夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

ロールキャベツ

2016年02月29日 | 俺の料理

公民館の男の料理教室へ行った。

今日はロールキャベツを作るのだ。

玉ねぎをみじん切りにして油で炒めた。

これに、ひき肉や、玉子、パン粉、調味料などを混ぜて、こね合わせて団子を作る。

これをさっと茹でたキャベツの葉で包み、さらに鍋で煮るのだ。

俺の班は4人で8個作った。

できたら各自の皿に分けるのだ。

この盛り合わせの仕事は俺が引き受けた。

俺はできたばかりの料理を4人分のお皿に二つずつ盛り合わせ、各自の席に置いた。

一番出来が良いのは、当然俺の前に置くのだ。

一つだけキャベツの色が黒っぽくて変なのがあったから、隣の席においてやった。

すると隣の人は煮汁をかけると美味しくなるからと言って、皿を集めなおし、鍋の煮汁をかけた。

それから、彼はみんなに皿を分けなおした。

あれ!俺は一番かっこう良いロールキャベツを取っておいたのに、不味そうな色のキャベツが、俺のところに配られている。

俺が食べようとした、かっこよくできたのは、隣がとっているではないか。

ここで文句を言えば、品格が疑われるので、平気な顔を装う。

さらに、変なところを見つけた。キャベツに大きな穴があいて、中の肉団子が、はみ出ているではないか。

今日は運が悪いなあ。

 

参考:https://cookpad-video.jp/videos/409

 

 

 


「おもいで写真館」を見て

2016年02月26日 | 戦争とは何か?

 

 

*那須野が原博物館の特別展「おもいで写真館」を見た。

那須塩原市の明治から昭和30年の頃の写真が掲示されていた。

お祭りで、仮設舞台の漫才を見ている人たちの表情が面白い。

前歯がない老婦人の笑顔、口を開けて漫才を見ている人。

子どもたちの笑顔が輝く。

昭和の初め頃の写真だろうか。 まだ、平和だった時代だ。


                                                                    (那須野が原博物館のポスター)

 

*那須野が原の開拓当時の写真からは、苦労が伝わってくる。

鉄道、自動車のなどで街が発展していく様子や、また、農繁期の託児所の写真などから、当時の生活を読み取った。

*私が最も気を引かれたのは、数人の出征兵士と彼らを見送る人たちの写真だ。

親や妻や子供たちが、出征兵士が無事に帰還できることを願って見送ったことだろう。

あの兵士たちは、親や妻や子どもたちのもとへ無事に帰れたのだろうか。

*「愛国婦人会」と、肩からたすきをかけた婦人たちが、消火用のバケツを前にした記念写真。

バケツリレーで焼夷弾の火を消す訓練を受けているのだろう。

敵の爆撃機から投下される焼夷弾炸裂の炎をバケツの水で消す訓練だ。

現実では何の効果もなかった消火訓練だ。

私は子供のころ、母親が焼夷弾を消す練習しているところを見たことがある。

役人がたわしを玄関先から家の中に投げ入れた。

模擬焼夷弾として、たわしを投げ入れたのだ。

母は、箒でたわしを叩いていた

それから、バケツの水をかけるしぐさをした。

こんなことで、焼夷弾を消せると、役人は婦人たちを訓練していたのだ。(バカバカしい)

*鉄砲や飛行機を作るために、家庭にある金属を供出している写真があった。

家庭で使っていた鍋・釜・茶釜・鉄製の火鉢・ブリキ製のたらいなどを供出する写真。

これらを集めて、「皇軍萬歳」の幟をたてた写真。

お国のためにと、生活用品を供出したのだろう。

*私が国民学校1年生の昭和19年、飛行機を作るために子供たちのアルマイトの弁当まで供出させられた。

先生は集めた弁当を教室の後ろの方で、かなづちで叩いて平たく潰していた。

当時、5年生の姉たちは自分の弁当を、かなづちで叩き潰したという。

「鬼畜米英」と叫びながら - - - - -

特攻機一機作るのに、どれだけの子どもたちの弁当が潰されたのだろうか。

*昭和の写真を見て、戦争中のことをおもいだした。

 

*もう一度、漫才で笑う人々の顔を眺めた。 

平和な写真だ。心がなごむ

                                             (那須野が原博物館のポスター)

 


二人で うな重 (消費税が気になる)

2016年02月21日 | 俺の女房は- - -

この間、女房の留守中に冷蔵庫にあったウナギを二人分食べてしまった。

しかし、美味しかったわけではない。

帰宅した女房は俺が女房の分まで食べたので、機嫌が悪い。

食べ物の恨みは何とやらだ。

早く解決して家庭の平和を取り戻そう。

 

新聞の折り込みチラシに、うな重の安売りが載っていた。

通常3,800円の上うな重が、今月に限り2,000円で提供とのこと。

二人でお店に出かけた。

二人分で4,000円。

これに消費税8パーセントの320円を追加。

これから消費税は10パーセントとなり、400円が加算されると4,400円になるのか。

通常価格だと3,800円が二人分で7,600円。

消費税8パーセントで608円プラス。

10パーセントだと760円プラスして8,360円。

ウナギが不味くなるなあ。

 

お役人さーん!!

