を1,300ドルて買ってしまいました。

しかし、バイクを引き取りに行った帰りにガソリンスタンドで給油した途端、バッテリーが上がってしまってエンジンが掛かりません。キックスタータも付いてないので為すすべもなく、店に電話して迎えに来てもらいバッテリーを新品に換えてもらいました。

見せてもらった輸入時の関税支払書類はボロボロだったのでかなり長い間店で眠っていたバイクのようです。前にも外国人に売ったバイクで、その客は殆ど乗ることなく家に置いたままだったとか。普通に走るバイクに乗っていたら乗りたくないと思うのが当然とも思えます。

中国製KTM150に乗ってたお陰と言うべきか、それでも走行時のストレスは遙かに少ないとも感じてます。50km/hを超えただけでの車体の振動もないしギアの入りもスムーズ。エンジンの大きさの違いはあるとしても加速性能は格段の違いです。オイルの漏れはあるものの洩れる量はわずか。

2年足らずでディスクブレーキの故障2回、後輪の軸受けベアリング破損を経験した中国製の新車を思い出すと、20年前の中古でも日本製というのを実感します。やはりここでも1,000ドルを切る中国製バイクが売られていましたが懲り懲り。




タバコ1箱0.5ドル

2011-08-03 01:02:27 | 買い物
ベトナムから持って来た煙草「CARAVEN」も吸い終わってしまいカンボジア煙草をあれこれ買って吸っていました。しかし、どれもこれも不味い、と感じます。外国煙草のライセンス生産でクメール語の印刷と税シールが貼られたものがマイルドセブン始め数々売られています。値段は一箱1.2ドルほど。

ベトナムで吸っていたCARAVEN"A"は0.8ドルだったので「不味くて高い」は我慢なりません。ならば、禁煙すれば良いではないか・・・とも思うわけですが、手元に煙草がないと落ち着かないのでとりあえず買ってしまいます。フンセン首相はじめ「喫煙率の高い国」などと書かれてもいますが、見るところベトナムよりもNO SMOKING の店は多く、店内やホテル室内も殆どが禁煙のようです。



ベトナムに居た頃は喫煙を咎められると「ホーチミン主席を尊敬してるので・・・」と逃げ文句で答えていましたが、ここで「フンセン首相を・・・」と言っても洒落にはならないみたいです。首相の「孫が生まれたら煙草を止める」という記事はかなり前にも読みましたが、今はどうなのでしょう?

かつて最初にベトナムに来た頃「FINE」という外国ブランドの煙草を吸っていたこともあったので、カンボジア生産のこの煙草も買って吸ってみました。一箱2,700リエル、0.67ドルなので値段はOK。しかし不味い。かつての「わかば」や「エコー」を思い出します。3・4日続けましたがとても慣れそうにありません。

ベトナムのメコンデルタ市場を制圧しているタイ製密輸煙草の「Jet」や「HERO」はカンボジア経由である筈と思い市場を探し、遂に見付けました。税シールの貼られていない「HERO」が1カートン5ドル。一箱2,000リエルです。ハイライトも60円の時代からしか知りませんから今のレートで40円というのは激安に感じられます。ベトナムでは14,000ドンほどで売られているようですが。

このHEROは、ベトナムでかつてコウイチ君が吸ってたのを貰って吸ったことが何度かありました。「こんな不味い煙草をよく吸ってるな」などと言いながら。「仕方ないっだよ安いんだから」というのがいつものお返事。

日本人なら通常「ヒーロー」と発音するスペルですが、彼は「ヘロー」と発音します。そう言わないとタバコ屋のオバサンに通じないので仕方ないわけですが。カンボジアの煙草屋ではどう発音するのでしょう。



ラッキーマーケット

2011-07-28 22:13:17 | 買い物
先週、ホテルを出て家=部屋を借りました。10件ほど見て回ったり、新聞広告に電話したりもしましたが、あれこれ迷った挙句最後は不動産屋を尋ねました。「紹介手数料は幾らくらい取られるんだろう」と淋しくなりつつある財布の中を気にしながら。

