夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

アジを三枚に下ろす

2014年06月29日 | 俺の料理

 今回の男の料理教室は魚を三枚に下ろす勉強だ。

公民館の包丁は切れ味が悪いから、まずは砥石で研ぐことから始まった。

====俺が初めて刃物を研いだのは小学三年の時だった。 当時の子供たちは普段からポケットに折りたたみナイフ(肥後の守)を持っていたのだ。 俺は大人の真似をしてナイフを研いだのはよいが、丸刃にして切れなくしてしまったことを思い出した。====

 

講師の指導でアジを三枚に下ろすのだが、なかなか難しい作業だ。

 

三枚に下ろしたら、刺身にするのだ。

ベテランの生徒は包丁をスーと手前にひいて刺身にするのだが、俺がやると切れないので、包丁を前後にノコギリみたいに動かしてしまうから身が崩れてしまうのだ。

 

アジの刺身に小ネギ、ショウガ、ミョウガを加えて出来上がり。

 

料理はもう一つ作った。ローストビーフである。

 

 料理が出来たので試食をした。

刺身によく合う飲み物はない。

刺身は一切れごとに、飲み物で口を清めてから食べると、

味がよくわかるのだが、例の泡水は出ないのだ。

 


ほうき草 今年も

2014年06月25日 | 俺の女房は- - -

 
ほうき草(コキア)

花オンチの俺は我が家の庭に花が咲いても興味がなかったから、気が付かないでいた。

近所の人が花を観にきたのでやっと気が付くありさまだった。 

庭の手入れは女房の独占事業だから、俺は口出し手出しはしない。 

たまたま俺が雑草と思って引き抜いた草が女房が大事にしていた草花だったから、苦情を言われていた。 

こんなことが度々あったので、ついに「草取り禁止令」が下った。 

これ幸いと俺は草取りをしなくなった。 

庭に来るキジや、草の実を食べにくる小鳥たちは俺に応援しているだろうな。

 

種を蒔かないのに、庭に木が生えてきたり、草花が咲くことがある。

野鳥が種を運んできたのだろう。

しかし、女房が気に入らない場所に生えたものは、引き抜かれてしまうのだ。

 

昨年、我が家に変な草が生えた。 

高さ1メートル、幅80センチもあるものだから、気が付かないはずはない。 

名が分からないからナンジャモンジャと呼んでいたが、ブログにだしたら、「ほうき草」ということが分かった。 

の種がこぼれて今年も芽生えた。 

女房が菊鉢に植え替えたが生長がよい。

 

俺はブログに庭のチューリップなどの花を載せているうちに、少しは花に興味を持つようになった。 

花はきれいだ。

 


卒寿を祝う会

2014年06月21日 | 日記

先日、元・職場でお世話になった先輩の家を訪ねたら、朝顔を鉢に植えているところだった。
90歳になっても元気に植木や草花の世話をしておられるのだ。
それに、田んぼに飛んで来るサギやカモなどの野鳥を双眼鏡で観察し、楽しんでおられるとのこと。

 

俺は当時の仲間7人に呼びかけて卒寿祝いをすることにした。
ささやかだが、アルコール抜きの昼食会を行い、プリザーブドフラワーを贈った。

 

お祝いの花として、プリザーブドフラワーを勧めたのは88歳の女性である。 彼女も元気が良い。
俺はプリザーブドフラワーと聞いたとき、何のことか分からなかった。花屋に尋ねたら、生花を薬品処理していつまでも元の美しさを保つようにしたものであり、造花ではないとのこと。 水をやる必要はないそうだ。

 

祝いの席で「俺もプリザーブドブフラワーが欲しいなあ」と言ったら、俺が90になったら、仲間たちが卒寿祝いにプレゼントしてくれるそうだ。

 

でもなあ、仲間の中で俺が一番年下なのだけど。

このとき、百歳になった人たちから卒寿祝いを受けるのか。

 

ありがたや!!  ありがたや!!

2014-06-14


認知症の人へクラス会の案内は?

