夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

珍しい水鳥

2016年01月29日 | 野鳥

 

那須塩原市の烏が森公園に、珍しい水鳥が飛来したという新聞を見たので出かけた。

カルガモやマガモの中に、見たことがない水鳥が泳いでいる。

頭と腹が白く、背は黒っぽい。

カルガモやマガモよりも一回り大きい。

 

羽毛が濃い緑色に光っている。

新聞によれば、「体つきや泳ぎ方からカモの仲間と判断できるが、図鑑などでは確認できない、家禽のカモがアヒルや(略)何かと交配し、生まれたのではないか」と

(下野新聞 2016-1-20)

(2016-1-26撮影) 

 

 


そば打ち

2016年01月27日 | 俺の料理

今回の男の料理教室はそば打ちだ。

これまでに何度かそば打ちの講習会を受けたが、先生によっては作り方が微妙にちがう。

俺は先生の教えを忠実に守る方だが、生徒の中には先生の指導に従わず、先生より先に勝手に作業をする者もいる。(けしからん!)

公民館では新しい金属製の篩い(ふるい)を用意してあった。

篩いで、そば粉や小麦粉をふるう。

それから粉に水を入れながらこねる。

麺棒で四角に薄くのばす。

このとき、下手だと四角にならなかったり、また、穴があいてしまう。

俺がそば打ちを始めたころは、麺棒でのばしていくと、四角にならず、北海道の形になったり、とうや湖、ましゅう湖などのような穴が出来たりしていた。

今はだいたい四角になるまで上達した。

そばを切る。生徒によっては太く切る人や細く切る人でまちまちだ。

だから、ゆでるときは、湯だった鍋に太く切った人の分を先に、細いのを最後に入れた。

みんなで食べた。打ち立てのそばは最高だ。

麺の太さがまちまち

後片付けで、食器等を洗った。

先生が言った。「篩い(ふるい)は水洗いすると錆びるから洗わないように」と。

ある生徒がたずねた。「新しいのですか?古いのですか?」

「篩いだ」と先生。 

古い何を洗うのですか?」と生徒。

珍問答だ。

生徒はみんな高齢者だ。耳が遠くなっている。


 


だしなしの だし巻きたまご

2016年01月17日 | 俺の料理

俺は女房という師匠のもとで、厚焼き卵の作り方を教わってきた。

ボールに卵を割って入れ、ミリン、砂糖、醤油を適当に加えてかき混ぜる。

ミリンや醤油などは計量スプーンを使わずにビンから適当にそそぐのだ。

俺はこの適当というのが、いまだに理解できない。

それから、四角いフライパンにそそいで焼くのだ。

 

このあいだ、スーパーでだし巻きを買って食べたらおいしかったので、俺はこれを作ることにした。

師匠はネットの動画だ。

まず、調味料を合わせる。

だし汁大さじ3、砂糖大さじ1、塩ふたつまみ、薄口醤油小さじ2分の1。

スプーンで量るところが、女房師匠の「適当」と違うところなのだ。

調味料を合わせた小鉢を大切にわきによせた。

次は卵を3個割る。

俺はネットで見た、片手で卵を割るのを真似してみたくなった。

片手で卵を持ち、ボールのふちにたたく。  それから指で卵のからを開くのだ。

俺は慎重に片手で卵を割ろうとしたら、卵がぐしゃっとつぶれて親指が中に突きささった。

割った卵の白身の中に、こまかいからが散らばっている。

からをさい箸でつまもうとしたが、なかなか出来ない。

スプーンですくおうとしても、小さなからは逃げていく。

俺はスプーンとさい箸で、はさみうちにして、からをつかまえた。

白身と黄身がよく混ざるように、さい箸でかき混ぜた。

これを四角いフライパンに流した。

3回に分けて、卵を巻いていく。

上手に出来たような気がした。


女房がおせっかいに来た

うまく卵を巻いて、上機嫌になっている俺に女房は尋ねた。

「小鉢に入っているのは何ですか?」

あれ! 卵にだしの調味料を入れるのを忘れていた。

どうしよう、だしなしのだし巻き卵なんて、まずいだろうなあ。

俺はだしの入っていないだし巻き卵に穴をたくさんあけた。

そして調味料を流したが、しみこまないのだ。


(穴をたくさんあけた)