早い話が、英語を話さない大家が言葉の通じない外国人に不安を抱いているのも分かったので不動産屋に仲介を頼んだ方が話が早かったわけです。しかし最後は家具備品の一切ない安い部屋を借りるか家具付きで少々高めの部屋にするかで迷いましたが、毎度毎度電気製品を買い揃えては引っ越しの際に安く売り払う無駄を続けるのも懲りたことだし、と家具付きの部屋に決めました。

仲介手数料は業者が大家から貰うとのことで借り手の負担はゼロだとのこと。そうと知っていれば最初から不動産屋のドアを開けていたのに。賃貸契約書も不動産屋が用意したものに双方がサインするだけ。

家具付きと言ってもシーツや枕などの寝具や台所の食器や調理用品は買わなければなりません。しかし、何処で買えば良いのかが分からずスーパーを探したり市場を覗いたり。市場で外国人が言葉も通じないのに買い物をすれば間違いなくUSドルに切り上がられてボラれること必至と思いつつ風通しの悪い狭い市場の中を汗ばみながら歩き回っても寝具はピンクやドギツイ色合いの化繊のペラペラした中国製ばかり。

スーパーが何処かにないかと探しました。ベトナムのサイゴンコープやビックCのような現地の人々が大勢買い物をするようなものは見当たらず、仕方なくシアヌーク通りのLUCKY MARKETというやや高級そうなスーパーに入ってみました。1階は食品中心で雑貨も少々、ペット用品のペースは何故かそれなりでした。

輸入加工食品の品揃えは数か月前に過ごしたタイニン省チャンバンを思い出せば驚くほどの別世界。
子供の頃いつも小金井の「鎌田商店」で買い物していて初めて「明治屋」に足を踏み入れた時のことを思い出しました。

2階に上がると寝具のテナントがありました。が、日本でもスパーには置いてないのではと思われる高級輸入品といったところで、プノンペンのVILLAに住むお金持ちや家賃1,000ドル以上の外国人駐在員向けという感じです。

綿の手触りもデザインも申し分ありません。シーツやベッドカバーのセットを手にとって値札を見ると280ドル。今まではベッド本体を含めてもこれだけの金額を払ったことはありません。バスに乗ってサイゴンに戻りコープ・マートに買いに行ったほうが・・・との思いが湧き上がります。

一番安いシーツを探して貰い一枚だけ買うことにしました。それでも71ドル。ベッドが200mm×185mmと不必要にでかいのも敗因の一つ。タオルケットや上掛けははじめから諦めその代りにバスタオル、それに枕も買うことになりました。開店プロモーションで15%引きだそうで、それでも何とか100ドル札一枚で済んだのが慰めでした。一体どこがラッキーなマーケットなのでしょう。

プノンペンのバイク事情

2011-07-22 23:18:13 | 買い物
月極め120ドルで契約したレンタル・バイクもいつも間にか契約期間が終了。ずるずるこのまま契約更新すれば6か月で720ドル。1年で1,200ドルも払うことになってしまいます。探せばもっと安く借りられる店もあるようですが、借りたバイクと引き換えにパスポートを預けなければならないのが不便というか何処となく不安です。

そう思ってこの間あちこちのバイク店を何軒も見て回りました。

カンボジアはバイクが安い―などとベトナムに居た時には思っていました。たぶん誰かがそう言ってたのか、或いはまだベトナムのホンダやヤマハの工場が操業間もない90年代の話だったのかも知れません。

街で一番多く見かけるホンダのSCOOPYとDREAM125の新車は、それぞれ2,100ドルと1,700ドル。ベトナムでは見たことがないのでタイ製の輸入品のようです。ベトナム・ホンダのオートマチックバイクは生産が間に合わないほどだそうで、カンボジアへの輸出余力もないということなのでしょうか。