消費税上げないでくれーい!!


独りで食べた ひつまぶし

2016年02月16日 | 俺の料理

 

  今朝、女房はひな巡りの当番とのことで、出かけて行った。帰りは遅くなるとのこと。したがって俺は一人で昼飯を食べなければならなくなった。

  冷蔵庫には生協で買ったウナギがある。一袋に2枚入っている。ただ、チンして食べたのでは面白味がない。

  俺はかつて料理屋さんで食べたことのある、ひつまぶしを作ろうと思った。まずは、ネットで作り方を探す。

  しかし、大葉やゴマなどの材料はない。だし作りも手間がかかりそうだ。だから、ただ、ウナギを刻んでご飯に混ぜることにした。要するにウナギの混ぜご飯だ。

  まず、ウナギを袋からだして電子レンジで温めた。二人分の量だ。

  ウナギの切り身1枚を細かに切り、たれをかけ、ご飯に混ぜた。あとの1枚は、大まかに切って飾りとして上にのせた。サンショウを振りかけて出来上がりだ。簡単に出来た。

  ひつまぶしは、そのまま食べたり、のりやわさびなどの薬味で食べたり、だし汁をかけて食べるそうだが、準備不足と面倒なのでこのまま食べることにした。

 いつもなら、二人分のウナギなのだが、今日は女房がいないから、2枚とも一人で食べられるのだ。

 食べ始めた。ウナギはいつもより硬く感じた。女房はいつも湯せんで温めていたが、俺は文明の利器、電子レンジを使ったのだ。湯せんとレンジの違いで柔らかさが違うのではないかと思った。

 ひつまぶしを口へ運ぶ。

  いつもなら俺は料理の評論家の批評をうけたまわりながら、食べるのだが、今日は評論家がいない。

 なんだか味気ない。ただ黙って食べた。量にしていつもの2倍は食べたようだが満足しない。

 食べ終えた。ただ、おなかがいっぱいになったが、なんだか物足りない。

 うるさいのを我慢しながらでも、評論家の意見を聞きながら食べたほうが美味しく感じるのかなあ。

 


小さな つづらの 中身は

2016年02月14日 | 俺の女房は- - -

 

 今日はバレンタインデー

義理でもよいから、チョコを貰えばうれしいのだ

できるなら、普段は食べられない素敵なのが良い

去年、女房から貰ったチョコは高級チョコ

夢のある形をしたチョコが2段重ねに入っていた

 

 今年も貰えるだろうかと、一応は期待する

そしてバレンタインデーの朝が来た

小さな包みを貰った

去年は大きかったのに

しかし、舌切り雀を思い出し、期待を込めて箱を開けた

「なんだ、がっかり」と、声が出そうだったが

女房の手前、「ありがとう」と言っておいた

小さなつづらなのに、中身は素敵と言えないなあ

 

パソコンで画像を加工して遊んだ。食べるより遊んだほうがよい。

 

 


寄木細工のペンダント

2016年02月11日 | 日記

 栃木県では2月になってから、インフルエンザがピークを迎えているという。 近くの小学校でも学級休業(閉鎖)が起きている。

 毎年、インフルエンザの予防接種を受けてきたし、うがい・手洗い・マスクなどで感染しないように気を付けてきた。 それなのに今年はかかってしまったのだ。

 夕方、寒気がした。 それから頭が痛くなった。 翌朝、熱が出た。 軽い風邪のようなので、この程度なら、バッファリンでおさまるだろうと思った。

 しかし、午後になっても熱が下がらない。 そこで、クリニックへ出かけた。 綿棒で鼻の粘膜をとって検査をする。 検査結果が出るまでには、わずか5分程しかかからないとのこと。

 再び診察室へ呼ばれて、お医者さんから10センチほどの棒状のものを見せられた。 そこにはアルファベットでA・B・Cの文字があり、Aのところに赤い線が表れてている。 インフルエンザA型とのこと。 こんな簡単な検査で分かったことに驚いた。