それで、フライパンに戻して、この調味料で煮込んでみた。

汁がなくなるまで煮込んだ。

さて、出来たか。  俺は卵を包丁でふたつに切った。

黄身と白身が離れている。  卵がよくとけていないのだ。

食べてみた。

まずい。  だしの味がない。

煮込んだとき、だしが蒸発して中にしみこんでいなかったのだ。

俺はショックを受けた。

いつもは卵と調味料をいっしょにかきまぜたら、すぐフライパンに流す動作をしていた。

今回は最初に調味料を合わせおいてから、卵をとく。

それから、調味料を入れる。

俺は女房師匠から教わったように、最初から卵と調味料を合わせてかき混ぜたら、すぐにフライパンに流す動作を身につけていたのだ。

今回のネットの師匠は調味料を合わせておいてから、卵をとく。

それに調味料を加えるのだ。 順序が違うのだ。

俺は女房師匠から訓練されたように、卵をといてから、すぐフライパンに流すことを身体で覚えていた。

だから、つい、卵をかき混ぜたら調味料を入れないでフライパンに流したのだ。

俺は頭の切り替えが出来なくなり、手順を間違えたのだ。

なんだか悲しくなった。


俺は、「だしなしだし巻き卵」をモサモサと食べた。




 


どんどん焼き

2016年01月14日 | 日記

1月14日の夜、地元の公民館でどんどん焼きが行われる。

まゆだまを飾り、とり小屋を作るのはコミュニティの人たち。

原子力発電所の事故でカヤが放射能で汚染されたため、

3年間中止していたが、昨年復活した。

今年も無病息災を願い行われる。


⇓(昨年の様子です)


映画 杉原千畝スギハラチウネ

2016年01月13日 | 戦争とは何か?

 杉原千畝スギハラチウネ


 映画「杉原千畝スギハラチウネ」を観た。

 ナチスに追われ、ポーランド等欧州から逃げてくる難民。

難民の多くはユダヤ系の人たちだ。

リトアニアの日本領事館へヴィザの発行を求める難民。

領事館前は日本を通過して他国へ亡命しようとする人たちで埋まる。

大日本帝国政府はヴィザの発行を許可しない。

しかし、領事館の杉原は人道的立場から大量のヴィザを発行した。

それによって命を救われた難民の数は6,000人にものぼった。

 

 戦後、新しい日本国となったが、外務省は彼を追放した。

杉原に命を救われたユダヤの人が外務省に彼の所在を尋ねるが、そのような人はいないと返答される。

しかし、イスラエル政府はセンポと呼ばれていた千畝を探し、「諸国民の正義の人」の称号を与えた。

 

 映画では、杉原が諜報活動を行っている場面が出る。

諜報により、ドイツがソビエトに侵攻すること、その結果、敗北することを予測。

また、日本がアメリカと戦争すれば、敗戦するであろうと予測していた。

情報を収集し、多くの人々が犠牲になる戦争を阻止しようとするが、大日本帝国は彼の考えを受け入れようとしなかった。

 

 良い映画を観た。

今、杉原が存命ならば、日本の将来がどのようになるであろうか、尋ねたいものだ。

 


吹奏楽コンサート

2016年01月11日 | 日記


ぶらりとTOBUデパートへ出かけた。

イベント広場に小学生たちが楽器を持って集まっている。

看板を見ると、「大山小学校音楽部吹奏楽ウインターコンサート」である。

 