ヤマハのバイクもベトナムでは750ドルからのラインアップですが、ここでは一番安くてもSPARK-Zの1,190ドル。

カンボジアのバイクが高いというより、ここ10数年でベトナムのバイクが随分と安くなったというべきなのでしょう。12年前にベトナムで買ったスズキVIVA110ccは当時2,000ドルでした。今はSuzuki Revo 110ccが772ドルで買えます。
http://www.suzuki.com.vn/vi-VN/zone/102/mitem.cco

ベトナムと異なるのは日本製デュアルパーパス・バイクがプノンペンでは数多く走っており、また数多く売られていることです。しかし中古なのに値段が高い。一番目につくのがHonda SL230で2,800ドル程度。XL230やTLRなどもかなりの数が並べられていました。

プノンペン市内を走るだけなら500ドル程度のカブスタイルの中古で十分なのですが、交通機関の限られるカンボジアで地方に行くとなると無理があります。ベトナムと違って一応カンボジアでは国際免許が使えることになっているため400cc以下のバイクに乗れるわけだし。

そう思って日本製中古バイクを買うことにしました。



台湾の銀行もカンボジアに

2011-07-17 23:55:30 | 買い物
「Taiwanese bank eyes Kingdom」

http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011071350354/Business/taiwanese-bank-eyes-kingdom.html

現在カンボジアには29の銀行があり、「人口1400万の国でこの数は多すぎる、2600万人のオーストラリアでも4行しかない」とのANZロイヤル銀行 chief executiveの意見もプノンペン・タイムス紙で見ましたが、このところ銀行関係の記事が多いようです。

カンボジア進出を計画しているのは、台湾のThe Mega International Commercial Bank(兆豊国際商業銀行)と Taiwan Co-operative Bank (TCB、合作金庫銀行)の二行。兆豊国際商業銀行の前身の一つである中国国際商業銀行はかつて孫文が設立した中国銀行を継承するもののようです。

孫文と言えば、今年は辛亥革命100周年―先日ベトナムとカンボジアに来た本間君が言ってました、「だからには10月に中国・台湾を旅行する」。明治維新5年後の渋沢栄一による第一銀行設立もそうですが、「近代国家建設と銀行設立」は歴史の中の遠い昔の話と思っていましたが、ある種同様の問題が現在のカンボジアでも展開されているようにも感じられます。

近代国家創世期の日本社会の驚くべき貧困さは、眼前のカンボジア社会の現実としてあります。世界市場に組み込まれる度合を深める毎に貧富の差は拡大し続けていると感じるのは、ベトナム以下の賃金でありながらベトナムよりも物価高の現実があるからですが。

ACLEDA Bank、Canadia Bank、ANZ Royal Bankの三行がカンボジアの大手銀行のようで、しばしば名前が新聞に載ります。
韓国資本の進出が目立つカンボジアですが、銀行も韓国資本は四行あり、ベトナムの銀行はプノンペンで見かけた限りでは三行ありました。

日系銀行はMARUHAN JAPAN Bankだけですが、これも最近プノンペン・ポストに記事がありました。
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011070850268/Business/maruhan-appoints-a-former-ambassador.html

Phnom Penh Commercial Bank(PPCB)は韓国の現代スイスグループとSBI(旧ソフトバンクインベストメント)との共同出資だそうです。
http://www.ppcb.com.kh/

先週、手持ちの日本円を両替するためにMARUHAN JAPAN Bankに立ち寄りました。口座を開いたSacomBankでは日本円からの両替ができません。ベトナムの経験では日系銀行はレートが悪いと思っていただけに、意外でした。店内に客数が少ないのはSakomBank同様でしたが、SakomBankの女子行員のように独特の濃い化粧をしてる行員もおらず、またかつてのベトナムの銀行の窓口のように弁当を食べながら横柄な態度で不愉快な思いをさせられることもありませんでした。