2014年06月19日 | 日記

ミロのビーナスがある喫茶店へ行った。

この石像は3年前の地震で、お腹から上が二つに折れて地面に落ちた。落ちた部分を近くに飾って置いたときは、胸像として趣があった。その後、元通りに接合したものである。

クラス会の相談をするために、同級生3人が喫茶店へ集まった。実施の一年前であるが、今から下準備である。

今年の3月に作成したばかりの名簿から、また一人欠けてしまった。115人の学生の内、もう17人が故人である。寝たきりの人もいるだろうなあ。

それに、認知症でほとんど話が通じない人がいることを知った。認知症のいる家では、クラス会の通知が来ると家人が隠してしまうそうだ。認知症の人へクラス会の案内を出したら、出欠不明、意味不明の返信がきて戸惑った話を聞いたことがある。

認知症の同級生にクラス会の通知を出すべきかどうか迷ってしまった。

 

俺は物忘れが多くなってきた。ケータイやメガネを置き忘れ、家の中をウロウロ歩き回っている。ケータイは別の電話で呼び出すと音を立てるので分かるが、メガネは“メガネメガネ”と言いながら歩き回っても、返事がない。俺もいつかは、認知症になるのかなあ?

もしかして、次回の幹事は俺に案内を出すか出さないかと相談するのではないかなあ 

   

 

 


庭の雑草はキジの隠れ場所

2014年06月17日 | 野鳥

我が家の庭の茂みでキジが外の様子をうかがっている。

キジは数年前までは庭で餌をあさっていたのだが、最近はめったに現れなくなった。

 

4・5年前、我が家の隣地が造成され、20戸の住宅が建った。

ブルトーザーが働いているとき、雄キジは土盛りの上で“ケケーン”とけたたましく鳴いてブルトーザーを威嚇していた。 自分の縄張りが荒らされていることに、キジは精一杯抗議していたのだろう。

猫が雛を狙っているとき、雌キジが猫の前を左右に激しく動きながら、飛びかかるような姿勢をしていたのを見たことがある。 雌キジの威嚇に負けて、猫は去っていった。

重機にも猫にも威嚇し、キジは一族を守っているのだなあ。

 

我が家の庭は手入れが行き届かず、草が茂っている。

キジにとっては好都合である。

 

だから、俺は草取りをしないのだ ・・・ ダメおやじ

 


ギックリ腰

2014年06月15日 | ギックリ腰

ゴキッと腰から音がした。

しまった!!  またギックリ腰だ!!

加湿器のフィルターを除菌しようとしてバケツに入れたときだ。

腰をかがめた瞬間、ゴキッときたのだ。

もう何度もギックリ腰に遭っている。

一昨年はゴミを拾おうとしてギックリ腰になった。

腰をかがめてプリンターに紙一枚を差し込んだ瞬間、ギックリが起きて歩けなくなったこともあった。

俺は箸より軽いものを持つだけでもギックリ腰になることがあるのだ。

 

ベットに横になり、湿布で手当てをしてもらった。

起き上がるときは、寝たままで腰椎コルセットを巻かなければならない。

室内を歩く時も二本の杖で腕を支えながら歩くしまつだ。

女房が女子会とやらで昼食会に出かける寸前の出来事であった。

 

俺は女房が留守の間に、もしもの時に備えて、自分で焼きそば作りの実習をする予定であったが、これでは身動きがとれない。

 

女房はいそいで俺の昼食を作ってから出かけて行った。

ありがたや!! ありがたや!!

 


       オムスビ、仙台笹かまぼこ、去年のゴーヤーの佃煮


シャガール展へ 軽でドライブ

2014年06月12日 | 俺の女房は- - -

 


                            宇都宮美術館のモニュメント

宇都宮美術館へシャガール展を観るに、女房と二人で行くことにした。

美術館は電車とバスを乗り継いでも不便なところにあるのでクルマ(軽)で行くことにした。

俺は普段、クルマの運転は近くの病院か公民館へ行く程度なので、遠出をすることはめったにないのだ。

10年この方、宇都宮へ行っていない。 地図を買い、ペットボトルに水を入れて準備をした。 片道50キロばかりなのに、体力がないから一人で運転ができない。 だから女房と交替しながら運転することにした。