小学3年から6年生までの約40人が、楽器を持ってかまえた。

視線は指揮者の目に集中。

タクトに合わせて合奏が始まった。

リズムに合わせて身体を揺らしたり、静止したりしながら楽器を奏でる。

昨年秋に、千葉県でおこなわれた東関東吹奏楽コンテストで、みごと金賞に輝いたとのこと。

素晴らしい演奏に拍手。

子供たちの努力、先生の指導力にも拍手。

演奏を聴いて気分爽快。


巻き寿司

2016年01月08日 | 俺の料理

俺は料理の勉強中だ。 今度は巻き寿司に挑戦しよう。

まずは、かっぱ巻きのように細いものを作ろう。

ネットで作り方を検索。 いくつか見てから、俺なりの作り方をイメージする。

そして、スーパーへ行く。

まず、キュウリを一本、かごに入れる。

次に俺にでもできそうな材料を探す。 カニカマを見つけた。

だし焼き卵は細く切れば巻くことができそうだ。

 巻きすに半切りの海苔を置き、すし飯を広げる。

中央にワサビをぬり、細く切ったキュウリを置く。

巻きすで巻いていく。 簡単にできそうだ。

俺は慎重に作業をした。 そして、巻きすを広げて驚いた。

中央部分がふくらんで、すし飯がはみ出しているではないか。

まるで蛇がタマゴを飲み込んだような形だ。

修理をしなければならない。 

そこで、はみ出たところに海苔を張り付けて巻きなおした。

すると、別のところがはみ出すのだ。 蛇がタマゴを二つ飲み込んだようだ。

困った、困った。 しばし、どうすればよいか考える。

俺はこの蛇に、さらに半切りの海苔を巻いて、蛇のタマゴをかくした。


今度はだし巻き卵を巻く。 むらのないように、すし飯を均等に広げた。

そして、巻いた。 今度は丸くできた。

けれど、すし飯が多すぎて巻ききれず、海苔のないところが、白い線のようになっている。

だから、その上にさらに半切りで巻いた。

海苔を二重にしたのだ。 何とか、かっこうがついた。


今度はカニカマを巻く。 

すし飯を少なめにして、これはよくできた。

包丁で六等分に切る。

お皿を二つ用意して、よくできたものと、かっこ悪いものに分けた。

良いほうだけ、ブログ用に写真を撮る。

 

 

今日は我が家にお客様が一人いる。

女性客だ。

大切におもてなしをしよう。

お客様には、よくできたほうを召し上がっていただこう。

調理人の俺は、出来そこねたものを食べればよいのだ。

お客様へお寿司を差し出す。

食べようとしたら、醤油を忘れていたことの気がついた。

お客様は勝手に台所から醤油と皿を持ってきた。

我が家の台所をよく知っているのだ。、

食べ始めた。

お客様は良いものを、俺はぶかっこうな寿司を食べる。

味は同じだろうから。

 

 

参考動画:かっぱ巻きの作り方

 

 

 

 


お昼は喫茶店で

2016年01月05日 | 俺の女房は- - -

足腰を痛めた。

外出を控え、家の中でラジオ体操やストレッチをしてきた。

このままでは体力がおとろえる。

今日は外を歩くことにした。

しかし、一人では不安。 だから、付き添い人を雇った。

俺はゆっくり歩いた。 なるべく背筋を伸ばして歩いた。

付き添い人は後ろから、俺の姿勢を見ながらついてくる。

行き先には喫茶店がある。 疲れたらここで休めばよい。

30分程でお店に到着。

おなかがすいた。 トーストとコーヒーを注文。

もちろん、付き添い人の分もだ。

今日のお昼はこれで済ますことにした。


さて、帰ろうとして、俺が身じたくをしている間に、

付き添い人はさっさと店を出て行ってしまった。


テーブルには請求書が残っている。    

やむをえん。 

付き添い人を俺が雇ったのだから。

 


吉田茂謹書

2016年01月03日 | 日記

古峰神社参拝


天狗と火災除けの神社で知られる鹿沼市の古峰神社を参拝。

鳥居をくぐり神社の標柱を見る。

何気なく側面を見て驚いた。

                         吉 田  茂 謹 書


あの人ではないか。

私が中学生の時の首相だ。

政治に疎い中学生のときのことだ。

バカヤローと暴言を吐き捨て、国会を解散したので、強い印象を受け、初めて首相の名を知ったのだ。

バカヤロー解散と呼ばれていた。

当時の中学校で「バカヤロー」が流行ったなあ。

ワンマンとも呼ばれていた首相だったなあ。

新年の神社参拝に来て、この人の名に触れるとは夢にも思わなかった。


 かしわ手を打つ、例年なら家族の健康を祈るのであるが、今年は付け加えたものがある。

日本が戦争に巻き込まれるようなことをしませぬように。