 5日分の薬を処方していただいた。 一つは口から肺に吸い込む粉末剤だ。  これは薬剤師の指導で吸い込んだ。

 熱、咳、痰に悩まされたが、病状は軽く済んだようだ。病気が回復するまで、退屈だが静かに寝ていることにした。

 

 俺はいつ、インフルエンザに、どこで感染したのだろうか。

 俺は先週、女房に付き合って宇都宮のデパートの長野県と新潟県の物産展へ行った。 女房は何を買うでもなく、物産展会場を歩き回っている。 俺は雑踏の中を女房のあとに付いて回った。 この人ごみの中で、インフルエンザに感染したのではないかと思う。

 女房は寄木細工の店へ3度も寄ってはペンダントを見ている。 欲しいとも、買いたいとも言わない。 ただ、見ているだけだ。 そこへ店主が声をかけてきた。

 「材料費は安いけど、手間がかかってますよ」

 

 女房はペンダントを手にとって眺めている。 

俺は、まず、値札を見た。3,000円でおつりがくる値段だ。 

この程度なら、プレゼントできるかな? 

何しろ、俺は女房にパソコンを買ってもらったばかりだから、

何かお返しをしなければならない。

ペンダントだったら、パソコンに比べれば安いものだ。

俺は店主に千円札を3枚渡した。

 けれどなあ!

プレゼントは2,000円余りで済んだけど、

インフルエンザにかかってしまったからなあ。 

高くついたなあ。

 

 


宇都宮駅デパに スウィート神社

2016年02月03日 | 日記

 宇都宮駅デパ・パセオに 縁結び スウィート神社が 祀られておりました。

 宇都宮短期大学付属高等学校の生徒の作品です。

 5,000個以上のマカロンやクッキーを焼いて作ったそうです。

 神社の後ろに絵馬が掛けてありました。

 大学合格祈願や就職の祈願が多くありました。

 スウィートのように甘いものではないようでした。

頑張れ!!  受験生!!


 

 

 

 

 

 

 

2016-02-02

 


俺の 恵方巻

2016年02月01日 | 俺の料理

節分にはちょっと早いが、俺は恵方巻を作ろうと思った。

先日はかっぱ巻きを作ったが、海苔にすし飯を均等に貼らなかったから、蛇が卵を飲み込んだような形になってしまったのだ。

今度は失敗しないように気を付けよう。

俺はスーパーへ行って具材を買い集めた。

まぐろとサーモンのさく、だし巻き玉子、かにかま、きゅうりだ。

いくらと、飛び魚の卵は家にあるものを使うことにした。

具材は7種類になった。

さぞ、美味しく素晴らしい恵方巻ができるだろうと想像する。

そば打ちに使うこね鉢にご飯を広げて、すし飯を作った。

巻きすに海苔を敷き、すし飯を貼りつける。

このとき、厚さが均等になるように気をつけた。

均等にしないと蛇が卵を飲み込んだようになるからだ。

具材を並べる。まず、まぐろを並べ、わさびを塗る。

それから、サーモン、だし巻き玉子、かにかま、きゅうりなどを並べた。

その上にいくらのつぶつぶを置いていく。

飛び魚の卵は、すし飯の上に振りかけた。

さて、巻き始めよう。

俺は緊張しながら、巻きすを巻いていく。

出来た。均等に巻くことができた。ため息がでた。

恵方巻の両端から具材がのぞいている。

俺にだって恵方巻は作れるのだ。俺はうれしくなった。

それから、食べやすいように二つに切った。

切り口から見える七つの具材を見て楽しむ。

いい気分だ。


さて、食べよう。今年の恵方は南南東だ。

幸い、テーブルの俺の席は南南東を向いている。

女房は俺の方を向いて食べようとしたから、俺は南南東と反対ではないかと注意した。

俺は女房の真後ろにいるかっこうになった。

だから、女房から俺の姿は見えない。

互いに何を願いながら食べるかは秘密だ。

二人で南南東を向いて食べ始めた。

 

俺は恵方巻をかじった。

すると、まぐろが抜けて口からぶら下がった。

こんな無様なかっこうは女房から見えないのだ。

二口、三口と食べていくと、今度は恵方巻の下の方から

サーモンがにゅるりと滑り落ちた。

主な具材がなくなった海苔巻きだけが手に残った。

巻きすで巻くときに、力が足りなかったためではないかと思う。

俺は抜けてしまったまぐろとサーモンに、醤油を付けて食べた。

これでは願い事がかなうはずがない。