国道は大型トラックが多い。 俺のクルマの前を走っているのは、大型トレーラーで鉄骨を積んでいる。 鉄骨が崩れて事故が起きたニュースを思い出す。 後ろは大型トラックだ。

後ろのトラックは俺の軽に超接近してくる。 高齢者マークをガラスに貼り付けているのにマークの効果はない。 古い図案の高齢者マークだから、軽を運転しているのは超高齢者と分かるだろうと思うのだが。 俺は迫ってくるトラックをミラーで見ながら、また、前方のトレーラーの動きに気を使いながら走る。 トラックにつぶされないかと緊張の連続だ。

途中、コンビニでトイレ休憩をした。 二人とも利用したのだから、何も買わずに出ることには気がひける。 水は持ってきたし、アメやガムもある。 特別欲しいものは一つもない。 よく見ると、コーヒーを売っているのに気がついた。 最近、コンビニではコーヒーを売り出すようになったようだ。

Mが100円、Lは150円で、LはMの2倍はある。 Mを二つだと200円だが、Lを二人で飲めば150円で済む。 だから二人で相談して Lを頼んだ。

店員は大きな紙コップを渡すだけだ。 けげんに思っていると店員がコーヒーの入れ方を教えてくれた。 コップを台に乗せ、レバーを押すとコーヒーが注がれるのだ。 コップ一杯になったのでレバーを離したら止まった。 紙コップを覗くと、まだ入りそうなのでレバーをチョン、チョンと指で押すと、コーヒーがチョッ、チョッと出た。 ぎりぎり一杯に注いだ。

小さなテーブルがあるので、コップをそっと持って置いた。 ミルクを入れる隙間がないから、まず、二口三口飲んで隙間を作った。 ミルクを入れようとしたら、女房はブラックがよいと言う。 仕方がないから、女房が先にブラックを半分飲んだあとに、俺はミルクを入れて飲むことにした。

女房は半分飲み終わった。 今度は俺の番である。 女房はテーブルの前にいる俺の方へ紙コップを押し出した。 そのとき悲劇が起きた。 

ガラスのコップなら手で押し出してもテーブルを滑って相手の所へいくだろうが、紙だから滑らずひっくり返ってしまったのだ。

俺はとっさに立ち上がった。 ズボンが濡れたらクリーニング代が大変だからだ。

布巾を借りてテーブルを拭いた。 店員二人が駆けてきて、床を掃除した。 そればかりか飲めなかったろうからと、サービスにもう一杯あげると言って、 L コップを持ってきた。 しかし、厚かましいからことわった。 

のどが渇いた。 俺はクルマに戻ってペットボトルの水道水を飲んだ。

 

    
                 シャガール  青い恋人たち

 

美術館を出た。 道路の案内標識に「岡本」と書いてあったので。 ここを経由すると近道になると思った。 標識にそってクルマを走らせたのだが、なんだか様子が変である。 クルマが少なく、林や田んぼしかない道なのだ。 どうやら迷ったようだ。 信号機があっても住所が書いてない。 道を尋ねるにも人がいない。 だんだん不安になってきた。 しばらく進むと大きな交差点があり、コンビニが建っていた。 俺はコンビニから出て来た人に道路地図を見せて、現在の位置を尋ねた。 なんと俺はとんでもない所へ迷いこんでいたのだ。

女房と運転を交替した。 助手席の座席を倒して横になった。 軽はクッションが悪いので、背中が痛い。 タイヤが道路の継ぎ目を通るたびに、ゴツゴツと背中が突きあげられる。 

クルマの中は寝心地が悪い。 俺は横になりながら、今日のことを振り返る。 コーヒーが飲めなかったのは残念だ。 50円の得をしようとして、75円、損をしたのだ。  近道を通ろうとして遠回りになってしまったことも、気にかかる。

 

やっと、家についた。 ポストに郵便があった。 差出人は日本年金機構、年金減額の知らせだ。 さらに、介護保険料、後期高齢者医療保険料、住民税などが差し引かれているのだ。 

ああ、疲れがどっと出た。

 

 安倍さ~ん!!  

高齢者の 文化的生活権 を守ってくれ~~~~!!

 2014-06-10


梯子なしでゴーヤーの棚作り

2014年06月09日 | 日記

 

グリーンカーテンを作ることにした。

プランターを4個並べてゴーヤーを植えた。

 

棚の一番上の横竿にネットを取り付けるには、梯子に上がらなければならない。

昨年までは梯子に上がって作業したのだが、今年はその勇気がない。

最近、近所の老人が梯子から落ちてけがをした人が二人もいるからだ。

老体には危険な作業なので、どうしたらよいかと、しばし手順を考える。

 

よいアイデアが閃いた。

まずは、地面に竿を並べて縦竿3本の上の方に、あらかじめ横竿を取り付け、それにネットの上部を結ぶ。

中央の竿の下の方に左右の縦竿の下の方を引き寄せて立ち上げるのだ。

これは一人では難しいので女房に手伝ってもらった。

 

竿の本体がうまく立ち上がった。

あとは縦竿を垂直にし、中段と下段に横竿を取り付ければよいのだ。

 

ネットを竿に取り付けて出来上がりだ。

歳をとると、棚を作るのも困難になるなあ。 


もしものときの 焼きそば

2014年06月06日 | 俺の料理

 俺はもしものときに備えて料理の勉強を始めた。

今日は焼きそばだ。

しかし、手順が分からないから、女房から教わりながら作ることにした。

まず、豚肉を口に入るぐらいの大きさに切った。

脂身の多いところは包丁で取り除いた。

そしてフライパンで炒めた。

次にキャベツの固い芯を除き、ザックザックと切り、フライパンに入れて豚肉と一緒に炒めた。 フライパン一杯にキャベツを入れたので、菜箸でかきまぜているとこぼれてしまうのだ。 こぼれるたびに俺は女房に叱られるのではないかとビクッとするが、女房は何も言わない。 たぶん彼女もこぼしてしまうだろうから、当たり前のことだと思っているのだと俺は推理するのだ。

炒めていると驚くことにキャベツが縮んで量が少なくなるのだ。 これを皿に取って、次は袋に入ったそばを炒めるのだが、前に俺が焼きそば作りの手伝いをしたときには、そばをよくほぐさなかったため、5・6本ずつくっついてしまった。 だから、今回は女房に手本を示してもらった。 

炒める前にそばを手でばらばらにほぐすのだ。 

そして、そばがくっついてかたまらないように菜箸でこまめにかき混ぜるのだ。 これはなかなか難しい。 

炒めておいた肉とキャベツをそばに混ぜて、それに粉末ソースを振りかけて、菜箸とフライ返しで混ぜ合わせた。

焼きそばセットの入った袋のレシピには、水を入れるとあるが、女房は入れないのだ。 NHKの“ためしてガッテン”では水を加えない方が美味しくできると放映したそうである。

焼きそばを二人の皿に分けた。青のりを振りかけたが量が多かったので、全体が青くなってしまった。 最後にマヨネーズでトッピングして出来上がり。

今度からは女房が留守の時でも、焼きそばを一人で作れそうだ。

 

皿に分けるとき、俺の方を多く、女房の方は少なめにした。

一生懸命、ダイエットに励んでいる女房に協力するためである。

ダイエットの効果は不明

 


俺の野菜サラダは不格好

2014年06月03日 | 俺の料理

 

俺は、もしものときに備え、料理の勉強をすることにした。

今日は、野菜サラダの作り方だ。

レタスを手でちぎって皿に盛り、次にキュウリとトマトをはやした

まずは断っておくが、俺が少年時代に暮らしていた秋田では、野菜を切るとは決して言わなかった。 心優しい県民性のゆえ、切るなどと物騒な言葉は使わないのだ。

“はやす”と言うのだ。

漢字で書けば “生やす”かな?  それとも “囃す”かな? 

国語の成績は悪い方だから漢字は分からない。 ま、知ってる人が教えてくださるのを待つことにしよう。

さて、レタス、キュウリ、トマトを皿に盛りつけたが、変な格好だ。 いろいろ盛り付けを工夫してみたが納得できない。 

キュウリのはやし方が厚すぎるようだ。

盛り付けは不格好だが、食べれば同じことだ。 これでよいことにするか。